グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年4月28日

ドラフト指名選手紹介 2: WRロバート・ファーガソン

WR ロバート・ファーガソン Robert Ferguson
ドラフト2巡(41位) 背番号89 185cm 93kg Texas A&M 1979年12月17日生

経歴 : 高校ではWR/DBでオールアメリカン。1998年にTexas A&M に入学するはずだったが学業成績が基準に達せず、98年と99年はジュニアカレッジでプレイ。2000年にようやくTexas A&Mへの編入を果たす。58キャッチ・885ヤード・7TDを記録し、チームのオフェンスMVP。ビッグ12のオフェンシブ・ニューカマー・オブ・ザ・イヤー。来年まで待てば1巡中位以上での指名が確実視されていたが、4年になるのを待たずにエントリー。

セールスポイント : がっちりとした体とスピードを兼ね備える素晴らしいアスリート。ビッグプレイ能力も十分。今年のWRのなかではベンチプレス最強。上体のパワーと鋭い動きを武器にスクリメージでCBのマークを外すことができる。爆発的な加速でランアフターキャッチを稼ぐ。経験が少ない分、まだまだ伸びる見込みが大きい。練習態度、優れた"work ethic"も評価されての指名。

弱点? : 一部校での経験が1シーズンしかなく、未熟な点が多い。ルート取りがまだまだ下手である。難しいパスをキャッチする一方で簡単なパスを落とすなど、ときおり集中力に欠けるという指摘もある。プロの複雑なシステムをマスターするのに手間取るかもしれない。

パッカーズにとって : 全国的な知名度は高かったChris Chambers(ウィスコンシン大)を見送って、ファーガソンを指名したのはスケールの大きさを買ったものと思われる。典型的なディープスレットWRを指名しなかったのはC・ブラッドフォードのケガからの復活に期待してのことかもしれない。大きくフィジカルな点を生かしてスクリメージでカバーマンを振り切る能力は、シュレーダーが最も苦労している点である。シュレーダーとの2番手争いに勝って、遅くともシーズン途中にはスターターになることが期待されている。

抱負 : 「他の上位指名WRたちはすでに能力のピークに達しているけど、自分はまだまだピークに達していないと思う。まだぜんぜん才能を磨いていないんだ」 「アントニオ(フリーマン)は最高のWRの1人だし、ブレット(ファーヴ)はリーグ最高のQBだろう。勉強するには非常によい状況だし、できる限り早く、できる限り多くチームの力になりたいと思っている」

カテゴリ : Draft, Player