グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年6月 6日

RBグリーンは今後も左手でキャリー

左利きのRBアーマン・グリーンは、必ず左手でボールを持つことがライバルチームにも知れ渡ってきた。今回のミニキャンプでは右手で持つ練習もしてみたグリーンだが、結局いままでのやり方を大きく変えずに行くことになったようだ。 「やり方を変えることによって、余計にファンブルしやすくなってしまうと思うんだ。彼はキャリアを通じて左手でボールを抱えてきた。それを変えるつもりはない」とクルームRBコーチ。「一番大事なのは、ボールを持っている方の前腕を武器に使わないことだ。そういう時に問題が起きる」

チームメイトもグリーンを支持する。「左手で持つのが一番しっくりするなら、そうすべきなんだ」とダレン・シャーパー。控えRBのロンデル・ミーリーも「変えちゃダメだよ。今のやり方で快適なら、問題はない」と語る。彼によると、グリーンはボールを持ったままで側転やバック転もできるらしい。

シアトル時代にはホルムグレンHCによって「ファンブラー」というレッテルを貼られていたグリーンだが、昨年は304キャリーでファンブル6回(ロスト5回)というのは決して多すぎる数字ではない。「僕自身、ファンブラーだなんて思ったことはない。いつだって起こりうることなんだ。雨のせいってこともあるし、手が滑ることもあるしね。心配なんてしてないよ。ファンブルしたとしても、それを乗り越えていかなきゃ」

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