グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年6月13日

アンディ・エビーは将来のセンター?

カンザス州立大からドラフト外でパッカーズに入ったアンディ・エビー。大学時代は2年間ガードをやったあと、その後タックルへ、そして4年生の途中からセンターに転向したばかり。本人の希望に反してドラフト指名されなかったのは、体重275ポンドとタックルとしてはサイズが小さすぎ、センターとしては経験が少なすぎたため。しかしこれまでのミニキャンプでは、その欠点を忘れさせるような動きの良さで、チームからも高く評価されている。

フルコンタクト練習のないミニキャンプでは、ラインマンの見せ場は1on1のパスブロッキングドリル。「エビーは手の使い方が素晴らしいし、非常に良いフットワークをしている」とOLアシスタントコーチのパット・ルーエル。「彼がサイズが足りない、と言う人が多いけど、すでに300ポンドぐらいあるんだ。彼は上の方でドラフトされると評価していたから、どこからも指名されないなんて驚いた」

彼は大学時代、全てのOLのポジションをこなしてきたが、今はセンターに専念している。「センターが好きだ。自分でも一番向いていると思う」とエビー。しかし現在パッカーズには、先発のフラナガンに加え、控えには大ベテランのウィンタースがいて、3人目のセンターが最終ロースターに残る可能性はまずない。今年はなんとかプラクティス・スクワッドに残って、(おそらく)来年ウィンタースが引退したら2番手センターになる、というのがチームにとっても理想的なシナリオ。そうするためにも、彼には現在ロングスナッパーとしての練習も始めさせている。

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