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Notebook: スターター陣全員出場へ
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年12月31日
- ベアーズ戦ではスターター全員を先発出場させる、とマイク・シャーマンHC。ただし、どの程度までプレーさせるかは、明言を避けた。「おそらく、この試合の結果で、我々の(プレーオフでの)位置が変わることはないだろう。しかし、"どうプレーするか"はその後のパフォーマンスに、良かれ悪しかれ、影響を与えるだろう」
- QBブレット・ファーヴ。「選手を休ませて、『来週の準備はできた』と言えるほどウチは強くない。去年の最終戦のデンバーを見るといい。彼らは主力のほとんどを休ませ、ウチが勝った。向こうの選手たちは笑っていた。彼らはその前の週にコルツを倒したばかりだったしね。そして翌週、彼らはコルツに粉砕されてしまった。ウチとの試合が、何らかの役割を果たしたのか? 僕には分からない。ただやはり、選手を出場させ、勝つつもりでプレーさせ、その上で試合展開に応じて決断をしていくものだと思う」
- スターターのCグレイ・ルーガマーとルーキーのCスコット・ウェルズについて、「彼らの力は非常に接近している」とCウェルズを賞賛。Cルーガマーの足首が万全でないこともあり、ウェルズがベアーズ戦で先発する可能性も否定しなかった。
- 開幕ロースターに残れず、いったんは解雇されたCスコット・ウェルズに対し、数チームからプラクティス・スクワッドの誘いがあったらしい。「もともと、僕はキャンプでヒジを痛めて1週間休まなければ、開幕ロースターには残れたと感じていた。もっとプレーする機会があればね。勝負はそこでついてしまっていたから。他の数チームからの誘いを考えてみた。どこもしっかりとした控えセンターのいないチームで、ガードを控えセンターとしたりしていた。数チームの良い点と悪い点を考えると、特にタンパベイは人数的に僕に有利に思えた。でも僕はこう考えた。僕をドラフト指名してくれたのはグリーンベイだ。たとえ7巡でも、ドラフト指名には変わりがない。他のチームも興味を示してくれたが、彼らは僕を指名しなかった。本当に欲しいのならば、ドラフトの時に僕を指名すればよかったんだ」
- 昨年のパッカーズの5巡指名LBハンター・ヒレンマイヤーは、昨季途中で解雇されたが、今年はベアーズでLBアーラカーの代役として先発出場している。昨季序盤、WRドライバーとWRファーガソンが同時にケガをしてしまい、WR陣を補強するため、パッカーズは(いったん)ヒレンマイヤーを手放した。すぐにプラクティス・スクワッドに契約するつもりだったが、「アクティブ・ロースターに入れるから」というベアーズの誘いの方が強力だったのだ。「彼を失ったことは後悔している。とても気に入っていた。開幕のヴァイキングス戦でWRを何人も失い、ロースター変更をせざるをえなかった。スペシャルチーム強化の都合もあった。彼は賢く、タフなプレーヤーだ。ウチのチームにいてくれたら、と思う」とシャーマンHC。
- QBブレット・ファーヴがレジー・ホワイトの葬儀のためにノースカロライナに向かったため、木曜日の練習ではQBクレイグ・ノールが1stチームを率いてプレーすることが多かった。ベアーズ戦では、少なくとも終盤にはQBノールが登場するとメディアは予想している。
- プラクティス・スクワッドに2つの空きがあったため、2選手と契約。WRマイク・マーカーはディビジョンIIIのミリキン大出身のドラフト外ルーキー。NFLチームと契約するのはこれが初めて。CBアート・スミスはノースイースタン大(マサチューセッツ州)出身。2003年にドラフト外ルーキーとしてレイヴンズ入りし、解雇されたあと今年はレイダーズのキャンプに参加していた。身長183cmの大型CB。
- アルバイトを動員し、ランボーフィールドのスタンド部の雪かきが行われた(写真)。愛するスタジアムの整備を手伝うため、ウィスコンシン各地から有志が集まった。朝5時半に出発し、3時間かけてドライブしてきた50歳の男性は、「『よし、俺は行くぜ』と妻に言ったら、妻に『アンタは馬鹿だ』と言われたよ」とニッコリ。時給8ドル貰えると聞いて驚いた様子だ。「ボランティアを集めているものだとばかり思っていた。自分はこのランボーフィールドにいられるだけで嬉しいよ」
- 製材業で働く21歳の男性は、Tシャツと短パンで雪かきに参戦。280ポンドのビッグガイだ。「俺がいかにタフか、マイク・シャーマンHCに見せようと思ってさ。きっと契約してもらえるよ」