グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年8月30日

3番手WRはドライバーが有力か

フリーマン、シュレーダーに続く3番手WRは、今のところドナルド・ドライバーのようだ。練習ではナイスキャッチを連発するコーリー・ブラッドフォードも、プレシーズンゲームでは時折集中力を欠くプレーが多く、やや首脳陣の信頼を失いかけている。その点でドライバーはどちらかと言うと練習より試合に強いタイプだ。(大学時は走り高跳びでも全米クラスの選手だった) 今週のレイダーズ戦が、とりあえずドライバーの最終テストになりそうだ。

期待されたドラフト2巡指名のロバート・ファーガソンは、やはり大学での経験が少ない(1部校のテキサスA&Mではわずか1年)のが響いたのか、プロのオフェンスを把握するのに手間取り、今のところデプスチャートでは6番手WRに甘んじている。先日のドルフィンズ戦ではロクに出番がもらえずに、ふてくされてベンチに座り込む姿がテレビにまで映ってしまった。メディアにもそれを指摘されて「ただフィールドに出てプレーしたいだけなんだ」と主張するファーガソン。

ファーヴ親分は、ウェストコーストオフェンスがルーキーにとっていかに難しいかを述べてファーガソンをかばいながらも、「もう大学生じゃないんだ。『素晴らしい才能を持っていても、それだけじゃダメなんだ』と、彼には毎日のように言っているところだ」「このリーグは、誰も待っていてはくれない。上位指名選手でもだ。1年か2年は辛抱してくれても、その後は別のチームに放り出される。ファーガソンがそうなると言っているわけじゃないけど、彼はもっとフットボールに真剣に取り組まなくては。少しでも早くね」「彼はサイズや能力ではスターリング・シャープによく似ている。でもまだその域には程遠いね」などと、温かくも厳しい言葉をいくつも繰り出した。

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