グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年9月 9日

Packers 37 - 34 Falcons

  1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
Falcons (0-1) 0 21 3 10 0 34
Packers (1-0) 3 10 14 7 3 37

点の取り合いの末、オーバータイムにもつれこんだ試合を、相手のミスや、少し地元よりの判定にも助けられたパッカーズがかろうじて拾った。両者ともランディフェンスに課題が多く、2年目QBヴィックの底知れぬポテンシャルを見せ付けられた試合でもあった。また、パッカーズのWRグレン、WRウォーカー、ファルコンズのRBダン、WRウィリー・ジャクソン、KR/PRロッサムなど、新加入の選手たちがそれぞれ見せ場を作った。

天気は晴れ。キックオフ時の気温は28℃で、ランボーフィールドの開幕戦としては史上最高気温タイ。フィールド上はもっと暑そうだ。立ち上がりこそファルコンズの攻撃をパントに終わらせたパッカーズだが、その後はまるでQBヴィックを止められない。ロングウェルのFG失敗と、RBアーマン・グリーンのファンブルロストにも付け込まれ、前半だけで3TDを許す。パッカーズも前半終了間際にKロングウェルが42ydsのFGを決め、8点差でハーフタイムへ。

第3Qはパッカーズオフェンスがペースを取り戻す。WRテリー・グレンへの42ydsパスを皮切りに、前半で2回ファンブル(ロスト1回)を犯したRBグリーンのランが好調さを取り戻し、RBミーリーのTDランとルーキーWRウォーカーへのTDパス成功で逆転。その間、ファルコンズはレシーバー陣が2度もイージーなTDパスをキャッチミスして3点どまり。

第4Q、 PR/KRロッサムの好パントリターンをきっかけに、RBダンのTDランでファルコンズが再逆転。残り8分7秒から、パッカーズはRBグリーンのランでボールコントロールし、7分近くを費やして、最後は4thダウン1から、FBヘンダーソンがかろうじてゴールラインを超えて逆転。3点差で残り1分01秒、ファルコンズはタイムアウトなし。しかしヴィックからWRウィリー・ジャクソンへの23ydsパスを許してパッカーズ陣34ydsへ。第4Q終了と同時に、Kフィーリーが52ydsのFGをらくらく決めて、オーバータイムへ。

かなりの暑さの中のオーバータイム。両チームとも、特にディフェンスは疲れきっている。コイントスに勝ったパッカーズは最初のドライブ、相手反則に助けられて敵陣に入りながら、惜しくもパントどまり。しかしファルコンズの攻撃を珍しく3&アウトに抑え、自陣40ydsからの攻撃。WRウォーカーへの18ydsパスが決まってファルコンズ陣38ydsへ。そこからはグリーンが2回、ルーキーのダヴェンポートが2回ランでボールを進めて、ファルコンズ陣16yds。Kロングウェルが34ydsをど真ん中に決め、ようやくパッカーズの勝利。

カテゴリ : Game