グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年11月26日

WRドライバーが5年契約にサイン

今年大ブレーク中であり、来春にはFAとなる予定のWRドナルド・ドライバーが、5年の契約延長(2007年まで)にサインした。金額についてはまだ明らかになっていないが、今年ブラウンズのエースWRケヴィン・ジョンソンが結んだ、「契約ボーナス$3.5ミリオンを含む$14ミリオンの5年契約」に近いものを求めていたと見られている。実質的にはQBファーヴのメインターゲットとして、パスキャッチ53回870yds、7TD。

苦労人のドライバーは記者会見で涙を流し、何度も言葉を詰まらせた (記者会見の音声はこちら)。「言葉が出てこないよ・・・。僕はハードに頑張ってきた。ドラフト7巡でここに来て、家族みんなの面倒を見ることができるようになるなんて思わなかった。今はその機会を手に入れた」。話すうちにいよいよ涙が溢れ、言葉にならない。「僕はグリーンベイを離れたいなんて思ったことはない。常に、ここに残りたいと話してきた。これで、パッカーとして引退する機会が手に入った。なんて言ったらいいかわからない」とドライバー。「肩の荷が下りたような気もするよ。今日、おばあちゃんに話をした時、『もう働かなくていいんだよ』と言えることが驚きだった。こうすることが、長い間の目標だったから」 (「ドライバー物語」は10月5日の記事参照

そばに立つシャーマンHCは、ドライバーの価値はフィールド内に留まらないと言う。「彼は素晴らしい選手であるだけでなく、人間としても素晴らしい。彼はいろいろな面で、多くのものをチームにもたらしてくれた。今後5年間、そしてできれば引退まで、チームにいてくれると発表できるのは大変誇らしいことだ」とシャーマンHC。ドライバーはWR陣の中で最年長のテリー・グレンをリーダーとして立ててきたが、実際はドライバーがまとめ役であり、優れたリーダーシップを発揮しつつある。彼のハードワーカーぶりが周囲に良い影響を与えていることは、多くの証言からも明らかだ。

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