グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年6月16日

RBキジャナ・カーターと契約

パッカーズは元レッドスキンズのRBキジャナ・カーターと契約した。契約年数は1年。金額はべテランの最低年俸である$650,000と見られていて、その場合サラリーキャップには$450,000しかカウントされない(用語集を参照)。パッカーズはサラリーキャップ上の理由から2月にレヴェンズを解雇しているが、その後もレヴェンズとの再契約を最優先にしてきた。しかしさすがにもう待てない、とチーム側は判断したようだ。

「アーマン・グリーンがサイドラインに下がった時もランニングゲームを続けることが僕の役割だと理解している」とRBカーターは語る。「これは僕にとって良いチャンスだ。できればトレーニングキャンプで2番手RBの座を勝ち取って、3rdダウンとか、グリーンに休みが必要な時に出て行けたら、と思っている」

ご存知のとおり、RBカーターは1995年ドラフトでベンガルズから栄光の1位指名を受けた。しかしルーキー年のプレシーズンゲームでヒザの靭帯を断裂したところから彼のケガまみれのキャリアが始まった。翌96年・97年にはほぼ全試合に出場するが2年間でラッシング計728yds(平均3.5yds)。98年は手首を骨折、99年は再びヒザをケガして、2年間で4試合にしか出場できず。2000年は全くプレーしなかった。

2001年、彼をレッドスキンズに招いたのが、現在はパッカーズのフロントにいるジョン・シュナイダー。S・デイヴィスの控え、そして3rdダウンバックとして14試合に出場したRBカーターは、ラッシング308yds(平均4.9yds)とまずまずの働きを見せた。平均4ydsを超えたのも、キャリアで初めてのことだ。

キジャナ・カーターとの契約によって、レヴェンズとの再契約の可能性はほぼ消え、2番手RBの座をブルッキンズ、そして3年目のロンデル・ミーリーと3人で争うことになる。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player