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Mini Camp - Day 6: クルームHCが見学に
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年6月11日
- 雨のため室内練習場。
- 昨年までRBコーチを務めたシルヴェスター・クルームは、ミシシッピ州立大のヘッドコーチに就任したが、今日は部下のコーチたちを引き連れてパッカーズの練習を見学に訪れた。同大にウェストコースト・オフェンスを導入しようとしているクルームHCは、口で言うより実際に見学させた方が早いと考えたらしい。「これまでは口でやり方を説明していたんだが、実際にコーチを連れてくれば、私の言ったことが理解しやすいと思ってね」とクルームHC。SEC史上初の黒人HCとなった彼は、そのことばかり質問されるのに飽きたようで、「"Yes,
I am the first."と書いたプラカードでも持って歩こうか。本当にフットボールに集中したいよ」と笑う。アシスタントコーチからヘッドコーチへの立場の変化については、「アシスタントコーチは提案を行う。ヘッドコーチは決定を行う。それが最大の違いだ。責任は大きいよ」
- 新加入のTEスティーヴ・ブッシュがさっそく練習に参加。49ersを訪問していた彼は、サンフランシスコからミネアポリス経由で水曜の朝グリーンベイに到着し、正式なサインを済ませて11時から初練習。睡眠不足のようだ。「サンフランシスコとグリーンベイなら、考えるまでもない。ここは常に優勝を争い、毎年プレーオフに出ている。それに、ここでならロースターに残れるチャンスが大きいと思ったからだ」
- 「ブッシュはよいブロッカーだ。彼はブロッキングで知られているが、今日のチェンジオブディレクションなどの動きも非常によかった」とロスリーOC。「彼は、ウチのオフェンスに非常にうまくフィットする可能性を秘めている。サイズもあるし、生まれついての能力もある」とフィルビンTEコーチ。
- TEブッシュはプロ入り最初の3年間は正ロングスナッパーを務めていた。この4年間は控えロングスナッパーだったが、練習は常に欠かしたことがないとのこと。「そういったことがこのリーグで長続きする助けになる。僕は非常にヴァーサタイルだ。キャッチができる。ブロックができる。いろんなところで僕を使えると思う」
- TEブッシュの獲得によって、1997年以来ロングスナッパーを務めているロブ・デイヴィスの座が危うくなるわけではない、とボナメイゴSTコーチ。「ブッシュ獲得の(スペシャルチーム上の)意味は、能力のある、使えるバックアップ、ということだ」
- TEスティーヴ・ブッシュの獲得により、TEウェスリー・ウォールズとの再契約の可能性はほぼなくなったようだ。ウォールズの着けていた背番号85をブッシュが着け、ウォールズの使っていたロッカールームがブッシュに割り当てられたからだ。
- CBマイク・マッケンジーが気持ちを変えてトレーニングキャンプに参加してくれることを、パッカーズはまだ望んでいる、とヘイトリー副社長は言う。「興味はある、とたくさんのチームが言ってくれたが、我々が興味を持つような話(1巡指名権など)はまだない」