グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2008年8月 6日

ファーヴ情報: あらためてトレードを希望

前日深夜まで話し合ったマイク・マッカーシーHCとブレット・ファーヴは、火曜朝にも再び話し合いを行ったが、けっきょく平行線に終わった模様。ファーヴはESPNに対して以下のように語っている。埋まることのない溝、修復不可能な不信感をあらためて吐露していて、もはやトレードが最善と本人は考えているようだ。

なお、正午ごろ下記のコメントをしたあとファーヴはしばらくランボーフィールドに留まり(話し合いを続けていたのかは不明)、13時半過ぎにスタジアムを後にした。話し合いを続けていたとしても、練習時間(午後2時)が近づいたので打ち切らざるをえなかったのだろう。マッカーシーHCはノーコメントのまま、29分遅れでチーム練習に合流した。ファーヴは練習に参加せず。ランボーフィールドを去るときの映像はこちら。(話をしている女性はESPNのレイチェル・ニコルズ記者)

「行き詰まっている。昨夜僕とマイクは、今回のことが(チームにとって)集中の妨げであり、今後もそうであろう、ということでは意見が一致した。僕がいまここにいるのはコミッショナーから復帰許可が下りたからだというのはみなが知っているし、だから僕らは相互理解のため話し合わなければならない事柄がたくさんある。単純で複雑、その両方だ」

同地区へのトレードはあらためて拒否された、とファーヴ。

これまでのパッカーズ側からの情報とは違い、ロジャースとの平等な競争ではないらしい。 「マイクは、『ウチはチームとして君がいてくれた方がいい。ただ、オープンな競争をすることを君が受け入れられるかが知りたい』 と言っていた。ご存知のように、僕は競争も問題ない。でも実際は、これまでずっとプレーしてきたアーロン(QBロジャース)が当然スターターとなるはずだ。となると『オープンな競争』以上のことになりそうで、僕はそれも可能だけど、大きな混乱を巻き起こしてしまうし、チームのためにもよくない」

「もしそういうことになったら僕は必死で練習するし、どんな結果になるかはみなわかっていると思うけど、でもこれではたぶんうまく行かない。僕がマイクの立場だったらきっと同じ行動を取るだろうと、それは心から理解している。マイクも僕の立場なら同じように考えるだろう。2人ともその点は合意できると思う」

「彼らは僕がコミットしているかどうか知りたいと言うけど、僕はチームが僕にコミットしてくれているかを知りたい。問題は、すでに大きなダメージができていて、僕がそれを忘れられない、ということだ。ストーリーは用意済みだとスタッフはこれまで言ってきたけど、それは事実じゃない。僕が(これまでのことを?)乗り越えられるか? それは疑わしい」

タンパリング容疑、それに「チーム支給の携帯を使って」という部分について、あらためて球団への怒りを表明。「もう一度言うが、どちらも大嘘だ」

「それに、僕を引退したままでいさせるため買収しようとした。だから口では僕を歓迎すると言っていても、なに言ってんだ、これまでの僕の扱いが真実を示してる。彼らは僕の復帰を望んでいない、それなら前に進もうじゃないか。僕がどこへ行くかはわからない。成り行きを見守るしかない」

カテゴリ : Player