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Packers - Texans Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年11月23日
- RTマーク・タウシャー。「振り返ってみると、毎週必ずしも全てのシリンダーがフル回転するとは限らない。毎週完璧な試合を続けるチームなどいない。いいプレーをしても勝てなかった試合はいくつもある。だから、こんな試合を勝っていくことが大事だ」
- RGマルコ・リヴェラ。「今だから言えるが、1勝4敗の時は本当に惨めな気分だった。パッカーズに入って9年になるけど、あの時ほど落ち込んだことはない。ホームであんな負け方をして。連勝できて、チームを立て直せたのが嬉しいよ。コーチ・シャーマンがチームをひとつにまとめ、互いに団結させたんだ」
- QBブレット・ファーヴについてシャーマンHC。「追い込まれた状況でも、何か特別なことをしてくれる、と彼が自信をくれるのだ。ここヒューストンにもそのようなタイプの選手(QBカー)がいるが、彼はまだ少し若い。ブレットは特別だ。こういった状況で彼のリーダーシップを頼りにできることが、第4Qのラスト・ドライブで勝利をモノにできるチャンスをもたらしてくれる」
- QBブレット・ファーヴについて、RGマルコ・リヴェラ。「彼の勝利への意欲はものすごいものがある。彼はオレたちにとって、フィールド上の将軍だ。あらゆるプレーを成功させてくれる。オレたちは本当に傷だらけだった・・・アーマンが倒れ、ナジェ(ダヴェンポート)もいない、ルーチーも倒れた。たくさんの武器を失っていた」
- 「インターセプトが2つあったとはいえ、今日のブレット・ファーヴは素晴らしかった。ランが出ないなか、1人でチームを背負い、勝利に導いた。勝敗の差はQBの差だった」と多くの記者がファーヴの衰えない力量を絶賛している。
- パスキャッチ10回148ydsを記録したWRドナルド・ドライバー。「(グリーンの負傷退場で)パッシング・ゲームが頑張らなきゃいけない、とみんなが思った。レシーバー、タイトエンド、みんなが頑張らなければ、と」
- ディフェンス陣についてシャーマンHC。「我々のディフェンスは後半、相手の破壊力あるオフェンスをシャットアウトした。彼らの成し遂げたことの大きさは、それだけで十分わかるだろう。オフェンスが逆転勝ちに持っていけたのは、ディフェンスがそのチャンスをくれたのだ」
- Kライアン・ロングウェルの勝負強さについて、RGリヴェラ。「ライアンがフィールドに入るたび、これで3点、と僕らは思う。彼は最高のキッカーの1人だ。特にああいった状況ではね」
- 最後のFGの場面では、ロングスナップが低く、ホルダーのPブライアン・バーカーが、倒れたボールを素早く立て直さなければならなかった(写真)。「ゲーム最後のFGを蹴るとき、向こうはタイムアウトを取った。いつもこれに助けられるんだ。チーム全体が少し落ち着くからね。あれはブライアン(バーカー)の素晴らしいホールドで、あるべき場所にぴったりと収まった。ボールが足を離れた瞬間に、成功を確信したよ」 「僕はリーグ最高のロングスナッパーと最高のホルダーに支えられている。そのおかげで仕事が容易になるんだ。今日は、試合序盤の失敗を、最後で取り戻すことができた。そういったチャンスはあまりないものだけど」とKライアン・ロングウェル。
- テキサンズのケイパースHC。「我々のディフェンスは3クォーターにわたって素晴らしいゲームをした。第4Qには、チャンスがありながら3rdダウンを決められなかった。ファーヴを相手にする時は、点差はいくらあっても足りないものだ」
- RBダヴェンポートが欠場し、RBグリーンが途中退場したとき、RBウォルター・ウィリアムズが1stダウンや2ndダウンでラッシングし、RBトニー・フィッシャーはいつもどおり3rdダウンバックのままだった。ウィリアムズは十分に役割を果たし、6回42yds。「彼はすごくよくやったよ。彼が代わって入っても、チームのリズムが崩れることがなかった。ロースターに昇格したばかりであのようにプレーできるなんて、まるでずっと一緒にやっているように見えた。ケガをするまで、彼は全てを正しくこなしていた」とFBヘンダーソンは語っている。
- そのRBウィリアムズも足首のケガで退場し、後半はRB/FB陣はRBトニー・フィッシャーとFBウィリアム・ヘンダーソンだけしかプレーできなかった。後半途中からランをあきらめてパス一辺倒としたのは、戦術面だけでなく戦力的にも、やむをえない決断だった。
- このところ評価がとみに高まっているCBアル・ハリスだが、今回もWRアンドレ・ジョンソン相手にいい仕事をした。第2QのTDドライブでは、ランアフターキャッチで48ydsも走られてしまったが、これはSホーソーンとハリスが衝突(これでCBホーソーンはアゴを痛めて退場)してしまったため。WRジョンソンは計107ydsを記録したが、この49ydsパスキャッチを除くと、CBハリスは非常によく守り、逆サイドのCBキャロルの負担を軽くした。ある記者は、「パッカーズでこれほどいいCBは、ここ数十年記憶にないほどだ。AFCと比べてトップクラスのCBの少ないNFCでは、十分プロボウルの候補になるうる」とまで評価している。
- 第4QのTDドライブで、ハードヒットを受けながらナイスキャッチを決めたWRロバート・ファーガソンは、また肩が脱臼したらしい。「今年はこれと付き合っていく他ないね」と本人。
- FBニック・ルーチーも肩の脱臼だったようだ。RBウォルター・ウィリアムズは足首の捻挫。
- Kライアン・ロングウェルは第1Qに49ydsのFGを失敗したが、これは9月26日のコルツ戦以来。
- パッカーズはサンデーナイトゲームで通算11勝2敗。エクスパンションチームとの初対戦は10勝0敗。
- 球団史上初のサンデーナイトゲームを迎えたリライアント・スタジアムは、球団史上最高の70,769人の観客動員を記録した。
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