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FA Notebook: 控えQB探し
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年3月13日
- このところパッカーズの1つの焦点となっているのが控えQB探し。昨年成長を見せたロジャースを先発昇格させることに首脳陣は自信を示してはいるものの、過去2年間はケガばかりしていて、シーズンフル出場となると不安は大きい。下記のQBグレイに興味を示しているのも、(ブルネルのような)引退間近な選手よりも、脂の乗った年代の即戦力QBを2番手に望んでいるからかもしれない。
- 月曜から火曜にかけて、QBクイン・グレイ(JAC)がパッカーズを訪問した。グレイは2002年のドラフト外入団からNFLヨーロッパ派遣を経て、ジャガーズの3番手QBに定着。昨年はレフトウィッチ放出と先発ギャラードの負傷欠場のため4試合に先発し、成功率こそ55.6%と低いものの10TD、5INTでレーティング85.6と悪くない数字を残している。肩が強くモビリティもある黒人QBだが、正確性にやや難があり、柔らかいタッチに欠ける、といった評判。
- ファーヴ引退により、昨季3番手を務めたQBクレイグ・ノールと再契約する可能性も出てきている。ビルズ、テキサンズを経て2年ぶりにパッカーズに戻った彼は今春再びFAとなっているが、これまでのところ動きはないようだ。
- パッカーズが少し興味を示していたQBトレント・グリーンは、7年ぶりのラムズ復帰が決まった。
- 報じられていたとおり、WR/KRタブ・ペリー(CIN)がパッカーズを訪問した。先週グリーンベイ訪問を済ませたLBブランドン・チラー(STL)とDEコーリー・スミス(DET)は、まだどことも契約していない。
- 80年代末から90年代にかけてNFL屈指のハードヒッターとしてパッカーズ等で活躍した元Sチャック・セシルは、現在タイタンズでDBコーチを務めている。昨年9月に飲酒運転で逮捕された彼はこのたび無謀運転の罪を認め、24時間の収監と6ヶ月の保護観察、500ドルの罰金などの刑を言い渡された。判決を受けてNFLスポークスマンは、コミッショナーからの処分もありうる、と話している。
- ウィスコンシン州議会は、ブレット・ファーヴの功績およびフィールド外での慈善活動を讃える決議を全会一致で可決した。
- ジーンズのWrangler社のスポークスマンは、ファーヴとの関係はこれまでどおり続けると表明している。(CM映像)
- ファーヴ引退記念の出版物が飛ぶように売れて入手困難な状態が続いているが、その中心となっているのがスポーツイラストレイテッド誌。月曜に引退記念特別号を発売しただけでなく、今週の通常号でも引退会見の写真が表紙となった。スポーツマン・オブ・ザ・イヤーに選ばれた12月10日号、プレーオフ勝利を報じた1月21日号に加え、わずか3ヶ月の間に3回も表紙を飾ったことになる(通算9回目)。さらに今月27日には Brett Favre: The Tribute と題したハードカバーも同社から発売の予定で、 予約注文の段階ながら Barnes & Noble 社のベストセラーリストのなんと首位に立っている。