グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年8月19日
- 2年目のCスコット・ウェルズはこのところ左ガードとしてのテストもされているが、そこでも首脳陣の評価は非常に高く、控えどころか、先発争いの一角に加わっているようなのだ。「彼も確かに先発争いに加わっている。スターターの座を射止める可能性はある」とベクトルOLコーチ。この日のインサイドラン練習でもDE/DTジェンキンズやDT/DEピーターソンをしっかり料理したように、毎日高いレベルで安定したプレーを続けており、2年目ラインマンとしては立派のひとこと。
- 大好評のCBマイク・ホーキンズだが、チャージャーズ戦でロングTDを許してからは練習でもやや不調。この日もWRウォーカー、WRチャットマン、WRサーマンにパスを許している。
- WRジャヴォン・ウォーカーは、ミニキャンプ2回を完全にホールドアウトしたことなど何もなかったかのように、チーム合流後は模範的な振る舞いを続けている。彼のポジティブな態度を評価してファンの声援も非常に温かい。彼のホールドアウト戦略を批判していたファーヴも、「彼のこのキャンプでの行動にはとても感謝している。ジャヴォンを知る人々は、このオフシーズンの騒動に驚いただろうと思う。でも僕は、彼が戻ってきたことには驚いていない。彼はそういうタイプのヤツだからだ。彼はハードワーカーで、いいヤツだ。フィールドの中でも外でも、周りがどう思うかをちゃんと気にかけている。そういう人間であれば、たいていは正しい判断を下すものだ」
- 昨季はキャリア最高の1,208ydsレセプションを記録したWRドナルド・ドライバーは、今年のキャンプでもWR陣で最も安定したパフォーマンスを見せている。30歳になったばかりだが、オフの間の体作りは完璧で、スピードやクイックネスが鈍る兆しは全くない。線の細いタイプだったが、毎年少しずつバルクアップしてたくましくなってきている。
- スターター争いのレベルが低いせいなのは言うまでもないが、Sニック・コリンズがもし開幕戦で先発出場したら、同じく2巡指名だったSリロイ・バトラーやSダレン・シャーパーのできなかったことを成し遂げることになる。パッカーズのルーキー・セーフティが開幕戦から先発出場するのは、1988年のSチャック・セシル以来となる。
- 2巡指名ルーキーのWRテレンス・マーフィが内側側副靭帯(MCL)の捻挫で退場。かなりの痛がり方で心配されたが、幸い程度は軽いとのこと。それでも1週間か2週間か休むことになり、経験が必要なルーキーWRとしては痛い。
- ハムストリングを痛めて2週間、OTブラッド・ベデルは順調に回復してきた。チームドリルへの参加はまだ許可が出ていないが、自分で決められるものなら参加していただろう、と本人。今週末のビルズ戦は欠場してその次のペイトリオッツ戦から復帰か。
- RBグリーンは風邪で体調を崩して練習を休んだ。
- 2003年のドラフト6巡指名、OTブレナン・カーティンが解雇された。ヒザの前十字靭帯(ACL)断裂から1年経つがまだ動きが100%ではなく、開幕ロースター入りは絶望視されていた。6フィート9(206cm)は球団史上最高身長となるはずだったが、ケガに苦しんで一度も公式戦でプレーしないままの退団となった。
- この日の練習をレポートした地元ニュース映像。パスオフェンスが好調でディフェンスをズタズタにしていくシーンや、CBクリス・ジョンソンの「4.18」(40yds走のタイム)の刺青などを取り上げている。