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Notebook: 初めてのロングTDラン
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年10月28日
- ゾーン・ブロッキングのお手本としてブロンコスやファルコンズの映像ばかり見せられてきたパッカーズのオフェンス陣だが、ようやく自前のハイライト・フィルムができた。ドルフィンズ戦でのRBアーマン・グリーンの70yds独走タッチダウンはそれほど完璧な出来映えだったのだ。「これまでに見たどれにも負けないほど見事なブロックだった。全員がやるべきことをしっかりとやり、我々コーチが何度も繰り返し彼らに見せたお手本のとおりのプレーだった。私が教育用テープを制作するとしたら、あれを真っ先に収録するだろう」とジャゴジンスキーOC。
- 今季はここまで好天に恵まれてきたパッカーズのキッカーとパンターだが、気温が下がり風も強くなるこれからが正念場となる。悪天候でのPジョン・ライアンのパントについてマイク・ストックSTコーチは、「それが彼の仕事さ。天気は変えようがないからね。彼がここにいられるのは、キック力に優れ、(カナダの)寒さと風の中で蹴ってきたことが評価されたからだ。おそらくここグリーンベイよりひどい気候の中でね」
- Pジョン・ライアンの飛距離は46.7ydsでNFL4位の好成績だが、相手のリターンydsを差し引いたネットでは34.9ydsとなりNFL29位となってしまう。カバーチームのミスもあったとはいえ、時おりラインドライブの失敗パントを蹴ってしまうライアンの責任が大きい。滞空時間が短くなればカバーチームが間に合わず、相手にとってはビッグリターンのチャンスとなるからだ。「十分なハングタイムのない短いパントが何度かあり、これはよくない。ガンナーたちが走っていくためには、彼がハングタイムを稼いでくれなければ。ガンナーがダブルチームで止められたりすれば、リターナーに到達するのが余計難しくなってしまうし」とマイク・ストックSTコーチ。
- 新加入のWRショーン・ボディフォードが、ライオンズから解雇された時のことを振り返っている。「解雇の直後にマイク・マーツOCが電話をくれて、『本当は決して君を手放したくはなかった。しかし(サラリーキャップの事情で?)WRマイク・ウィリアムズを解雇するわけにはいかなかったのだ』と説明してくれた」
- 2人目の子供が生まれたCスコット・ウェルズ夫妻。昨年11月には双子を死産するというつらい体験をしているだけに、喜びはひとしおだ。「本当につらかった。しかしいくら大変でも、人生を生きていくほかないんだ。僕たちはそう話し合った。死んだ子供たちのことを忘れることは決してない。しかしなんとか生きていかなければ」
- ファン投票による今週のNFL Rookie of the Week に、ドルフィンズ戦で12タックル1サックを挙げたLB A.J.ホークが選ばれている。パッカーズでは第3週のWRグレッグ・ジェニングスに続いて今季2人目の受賞。