過去の記事 |
2002年 >
09月 >
Notebook: ファルコンズ戦の見所など
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2002年9月 6日
昨年の11月18日、地元ランボーフィールドで痛い敗戦を喫したのは記憶に新しい。しかもその試合でリロイ・バトラーが肩甲骨を骨折する大ケガを負い、シーズンエンド。結局それが元で引退に追い込まれてしまった。
- 言うまでもなく、ファルコンズはQBファーヴの古巣。1992年2月、ロン・ウルフ元GMが、肩が強くて少し頭のイカレた若手QBをトレードで獲得していなかったら、グリーンベイの歴史はどうなっていたことか。
- 昨年のファルコンズ戦の敗戦は、当時のWR陣の力不足が露呈した試合でもあった。特にWRシュレーダーはこの試合で何度もルートを間違い、INTの原因を作った。この頃からQBファーヴからもシャーマンHCからも次第に愛想を尽かされ、今春のWR陣総入れ替えへとつながっていった。
- 元パッカーズのDEジョン・シエリーがファルコンズのOLBとして先発の予定。3-4ディフェンスを採用したファルコンズで、彼はこの春からLBにコンバート(元々大学時代はLBだった)されている。当初は控えのはずだったが、LB陣にケガ人続出のため、先発に昇格している模様。
- 元パッカーズのKR/PRアレン・ロッサムがFAでファルコンズと契約し、入れ替わりにPR/CBダリエン・ゴードンが解雇されてグリーンベイにやってきた。ロッサムは「グリーンベイに残りたかったのに、提示額が低すぎた」と言い、シャーマンHCの側は、「こちらもファルコンズ側と同額を提示したのに、代理人がそれを本人に伝えなかった」と主張している。もうそんな事はどちらでもいいから、一発リターンTDだけは喰らわないようにカバーチームをしっかりしてほしい。
- 練習に復帰して間もないOTアール・ドットソンが慣れない左タックルをプレー。かなりスムーズな動きだったらしい。彼の今週の動きを見極めた上で、本番で誰がLTクリフトンの控えを務めるかを決めることになっている。
- ファルコンズ戦の先発WRがグレンとドライバーになるのはお伝えした通りだが、シャーマンHCは「ファーガソンとウォーカーもかなりの量のプレーに参加する予定だ」と語っている。
- 水曜日の練習では、1人を除いて全員が練習に参加した。OTケヴィン・バリーだけが、父親の腎臓移植手術のために欠席した。
- 元ライオンズのCBテリー・フェアーはグリーンベイを訪問する予定にしていたが、その前にパンサーズと契約。スターターになる可能性が最も高いチームを選んだ、とのこと。
- プラクティス・スクワッドに元チーフスのOTダーネル・アルフォード、そして先日パッカーズを解雇されたばかりのSトッド・フランツと契約。入れ代わりにCBアーウィン・スウィニーが解雇された。これでとりあえずプラクティス・スクワッドの5人枠全てが埋まったことになる。
- OTアルフォードはボストン・カレッジ出身の25歳。2000年のドラフト6巡でチーフスに指名されて今年が3年目だが、この9月1日にカットされていた。Sトッド・フランツは先日のブラウンズ戦で見事なインターセプトリターンTDを決め、ちょっと下手くそなランボーリープを披露したばかり。