グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2011年12月28日

プロボウルに7選手が選出

今季のプロボウル選手が発表され(全リスト)、パッカーズからはQBアーロン・ロジャース(2回目)、WRグレッグ・ジェニングス(2)、FBジョン・クーン(初)、Cスコット・ウェルズ(初)、DT B.J.ラジ(初)、OLBクレイ・マシューズ(3)、CBチャールズ・ウッドソン(8)が選ばれた。このうちQBロジャース、FBクーン、OLBマシューズ、CBウッドソンの4人はNFCのスターター。最多選出はペイトリオッツと49ersの各8人で、パッカーズの7人はそれに次ぐ。

Kメイソン・クロスビーは補欠1番手に選ばれ、欠場者が出れば即繰り上げ出場することになる。その他、WRネルソン、TEフィンリー、RGシットン、ILBビショップ、CBウィリアムズ、KRコブも補欠に入っているが、何番手であるのか(何人欠場すれば出場できるのか)は公表されない。

プロボウルはスーパーボウルの前週、1月29日にハワイのアロハ・スタジアムにて開催される。そのためスーパーボウル出場チームの選手は出場できない。

選に漏れたパッカーズ選手で地元メディアが騒ぐような選手はとくになし。TEフィンリーはNFCのTE中でレシービング7位にとどまり(リスト)、RGシットンやCBウィリアムズも昨季と比べてパフォーマンスを落としている。WRネルソン(ヤーデージでNFC7位、TD数はNFC2位)が漏れたことより、WRジェニングス(ヤーデージでNFC9位)が残れたことに感謝すべきだろう。

なお、一般的な「プロボウラー」の定義は、当初選出された選手(今回発表)、辞退者により繰り上げ出場した選手、スーパーボウル進出により出場(または繰り上げ出場)を辞退した選手にかぎられる。ケガで出場を辞退してもプロボウラーだが、ケガで繰り上げ出場を辞退した場合はプロボウラーではない。繰り上げ出場できるはずがスーパーボウルで出られなかった場合はプロボウラーとなる。

そうした仕組みもあって、昨季のパッカーズはWRドライバーとILBホークが人知れず「繰り上げ出場扱い」となり、1967年以来チーム最多のプロボウラー8人だった(WRジェニングス、WRドライバー、LTクリフトン、OLBマシューズ、ILBホーク、CBウッドソン、CBウィリアムズ、FSコリンズ)。WRドライバーは最近になって「昨季プロボウラーだった」と知らされたらしい。

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