グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年6月27日

ロースター展望 OG編

補強

FAでLGロス・ヴァーバを失ったことに伴い、ドラフト4巡でビル・フェラリオを指名。彼がどの程度使えるかで、今年の補強が成功だったかが決まる。ブラウンズに行ったヴァーバに関しては、昨年秋から再契約をしない方針でほぼ決定していた模様。彼はかつてのドラフト1巡指名だが、「自分のことしか頭にないヤツ」と酷評する地元記者もいる

RG マルコ・リヴェラ

96年のドラフト6巡。98年からスターター。昨年、ケガや不振でバタバタした他のOLと比べ、最も安定していた選手。クイックネスに欠ける部分をタフなハードワークとミスの少なさで補う。今年もスターターの座は安泰だが、プロボウル級の選手では決してない。

LG マイク・ウォール

昨年のはじめはLTのスターターだったが期待を大きく裏切り、第6戦まで2勝4敗のA級戦犯と言ってもいい。昨季途中でクリフトンに先発の座を譲ったばかりの彼に、早くも捲土重来のチャンスが与えられた。ヴァーバがFAで去ったため、今のところウォールがLGの1番手。ルーキーのフェラリオとスターターの座を争うことになった。下半身のパワーをつけるのが課題。あとは昨季失った自信を取り戻せるか。W・サップをはじめとする錚々たるDTを相手にやっていけるのか。今年のオフェンシブラインのパフォーマンスは、ウォールのデキと、アール・ドットソンの健康状態がカギを握ることになる。トレーニングキャンプでのプレー次第では、RTのタウシャーをコンバートさせるという案も再浮上しそう。

LG ビル・フェラリオ

50試合連続先発。極めてタフなウィスコンシン大出身ルーキー。OGとしては上から4番目の指名だった。スカウトによって大きく評価が分かれ、「ドラフト7巡クラス」と評価するチームもあるが、ロン・ウルフは「3巡で消えるかと思った。4巡で指名できて幸運だった」と語る。フィジカル面の弱さをテクニックで補う。彼が1年目から使い物になるようならデプス面では非常に大きい。

Ed Kehl、Richard Mercier、Marques McFadden、Glenn Rountree

OTの項で書いたバリー・ストークスがガードもこなせることもあって、このあたりの選手はひとりもロースターに残れない可能性が高い。

カテゴリ : Player