グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2004年4月29日

CBアマド・キャロルをバトラーが絶賛

リロイ・バトラーが思い出すのは1999年のドラフト直後のことだ。パッカーズは1巡から3巡まで連続でDBを指名。ベテラン・セーフティだったバトラーは、彼らのうちで誰がすぐに通用するか興味津々だった。「練習初日から、マッケンジーが本物だとわかった。ブリッツのために"カバー2"に移行することを私がコールし、あいつはすぐにそれを理解したんだ。ベテランでも混乱することがあるのにね」

コーチ見習い、といった存在のバトラーは、この2月のスカウティング・コンバインにも同行し、DBたちの面接に参加した。その中で特に印象に残ったのが、1巡指名されたCBアマド・キャロルだった。「あの面接で、私はキャロルがとても気に入った。彼はディフェンスを理解してる。例えば、スロット・レシーバーをカバーしている時、相手がイン・モーションならカバー2になるかもしれず、相手が戻ればマンツーマンになる、といったことを理解している。たいていの大学選手にはそのようなことはわかっていない。賢い選手だ。全体的に見ても彼にはとても感心した。私は彼を非常に高く、(1巡8位指名の)CBデアンジェロ・ホールの直後ぐらいに評価した。リターナーとしての能力を除けば、ホールと同等だと思う」

WRランディ・モスのような大型レシーバーの多い地区だが、垂直跳び41インチの跳躍力や、ディフェンスの知識が、キャロルが不利に打ち勝つ助けになる、とバトラーは考えている。また、スロウィック新DCの元でなら、アグレッシブなプレス・カバレッジの能力をすぐにでも披露することができるだろう。ただし、マンツーマンだけでなく、セーフティとのコンビネーション・カバレッジもできることを証明しなければならない、とバトラーは言う。「彼はマンツーマンができる。ブリッツもできる。ボブ(スロウィック)はCBブリッツを好む。あのスピードがあれば、すごくいいブリッツァーになる可能性もある」

カテゴリ : Draft, Player