グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年6月 9日

OLのスターター争い

今年のパッカーズのオフェンシブラインの中で、スターターの座が安泰といえるのは2年目LTのチャド・クリフトンとRGのマルコ・リヴェラ。それ以外の右タックル、センター、左ガードの3つはスターター争いの形になっている。

右タックル

腰(椎間板ヘルニア)を痛めて、昨季のほとんどを休んだアール・ドットソン。手術後のリハビリが理想的に進んだ上に、大幅サラリーカットも受け入れたのでチームにとっても理想的。ケガを再発させないために練習は控えめだが、健康でさえあればスターターは確定的。もう一人は昨季ドラフト7巡ルーキーながらドットソンの穴を埋めて14戦先発したマーク・タウシャー。ドットソンが健康であればタウシャーをLGにコンバートするという話もあったが、今のところLTに固定して、ドットソンとのスターター争いに専念させるというのが首脳陣の考え。

センター

長年スターターを務めてきたのはフランク・ウィンタースだが、今年からマイク・フラナガンが先発に昇格している。やや屈辱的なサラリーカットを受け入れたウィンタースもすんなり譲るつもりはなく、「俺を倒してから行け」という意気込み。

左ガード

FAでロス・ヴァーバが抜けたため、このポジションが最大の問題。昨季中盤に、LTの先発としては失格の烙印を押されたマイク・ウォールが今のところ一番手。ドラフト4巡のビル・フェラリオがウォールに挑戦する。この2人で不十分だった場合にのみ、RTのタウシャーをコンバートさせる必要が生じる。できればそれは避けたいところ。

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