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Packers 25 - 28 Jaguars
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年12月20日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Jaguars (8-6) |
7 |
7 |
7 |
7 |
28 |
Packers (8-6) |
0 |
10 |
7 |
8 |
25 |
気温は-11℃と今季もっとも冷え込んだが、天気は快晴。風は6m。パッカーズオフェンスは毎ドライブのように敵陣でのチャンスがありながら、FG失敗1回、ファンブルロスト2回、インターセプト3回という最悪の試合運び。ディフェンス陣はランでなんと197ydsを許し、パス守備は反則だらけでズルズルと1stダウンを許した。NFC他チームの勝敗によりプレーオフ出場は決定したが、地区優勝は来週のヴァイキングス戦次第となった。
第1Q、ジャガーズは2ndダウン19からRBテイラーの46ydsランが飛び出し、その直後にWRジミー・スミスへの31ydsTDが決まって7点先制。パッカーズの攻撃はパントに終わるが、リターナーがファンブルし、パッカーズがリカバー。しかしJAX陣11まで迫ったところでRBグリーンがファンブルロスト。次のパッカーズの攻撃でもJAX陣に入るが得点圏には進めず。
第2Q、WRウォーカーへの23ydsパスなどでパッカーズはようやく3点。次のドライブでもパッカーズはJAX陣レッドゾーンに進むが、31ydsのFGを失敗して4点差のまま。しかし次のジャガーズ攻撃でQBレフトウィッチをサックし、FSシャーパーがファンブルリカバーTDを決めて逆転。ジャガーズはパッカーズディフェンスの反則で次々と1stダウンを更新し、最後はWRジミー・スミスに2つ目のTDパスで再逆転。2ミニッツを切ったところでパッカーズはJAX陣31に進むが、QBからRBへのエクスチェンジミスでファンブルロスト。
第3Q、パッカーズはWRウォーカーへのパスを立て続けに通してJAX陣に入り、WRドライバーへの32ydsTDパスが決まって再びリード。しかしジャガーズもWRジミー・スミスへの26ydsパスのあと、RBテイラーの37ydsTDランが出てまたまた逆転。パッカーズはWRウォーカーへのパスなどでJAX陣3まで迫るが、エンドゾーンでインターセプトを喰らってしまう。
第4Q、パッカーズディフェンスはジャガーズのランを止められず、GB陣1でのギャンブルでRBジョーンズにTDランを許して11点差に広げられてしまう。次のオフェンスでは最初のプレーでインターセプト。残り5分半からの攻撃も、エンドゾーンに投げ込んだパスをWRドライバーがキャッチしたかに見えたが確保する前に奪い取られ、判定はインターセプトに。残り2分半からの攻撃で、ようやくWRチャットマンにTDパスが通り、2ポイントも成功して3点差。残り1分07秒、オンサイドキックはきわどい判定ながらジャガーズが押さえ、万事休す。
- QBブレット・ファーヴは30/44、367yds、2TD、3INT。第4QのエンドゾーンでのINTに関しては、素晴らしいパスで、彼の責任ではないようだ。前半に左前腕部を打撲したが、最後までプレーした。
- RBアーマン・グリーンはラッシング17回94yds。第1Qにファンブルロスト、第3Qにも自分で押さえたがファンブルがあった。その他にもエクスチェンジミスで、(記録上はファーヴ)ファンブルロストがあった。
- WR陣では、ウォーカーが11回152ydsの大活躍。ドライバーも4回74yds、1TD。チャットマンはキャリア初TDを決めた。
- OL陣はジャガーズDLに押されぎみで、2サックを許した。インサイドのランもなかなか出なかった。
- 反則は12回101ydsと目も当てられない出来。ディクラインや重複したものをカウントすると、ディフェンスの反則9回、オフェンス5回、スペシャルチーム1回。
- パス守備では、相手のパス不成功のたびにイエローフラッグが飛ぶという体たらくで、反則の多さは改善されるどころか交代している。
- ラン守備は、RBフレッド・テイラーに22回165ydsと好きなように走られ、計197ydsを許した。先週と違って後半にも立て直すことが出来なかった。
- 第4Q、WRロバート・ファーガソンはランアフターキャッチでロングゲインした際に、Sドノバン・ダリウスから(ラリアット的な)悪質なヒットを受けてダウン(写真)。担架で退場し、首と頭の検査のため病院へ向かった。さいわい四肢は動かせるようで、退場していく時には親指を立てて見せてくれた(写真)。ダリウスは一発退場となっている。
- 足首を痛めているCグレイ・ルーガマーに代わって、今回もCスコット・ウェルズが先発出場。同じく、LBナイル・ディッグスに代わってLBパリス・レノンが先発出場。
- 今月初めにプラクティス・スクワッドから昇格したDTコリン・コールが、DTジェームズ・リーに代わって初出場。リーはケガをしているわけでもないようなので、純粋にプレー内容からの判断か。DTコールはゴールラインでのランを止めるなど、いいプレーを見せたようだ。
- アクティブ登録から外れたのは、OTバリー、G/Tモーリー、DT/DEピーターソン、DTリー、LBディッグス、CBクリス・ジョンソン、Pサンダー、そして第3QBオサリバン。
- マイク・シャーマンHCは50歳の誕生日を勝利で飾ることはできなかったが、4年連続でプレーオフ進出。1勝4敗のチームがプレーオフに進出したのはNFL史上9回目。
- RBアーマン・グリーンはこれで5年連続1000ydsラッシングを達成し、RBジム・テイラーと並んで球団史上最多タイ。このように2人のRBが5年連続1000ydsを達成したチームは他に3球団しかなく、ビルズ(OJ・シンプソンとサーマン・トーマス)、カウボーイズ(トニー・ドーセットとエミット・スミス)、スティーラーズ(フランコ・ハリスとジェローム・ベティス)となっている。
- 第2QにKライアン・ロングウェルは31ydsのFGを失敗。今季彼が40yds以内のFGを外したのはこれが初めて。