グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年3月13日

KRアレン・ロッサムはファルコンズと契約

パッカーズのリターナーを2年間務めてきたアレン・ロッサムがファルコンズと契約してしまった。内容は契約ボーナス$1ミリオン含む$3ミリオンの3年契約。このところロッサムに対してはパッカーズ側も積極的な交渉をしていたのだが、WRブラッドフォード流出に続いて、惜しい競り負けとなった。昨季はケガがちで欠場の方が多かったロッサムだが、スピードとクィックネスはチーム内随一で、リターナー以外にもカバーチームで重要な役割を担っていただけに、この損失は痛い。

代理人によると、なんといっても決定的だったのは、ファルコンズが「3番手CBの可能性もアリ」と認めてくれたこと。パッカーズも彼のCBとしての能力は高く評価していたのだが、いかんせんサイズがない(172cm)。ダイム隊形でも、先発4人に加えてSエドワーズとCBマクブライドの6人が基本で、ケガ人が出ない限り、ロッサムの出番がないシステムだった。

現在、チーム内にリターナーの有力な後継候補は見当たらない。おそらくドラフトかフリーエージェントでの獲得を目指すことになる。候補となりそうなリターン・スペシャリストは、33歳のブライアン・ミッチェル(PHI)、ロッサムの加入で放出されそうな31歳のダリエン・ゴードン(ATL)、34歳のエリック・メトカーフ(WAS)、31歳のグリン・ミルバーン(SD)。また、INDのテレンス・ウィルキンズは制限つきFAとなっている。

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