グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年9月19日

SSアントワン・エドワーズ不要論も

セインツ戦では大事なところでビッグプレーをいくつも許し、大量リードを与えるきっかけを作ったSSアントワン・エドワーズ。地元メディアやファンの間では、「キャンプでいいプレーをしていたマット・ボウエンを何故先発させないのか」と、エドワーズ不要論が勢いを増している。しかしコーチたちは、エドワーズのフィジカル能力の高さに望みを賭けていて、ボウエンを先発起用することは考えていないようだ。

「もっといいプレーをしたいと思ってる。それは間違いない。今よりもっといいプレーができるはずだ。目で見たことを信じて、もっと思い切ったプレーをすることが必要だと思う。勉強もまだまだ足りないし」とエドワーズ。スロウィックDBコーチは彼の経験不足や、ケガで十分なキャンプを過ごせなかったことを理由にするが、彼はルーキーではない。まがりなりにも彼は'99年のドラフト1巡指名なのだ。十分にチャンスを与えられてきたにも関わらず、シャーパーやバトラーを脅かすことさえできなかった。

セインツ戦の最初のドライブ、WRジョー・ホーンへのパスが40ydsのビッグゲインになったのも、ルーキーWRスタルワースへのクイックスクリーンパスがタッチダウンになってしまったのも、エドワーズのプレー次第では防げたことだ。「あれらのタックルは決めなくては。それは全くその通りだ」とシャーマンHCも認めている。「我々のディフェンスでは、セーフティたちはランプレーでたくさんの仕事をしなくてはならない。セインツ戦では、あの62ydsのランを除けば平均4yds以下に抑えていたから、まずまずと言えなくもない。しかしセーフティたちにはもっとフィジカルになってもらいたいね」とシャーマンHC。

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