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Packers 28 - 21 Jaguars
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2001年12月 4日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Packers (8-3) |
0 |
7 |
14 |
7 |
28 |
Jaguars (3-8) |
3 |
10 |
8 |
0 |
21 |
前半はパッカーズの、特にランオフェンスが完全に封じ込まれ、1Qにはなんと1stダウンなし。2Qもジャガーズペース。ディフェンスもまずまず頑張ってはいるが、いかんせんフィールドポジションが悪く、ズルズルと失点が重なる。前半終了間際にようやくアーマン・グリーンがタッチダウンを挙げて6点差に。
パッカーズは後半初めにフリーマンへのロングパスで敵陣ゴール前まで攻め込むが、TDを奪えないばかりかFGまでブロックされ無得点。再び敵陣深くに攻め込んだ時は、ファーヴがサックされファンブルリカバータッチダウンを喫してしまう。2ポイントまで決まってここで14点差。しかしその直後、シュレーダーへの43ydsのタッチダウンパスが決まり、わずか3プレーで7点差に。ここで完全にモメンタムがパッカーズに移った。直後のキックオフリターンで相手リターナーがファンブルし、LBマーシャルがリカバー。今度もわずか3プレーでフランクスへタッチダウンパス。14点差にされてから3分もたたないうちになんと同点。
4Qに入ってからはジャガーズが優勢。2度もレッドゾーンへ攻め込むが、CBウィリアムズのインターセプトと40ydsのFG失敗でかろうじてしのぐ。両者パントが続いた後、残り2分3秒からパッカーズのオフェンス。グリーンへのスクリーンパスが42ydsのロングゲインとなって一気に敵陣4ヤードへ。最後はファーヴが自らエンドゾーンヘ走り込んでついに勝ち越し。残り1分30秒からのジャガーズ最後の攻撃は、ホリデイとレイノルズがそれぞれサックを挙げ、4thダウン失敗で試合終了。
ケガ人の多いジャガーズディフェンスはアーマン・グリーンのランを封じ込めることに全力を挙げ、それには完全に成功した。しかしそれだけではパッカーズオフェンスを止めるには不十分だった。
- QBファーヴは24/42と成功率は低いものの362ydsと投げまくって3TD + 自らのTDラン。執拗にブリッツを繰り返すジャガーズのプレッシャーに苦しみながらも、インターセプトがなかったのは大きかった。後半には長いパスをガンガン決めた。
- 先発WRがどちらも100ydsを超えるパスキャッチを記録。フリーマンは3回104yds。シュレーダーは6回106yds。後半のロングボムで数字を伸ばした。
- アーマン・グリーンのランはわずか17回31ydsと完全に抑えこまれた。ただし5回74ydsとパスプレーで貢献。とくに4Qの最後、スクリーンパスで42ydsもゲインしたのは値千金だった。
- ランが出ないせいか、3rdダウンの成功率は3/13の23%。
- ブルネル率いるジャガーズオフェンスは、先週のBAL戦でも成功したノーハドルを1Qから多用。ランはほとんどあてにせず、前半からパス主体で攻め続けた。
- パッカーズディフェンスは、ケガで足を引きずるQBブルネルに311ydsを許すが、肝心なところで踏ん張って後半は実質的には無失点。3rdダウンショートで止めたり、エンドゾーンでのインターセプト、5サックなど。
- パッカーズのタイムオブポゼッションは前半終了時にはわずか12分弱だったが、試合終了時には29分7秒にまで挽回。
- ドラフト1巡のDEレイノルズと2巡のWRファーガソンが今季はじめて出場。ケガから復帰のTEタイロン・デイヴィスも出場。デイヴィスはスペシャルチームのブロッカーだけか?
- その代わりにロースターを外れたのはDTウォーカー(DT)、DEライオン。またLBウィリアムズは鼠蹊部のケガもあってロースターを外されたもよう。新加入のLBマット・ボウエンも今週はまだ出場せず。
- WR陣は、フリーマン、シュレーダー、ブラッドフォードに続き、ケガから復帰のドナルド・ドライバーと、リターナー兼任のファーガソン。5人のWRがロースター登録されたのは今季初めて。
- パントリターンはファーガソンとフリーマン、キックオフリターンはファーガソンとレヴェンズが担当。レヴェンズの26ydsリターンが一番良かった。大きなゲインはなかったが、ミスもなかった。なお、ファーガソンはWRとしてのパスキャッチはなし。
- DEジョン・シエリーがヒザの靭帯を痛めたらしく、途中退場。
- シエリーの代わりに入ったジャマール・レイノルズが、ジャガーズの最後の攻撃をサック&ファンブルフォースで終わらせるという殊勲。
- Sクリス・エイキンズが相手のパントキャッチをインターフェアするという反則を2度も犯し、どちらも15yds。これはいよいよクビが危ない。
- 両チームともペナルティが非常に多く、パッカーズが9回81yds。ジャガーズはなんと13回111yds。