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Packers - Lions Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2003年9月16日
- マイク・シャーマンHC。「先週負けたからといって崖から突き落とされたわけではないし、今日勝ったからといって世界のてっぺんに登ったわけでもない。大局を見なければ。しかし、今週の練習の内容にも、今週の試練を乗り越えたことにも満足している。グリーンベイ・パッカーであることがつらい一週間だったが、みんなよく頑張ってくれた」
- QBブレット・ファーヴは本来、言葉でチームメイトを鼓舞するタイプではない。そのようなことはレジー・ホワイトやリロイ・バトラーに任せ、自分は行動で、タフにプレーする姿で仲間を引っ張ってきた。しかしこのライオンズ戦の前は、ロッカールームで珍しくスピーチをした。話の内容は、この試合がいかに重要か、ということ。
- 「ブレットは静かなリーダーだ。行動でチームをリードする。その彼が口を開く時、誰もが真剣に耳を傾ける。今日は彼の言葉を聞いて、誰もが奮い立った。ディフェンス、オフェンス、スペシャルチーム。そしてコーチさえも」とWRファーガソン。
- 開幕戦でRBグリーンのランプレーが15回しかコールされなかったことは、オフェンシブラインマンたちにとっても不満だった。それだけに今回、トータルで200ydsのラッシングを記録したことは、とても誇らしく思っている。「これこそ僕らがやりたかったことだ。僕たちはランの能力に自信を持っている。素晴らしいランニングバックがいる。だから、ランがコールされるたび、ラインにセットする時にはちょっとだけ、歩き方が弾むような感じになる」とLGマイク・ウォール。
- Cマイク・フラナガン。「もしコンスタントに200yds走れれば、どんな相手であっても関係ない。今回は特に、相手DLがデカかったからね。この結果に、いい気分になるのも当然さ」
- 「私だって毎週、このようにランが出ればいいと思う。しかし普通はそうはいかないものだ。ランニングゲームは、大きな山があれば深い谷もある。RBグリーンにたくさんキャリーさせることが重要なのだ。今日はそれがしっかりできた」とシャーマンHC。
- 試合中に負傷した次の選手たちは、いずれも深刻なものではないだろう、とシャーマンHC。LBナイル・ディッグス(左ヒザの捻挫)、FBウィリアム・ヘンダーソン(ヒップの屈筋の打撲)、WRロバート・ファーガソン(ヒザの捻挫を悪化)、LBパリス・レノン(ヒザの打撲)。
- 上記の選手よりも、ハムストリングを痛めたまま強行出場したTEウェスリー・ウォールズが一番心配だ、とシャーマンHC。TEウォールズのパスキャッチはゼロ、パスを投げられることもなく、ほとんどの場合はTEマーティンが2番手TEをプレーしていた。
- キャンプ中に暴落したSマーカス・アンダーソンの株は、シーズンに入っても下げ止まることがない。先週の試合で大きな敗因となった彼は、Sシャーパーの復帰で控えに回っただけでなく、ダイム隊形(6DB)でさえも、今回はCBスウィニーがSアンダーソンに代わって起用された。
- 2タックル、1パス・ディフェンドを記録したCBアーウィン・スウィニー。「すごくいいプレーができたと思う。特に、重要な3rdダウンでね。この試合で我々は、この3rdダウンで相手をきっちり止めることに集中していた」
- 土曜日にインジャリー・リザーブ入りしたCBクリス・ジョンソン。ケガした当初は、すぐにでも復帰できると見られていただけに、意外なことだった。プロ人事部長のレジー・マッケンジーによると、検査の結果ヒザの膝蓋骨の裏に遊離軟骨が見つかり、手術が必要になったから、とのこと。
- CBクリス・ジョンソンをインジャリー・リザーブに入れたために空いたロースター枠を使って、どこを補強するか。パッカーズは今日にもSマイケル・ホーソーン(元セインツ)をグリーンベイに招いて、ワークアウトを見る予定だ。
- RBアーマン・グリーンは、チーム史上4人目の通算4000ydsラッシングを記録。
- 試合途中からRBフィッシャーの出番が増えたのは、RBダヴェンポートのファンブルが多いことがコーチの不興を買ったため。
- Kジェイソン・ハンソンに決められた52ydsのFGは、1934年に54ydsを決められて以来の記録。
- 首を痛めているWRドライバーは、こんな感じで観戦。シャーマンHCによると、次週カーディナルス戦の出場は "Doubtful" だが、その次のベアーズ戦は "Probable" とのこと。 つまりもう1週だけ欠場の方向。