グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年5月 5日

「将来のサラリーキャップを犠牲にはしていない」

テリー・グレンをトレードで獲得し、高嶺の花と思われた大物DEジョー・ジョンソンとの契約にも成功。そうなると心配になるのが将来のサラリーキャップ。今年は良くても、2年後・3年後にキャップが破綻してチーム崩壊してしまうようなリスクを犯しているのではないか?  「確かに今年は『勝負に出てる』と言えるかもしれないけれど、やり過ぎてはいない」 と語るのは交渉担当/サラリーキャップ担当のアンドリュー・ブラント。

問題児のWRテリー・グレンを獲得し、DEジョー・ジョンソンに大枚をはたき、ドラフト2巡指名権を犠牲にしてWRジャヴォン・ウォーカーを指名したが、大きな投資はそこまで。テリー・グレンの契約ボーナスはわずか$1ミリオンだったし、LBトロッター獲得競争からは早めに退いた。

キャップ地獄を防ぐ方法の一つは、有望な若手がフリーエージェントになる前に長期契約を結ぶこと。昨夏にはRBアーマン・グリーンと5年契約、昨秋にはCBマッケンジーとも契約延長を済ませている。両選手とも、シーズン終了後まで待っていたら、大活躍したためにサラリーが大幅に高騰してしまうところだった。同じように、来春FAになる予定のDEヴォニー・ホリデイとの契約延長交渉もすでに始まっている。

カテゴリ : Contract/Personnel