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Notebook: ジェニングスが鼠蹊部を負傷
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年9月11日
木曜夜にゲームが控えているため、現地月曜に早くも今週最初のインジャリーリポートが発表された(通常は水木金だが今週は月火水)。練習がないのに練習参加状況というのもおかしな話だが、「もし練習があったとしたらどの程度参加できていたか」という基準でチームはNFLに報告を行うことになっている。
- 仮定での練習参加状況は以下のとおり。参加しないのは、WRジェニングス(鼠蹊部)、RBスタークス(つま先)、DEウィルソン(鼠蹊部)、ILBマニング(脳震盪)の4人。制限付き参加は、CBハウス(肩)、ILBラティモア(足首)の2人。
- WRグレッグ・ジェニングスは開幕戦の終盤で鼠蹊部を痛め、そのため最後の数プレーはサイドラインに退いたらしい。 「今朝は昨夜よりもよくなっているが、どの程度やれるかは練習フィールドに立ってみるまでわからない」とマッカーシーHC。WRジェニングス本人はコメントを避けており、出場は微妙な感じ。
- 出場停止処分の明けたOLBエリック・ウォルデンをロースターに戻すため、パッカーズはCBブランディアン・ロスを解雇した。オハイオ州にあるヤングスタウン州立大から昨年ドラフト外で入団し、昨季はプラクティス・スクワッドにいた。今年も、ウェイバーで獲得する球団がなければプラクティス・スクワッドに入れるのではないか。
- OLBエリック・ウォルデンは1週間の出場停止処分が解けてチームに帰ってきた。 「この球団は1つの大きな家族だからね。(暴力事件発生から復帰までの)プロセスを通して、この球団とチームメイトたちが支えてくれなければ、僕は乗り越えられなかっただろう。ほんと彼らには頭が下がるよ。だからこそ、彼らを失望させないために僕はハードに頑張ってる」
- 球団施設への立ち入りもコーチとの接触も許されない出場停止期間中、OLBウォルデンは故郷ジョージアに帰ってトレーニングをしつつ、先週火曜には息子の誕生にも立ち会うことができたという。 「チームと離れているのはすごくつらかったけど、自分の過去や現在を振り返って感謝する時間が持てたのはよかった。今はフィールドに戻って大好きなフットボールをプレーする時だ」
- インジャリーリザーブに入っていたOLBヴィック・ソート(足首)が球団側と"injury settlement"に合意し、解雇となった。昨年はプレシーズンで活躍して注目されたが、2年目の今夏は成長が見られず、OLBデズマン・モーゼスやOLBエリック・ウォルデンから大きく離されて3rdチームに固定されていた。
- QBアーロン・ロジャースはOL陣のパスプロテクションを評価。 「ラインの左サイド(LTニューハウス&LGラング)はすごくよくやったと思う。ライン全体がいい仕事をしたし、むこうの強力なフロントライン相手によく持ちこたえたと思う。相手のアウトサイド(CBたち)はすごくソフトなカバレッジだった(縦に抜かれないようクッションを大きくする)。セーフティ2人も深く、ジャーマイケル(TEフィンリー)の奥に必ず1人置いていた。サンフランはよいプレーをした。よいアジャストメントをし、カバレッジの偽装も巧みだった」
- Journal Sentinel紙の開幕戦レビューも、心配されたOL左サイドの出来を高く評価。 「LTニューハウスは右DEジャスティン・スミスとOLBアルドン・スミスという、これ以上ない厳しい対戦相手。OLBスミスにはQBハリーを1回許したが、それは厳しすぎる判定かもしれない。DEスミスのラン守備、パワーラッシング、スタントはリーグトップクラス。49ersはスタントを20回ほど仕掛けてきたが、LTニューハウスとLGラングは一度も突破を許さなかった。LTニューハウスはフィジカル的にも予想以上の踏ん張りを見せた。多くのLTを子ども扱いするDEスミスに対し、押し込まれるプレーはあっても、決して一直線の後退ではなかった。LGラングは非常にしっかり踏ん張ることができ、スタントも的確に受け渡した。4ydsランではDEスミスを後退させている」
- OLBアルドン・スミスとDEジャスティン・スミス相手に計1サックだけ、というのは勝利と言っていいのでは、という質問にLTマーシャル・ニューハウス。 「満足などできない。僕らは負けたんだよ。僕はもっとうまくやれるはずだし、改善すべき反省点はいくつもある。かならず向上させていくよ。オフェンシブライン全体としては、かなりよく頑張ったと思う。ただ勝利には十分じゃなかった。次のベアーズ戦に活かしていかなければ」
- 試合半ばでSSマクミリアンと交代させられたSS M.D.ジェニングス。第3Q、RBゴアの21ydsランでのタックルミスがきっかけと見られている。 「こんなプレーでは、コーチの判断に文句は言えない。フィールドではいくつかのプレーで失敗があったと思う。これを反省材料として、向上するよう努力するしかない。WRモスのタッチダウンは、適切なチェック(プレー直前のアジャストメント)ができていなかった。RBゴアのランでは、彼にスペースを与えすぎた。相手はタックラーをたくさんかわす優秀なRBだ。僕はもっと間を詰めて倒しに行かなきゃいけなかった」
- コーチ陣は先発SS変更を明言してはいないが、4巡指名SSジェロン・マクミリアンはタックリングが取り柄なのはたしか。 「そう、それが僕のフットボール。(先発決定については)じっと待つしかないね。選手の能力はコーチが良く知っているし」
- 木曜のゲーム開催についてWRジョーディ・ネルソンが率直なコメント。 「木曜のナイトゲームは嫌いだ。はっきり言ってリーグのためにもならないよ。一方で選手の安全を強調しておきながら、4日間で2試合もプレーさせるなんて。僕はとても好きにはなれないね」