グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年10月10日

DTクリディアス・ハントの出場停止が解ける

クレティダス・ハント薬物問題でNFLから4試合の出場停止処分を受けていたDTクリディアス・ハントがようやくチームに合流した。リーグの規定で処分期間中はチームとの接触を完全に禁止されているため、シャーマンHCの計らいで彼はニューオーリンズのスポーツキャンプで体を鍛えていた。同時多発テロのせいで第2週の試合が延期されたために、実際は5週間も"島流し"にされたことになる。

心を入れ替えてトレーニングに励んだ結果、オーバーウェイトだったキャンプ時と比べ15ポンドも減量して、今は294ポンドにまで絞り込んでいるという。月曜日のチーム練習がキャンセルされた(火曜日はもともと休み)ため、彼のプレーを見て判断することはまだ出来ないが、彼を53人のロースターに入れるために誰を解雇するか、今週中には決めなければならない。

「パッドを付けてフィールドに出てプレーする準備は出来てる。仲間やコーチの所に戻ってこれていい気分だ。チームに貢献する用意は出来てるよ」と意気込みを語るハントだが、試合に出られるかどうかはまだわからない。パッカーズのディフェンスラインは開幕前の予想をはるかに上回る活躍を見せていて、ドラフト1巡ルーキーのDEレイノルズさえまだ出番がないほど。本来のDTで出るか、ビリー・ライオンに代わってDEホリデイの控えになるか。DLのほとんどのポジションをこなせる彼のフレキシビリティは、ポジション争いをする上で大きな武器になるのは確かだ。

カテゴリ : Player, Scandal