グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年5月20日

選手たちがヨガのレッスンを受講

週に一度、自主参加のヨガのレッスンに参加しているパッカーズの選手たち。OGリヴェラ、Cフラナガンら300ポンド級から、Sシャーパー、WRテリー・グレンらアスリートタイプまで、多くの選手が参加している。グリーンベイのYMCAから招いた女性講師の指示に従って、(多少は抵抗があるようだが)「何々のポーズ」といったユーモラスな動きに取り組んでいる。

講師のキーナ・ヒルズバーグは、「なによりも呼吸法が大事」と強調する。「彼らは時々、呼吸せずに体を動かそうとしますから、そのたびに注意するんです。体を動かす時に呼吸することで、より筋肉を伸ばすことができ、バランスもよくなります。全てがよくなるのです」

シャーパーは、「このレッスンを受けることで、少しでもいいプレーヤーになる助けになればと思ってる。筋肉が柔らかくなればなるほど、反応は速くなる。それに筋肉をストレッチすることで、ケガを減らすことができるし」と語っている。

今年からこのレッスンが開講されることになったきっかけは、 昨年OGマルコ・リヴェラがYMCAのヨガ教室に通い、成果があったこと。だから今年はチーム全体のプログラムに組み入れるよう、リヴェラがコーチに進言したのだ。「体幹部の強さを増すのに役に立ったのは間違いないよ。僕らみたいなビッグ・ガイたちのケガは、腹筋の弱さから来る腰痛が多いんだ。その点ではヨガは絶対役に立つ」

大男たちが懸命にヨガに取り組む姿は、多少奇妙な感じがしないでもないが、全ては ライバルに少しでも差をつけるため。名WRのリン・スワンはすでに20年前にバレエを取り入れている。テリー・グレンも「僕はこんなのは初めてだけど、効果があるって聞いたことはあった。僕はこれまでストレッチングにはそれほど熱心じゃなかったけど、厳しいシーズンに向けて、選手はできる限りの準備をしておかなければ。少しでも役に立つことなら、何だって取り入れるよ」と語っている。

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