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Day 4: C/Gクリス・ホワイト好評
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年8月 3日
- 2巡指名のSニック・コリンズがRBクリス・ロバートソンに対して、フィールド全体に響き渡るようなハードヒットでファンブルフォース。ある記者によると、"Hit of this camp"とのこと。キャンプ初日にはインターセプトを2つ決めるなど、ビッグプレー能力の高さを見せている。
- レッドゾーン・ドリルでは、5巡指名のCBマイク・ホーキンズが、WRウォーカーへの高いパスを競り勝って見事なインターセプト。彼はライオネル・ワシントンCBコーチとともに毎日居残り練習をして、低い体勢で走ることや、さまざまなテクニックを教わっている。フットボールをフルシーズンプレーしたことは高校時代以来だけに、疲労はかなり蓄積している様子だ。「ミーティングは夜9時45分まであるし、一日中フットボール漬けさ。なんとかついていかなきゃならない。ここグリーンベイでは、練習もまるで試合みたいだ。そう、疲れてるよ。嘘をつくつもりはない」
- ルーキーOLの中で最も評判のいいのは、5巡のG/Cコストンや7巡のOGウィティカーではなく、サザンミシシッピ大からドラフト外入団のCクリス・ホワイト。大学では左タックルが多く、センターは練習でしかプレーしたことがないが、40yds走5.0秒とCウェルズよりもスピードがある。身長は6フィート2(188cm)と高くないが、腕が非常に長くパスプロテクションが上手い。「我々は彼をとても高く買っている。非常に優れたパスブロッカーで、手の使い方もクイックで、瞬発力もある」とベクトルOLコーチ。パッカーズのセンターは層が厚いが、「彼がロースター入りできるか?
それは分からない。しかしチャンスは十分に与えるつもりだ」
- 控えLB争いの中で、ロイ・マニングの評判がいい。ミシガン大では先発経験が1年しかないドラフト外ルーキーだが、契約ボーナス$15,000ドルを払った甲斐はあったようだ。2番手MLBとして毎日プレーし、ドラフト4巡のLBポピンガ(ケガで休んでいる)や7巡のLBキャンベルを明らかに上回る活躍を見せている。
- LB陣の1stチームでは、確定しているのはMLBバーネットだけで、ナイル・ディッグスは両アウトサイドを行ったり来たりしてベイツDCのシステムを学んでいるところ。以前のシステムと比べると、ストロングサイドとウィークサイドの違いが少なく、ストロングサイドでもTEにべったりではなくスクリメージから下がってセットする。「基本的には、3人ともボールから離れてセットして、仕留めるチャンスは同じだけあるんだ。ストロングサイドでも、1日中TEをカバーして終わり、ってことはなくなった」とLBディッグス。
- 体作りが不十分なためスロースタートを切ったDTクリディアス・ハントだが、徐々にペースを上げ、1stチームでのプレーが増えている。1stチームといっても、DTコーリー・ウィリアムズから先発の座を奪い返したのではなく、DTグレイディ・ジャクソン不在のためにノーズタックルに入っているようだ。「ミーティングでも非常に熱心だし、フィールドでもいい仕事をしている」とベイツDC。首脳陣に対してわだかまりがある、と伝えられるハントだけに、問題児扱いしてへそを曲げないよう、気を遣っているのかもしれない。
- いっぽう記者たちは、DTハントのプレー内容をさほどには評価していないようだ。「名前の前に"underachieving"が冠せられることが多いので、『クリディアス』をミドルネームと間違いかねない」とWisconsin
State Journal紙は上手いことを言う。
- TE不足(昨日の記事参照)に対応するため、TEトリー・ハンフリーと契約。セントラル・ミシガン大出身のドラフト外ルーキーで、4月末にコルツと契約したが、6月半ばにカットされている。ややサイズが小さいが、40yds走4.5秒前後というWR並のスピードの持ち主。
- キックオフリターナー練習には、RBダヴェンポート、RBチャズ・ウィリアムズ、WRファーガソン、WRマーフィ、WRチャットマン、WRクレイグ・ブラッグ、WRアンドレ・サーマン、WRジャマール・ジョーンズ、WRヴィンス・バトラー、CBクリス・デイが参加。
- パントリターナー練習には、WRチャットマン、WRマーフィ、WRサーマン、WRブラッグ、WRバトラー、RBチャズ・ウィリアムズが参加。
- フィールド上を走り回りながらコーチするジム・ベイツDCだが、背中を痛めたらしい。「背中がひどく痛んで、いつものように走れないんだ。選手たちにはこんなところは見せられないが、君たち記者にならいいだろう」と言いながら、片足からもう片足へとぴょんぴょん飛んで痛みを散らそうとしている。
- Pサンダーは、昨年よりマシとはいえ、出来はあくまでもそこそこ。シャンク癖は減ったが、なくなったわけではない。
- RBアーマン・グリーンは背中に張りがあるため練習を休んだ。本人は出るつもりだったが、シャーマンHCの判断で大事を取った、とのこと。
- CBジョーイ・トーマスは一昨日にふくらはぎを痛め、昨日は復帰したが、この日は再び休んだ。
- RBクリス・ロバートソンは膝蓋骨を骨折してしまった。上記のSコリンズのヒットとは無関係とのこと。
- 今週の金曜夜に予定されている"Packers Family Night"がNFL Network(衛星およびケーブルの有料チャンネル)で全米中継されることになった。元パッカーズWRのスターリング・シャープがサイドライン・レポーターを務めるとのこと。