グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年9月 3日

DTラッセル・メリーランドの運命は

いよいよ13人がカットされる運命の日。何度もお伝えしているように、WRとRB/FBをあわせて11人にするため、RBの誰がカットされるかが最も注目が集まる。シャーマンHCたちは、カットする前にデモンド・パーカーかハーバート・グッドマンをトレードに出すことはできないものかと、最後の努力を続けている。

それ以外にこのところカット対象として、DTラッセル・メリーランドの名前が挙がっている。腰痛のために満足なキャンプが過ごせず、最近復帰して試合にも出場しているが、プレー内容ではどうやらギルバート・ブラウンの方が上らしい。そこで問題になるのが、(健康問題の他には)彼の高サラリー。ベースサラリーの$1.4ミリオンはギルバート・ブラウンの約3倍である。チーム側としては「サラリーカットを受け入れてくれなければ、トレードまたは解雇する他ない」と代理人に通告しているらしい。それを受けてメリーランドの代理人はすでにNYジェッツなどに打診をしている。

もちろん交渉事なので、戦術上のブラフということもあり全てを真に受けることはできないが、32歳という年齢、プレー内容の低下、ケガのリスクなどを考えれば、解雇も十分考えられる。ただしギルバート・ブラウンに全てを託すのはリスクが大きすぎるため、ノーズタックルを務められる代わりの選手を獲得しなければならないはず。有力候補としては、元シーホークスのコーテツ・ケネディや、ブロンコスを解雇されたばかりのマー・タヌヴァーサ(30歳)の名前が挙がっているが、ケネディはすでにヴァイキングスかセインツに絞っているようだし、タヌヴァーサも競争相手が多そうだ。

カテゴリ : Contract/Personnel