グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2002年9月24日
「私はプロフットボールの世界に16年もいるが、こんな試合は初めてだ」とクルームRBコーチ。QBファーヴも「ピダーソンとも話してたんだ。両チームが、こんなケガ人の多い試合は初めてだって。ちょっと異常だよ。でもみんなよくやった。他の人がどう思おうと、デトロイトはハードに戦った。極めてハードだった」と振り返る。以下、ケガの重そうな順に並べた。
- 先発SSアントワン・エドワーズ。過去2試合と比べれば良い働きをしたと思ったら、第4Qに前腕部(手首かも)を骨折。何週間か欠場するのは避けられない。代わりに先発するのはおそらくマット・ボウエンだが、ルーキーのアンダーソンにもニッケル・ダイム隊形で出番が増えそう。
- 先発FBウィリアム・ヘンダーソン。左ヒザの側副靭帯を痛めた模様。もし部分断裂でもしていたら、4週から6週の欠場になってしまう。検査結果を祈るような気持ちで待つ。代役はダヴェンポートしかいないが、彼をFBで使うと、RBで使えなくなってしまう。
- 先発RGマルコ・リヴェラ。第3Qに左ヒザを痛めて退場した時には、もっとひどいかと思われたが、その後「もう復帰できる」とシャーマンHCに直訴。しかし2年目のフェラリオが、公式戦初出場にもかかわらず良いプレーをしていたため、そのまま休ませた。本人は、今週の練習も休まずに行ける、と語っている。
- 3番手WRジャヴォン・ウォーカー。前半に太腿(ヒザのすぐ上?)をひどく打撲した模様。いったんは復帰したが、後半にはそれを悪化させてしまい、そのままプレーせず。唯一のパスキャッチの直後にファンブルロストしてしまったが、55ydsのキックオフリターンは見事だった。彼の代わりにファーガソンが3番手に昇格し、ベイリーも初めて4番手でプレー。
- 2番手TEマーティン。前半途中、相手LBに頭部をヒットされ、軽い脳震盪。彼が退場してしまい、3番手TEデイヴィスもアクティブ登録から外れていたために、TEはフランクス1人になってしまった。ランが重要になった試合終盤には、CフラナガンまでブロッキングTEとして投入しなければならなかった。
- FB/RBダヴェンポート。獅子奮迅の働きの中で、ヒザなどを痛め、2度ほど休んだがその後復帰。
- RBミーリー。肩を痛めたようだが、その後復帰しているから大丈夫だろう。
- 3番手RBフィッシャー。足首をひねった。たいしたことはなさそう。
- 先発LBウェイン。腹部を強打して数プレー休んだが、元気に復帰。
- なお、大事を取って欠場したエースRBアーマン・グリーンは、今週の水曜日の練習あたりには復帰できそうで、次週のパンサーズ戦には出場の見込み。