グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年3月16日

ドームの人工的騒音が緩和?

ヴァイキングスのメトロドームをはじめとして、ドームに遠征するチームを悩ませてきたのが、人工的な騒音だ。アウェーチームが攻撃のとき、ムチャクチャな音量で音楽を鳴らしたり、クラウドノイズを人工的に増幅することによって、サイドラインと選手、また選手同士のコミュニケーションの邪魔をする。現在のルールでは、その騒音は、ハドルが解けるまでなら許されているのだ。

ヴァイキングスの元HCデニス・グリーンは、「それはホームフィールドアドヴァンテージの一部だ」として、ルール改正に抵抗してきた。また彼はNFLの競技委員会の議長のひとりでもあったから発言力は大きかった。しかしついにグリーンは去り、現在の議長はテネシーのジェフ・フィッシャーHCとタンパベイのGMリッチ・マッケイGM。

「もし観客が自然に盛り上がって、相手オフェンスの邪魔になる、というならそれはいい。しかし、騒音を人工的に増幅して相手のコミュニケーションを妨げるのなら、それは禁止にしたいのだ」とマッケイGM。「相手チームがハドルに入ったら、人工的騒音は禁止」というルール改正について、来週の会議で話し合われることになっている。

カテゴリ : NFL