グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年8月24日

ディフェンスの4人が練習に復帰

先週から予告されていた通りディフェンスの4人、DTラッセル・メリーランド、DTギルバート・ブラウン、LBナイル・ディッグス、CBバウ・ジューが練習に復帰した。ジュー以外の3人はスターター級だけにこれは非常に明るいニュース。

この中でやや心配なのがラッセル・メリーランド。腰痛が完全に良くなったわけではなく、「開幕に間に合わせるにはそろそろ動き出さなくては」という意味合いが強い。もしメリーランドがフルコンタクト練習に耐えられないようなら、彼を解雇して別の選手を獲得しなければならないことは確実で、彼としても多少の痛みはこらえながらシーズンを戦っていくほかなさそうだ。今日の練習は「コンタクト練習をしてみて、体がどうか」というテストも兼ねていたようだが、「感触はすごくいいし、走る方もいい。ちょっと勘が鈍ってるけど」ということで結果はまずまず。

ノーズタックルのポジションは、メリーランドとギルバート・ブラウンがプレイタイムを分け合っていくことになるが、どちらも(G・ブラウンはヒザ)爆弾を抱えており、これからも体調を見極めながら練習量をコントロールしていくことになりそうだ。「今年のキャンプではスターター全員がそろうことは今までなかった。昨年終盤の我々には良いケミストリーがあった。これからそれをもう一度取り戻さないと」とメリーランド。

鼠蹊部(脚の付け根)を痛めて2週間ほど練習を休んでいたナイル・ディッグスも復帰したが、彼も完全に痛みが完全になくなったわけではない。鼠蹊部のケガというのは、プレーできないほどひどくはならないが、なかなか良くはならないのだそうだ。ダイム隊形(4DL・1LB・6CB)の時は、LBに本来はネイト・ウェインが入るはずだが、ウェインはヒザを痛めている。ディッグスも長く休んでいたため、最もパス守備の苦手なベルナルド・ハリスがダイム・パッケージに参加せざるを得なかった。「ハリスも出来ることは出来るが、通常はディッグスかウェインを使うことになる」とドナテルDC。

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