グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年12月 4日

クルームRBコーチは当面兼業で

ミシシッピ州立大のヘッドコーチに就任したシルヴェスター・クルームRBコーチだが、レギュラーシーズン一杯は大学とパッカーズをかけもちすることになった。火曜日、大学での就任記者会見を終えたクルームは、飛行機でグリーンベイにとんぼ帰り。水曜日にはベアーズ戦に向けての練習に参加する予定だ。クルーム本人は大学に専念したい意向だったのだが、パッカーズ側の求めに応じ、あと1ヶ月はグリーンベイでの義務を果たす、とのこと。

「このような形でやっていくことは、パッカーズ側の求めによるものだ。フルタイムで大学に専念できれば楽だっただろう。しかし彼らに対する義務もある。それもまた光栄なことだ」 とクルーム。レギュラーシーズンの間は、パッカーズのコーチをするかたわら、大学での仕事をこなしたり、新入生の勧誘に出かけたりする予定。しかし、パッカーズがプレーオフに進出した場合は、完全にパッカーズを離れる可能性もある。

クルームがパッカーズを離れる場合、元エースRBのエドガー・ベネットが代理RBコーチとなる可能性が高い。この3シーズン彼は、"Director of Player Development" という肩書きで、選手の私生活のアドバイザー役を務めてきた。しかし練習や試合ではRBコーチのアシスタント、STコーチのアシスタントもずっとしており、RBたちからの信頼も厚い。

カテゴリ : Coach/Front Office