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Day 1: DTハントは半分別メニュー
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年7月31日
- いよいよ全体練習初日。シャーマンHCとWRウォーカーのインタビュー映像はこちら。
- 今季初めてのチーム練習参加となるQBファーヴや、LTクリフトンやCフラナガンのように手術明けの選手たちは、負担を減らすために午前の練習だけに留めた。今後もペース配分に配慮しながらの調整となりそう。
- ミニキャンプを2回休んだQBブレット・ファーヴは、自宅でのトレーニングや食事の改善の成果があって、8ポンド(3.6kg)ほど絞っての登場となった。ポケット内やロールアウトの動きもよかった。長めのパスは良かったが、ショートパスのタイミングはまだイマイチのようだ。急激にペースを上げて数年前のようにヒジ痛を起こしたりしないよう、注意深く投球数をモニターしていく。「今日はすごくいい球を投げていたよ。まだウォームアップが必要だ、と彼は言ってた。『1週間くれ。そうすれば大丈夫だ』ってね」とWRドライバー。
- 大注目のWRジャヴォン・ウォーカーは、QBオサリバンからのTDパスを見事にキャッチして大きな歓声を浴びた。惜しくもサーカスキャッチをし損ねたシーンでは非常に悔しそうにボールを蹴り、(しぶしぶの参加でなく)本気で打ち込んでいる様子を見せている。(今日の記事参照)
- QBファーヴが午後は休み、QBロジャースも未契約のため、午後はQBノールとQBオサリバンの2人だけが投げた。2人とも投げそこないや判断ミスが多く、あまり出来はよくなかった。
- DTクリディアス・ハントは前日のフィジカルチェックをなんとか合格したものの、激しいアジリティ・ドリルなどになると別メニュー。4月のミニキャンプ練習初日にハムストリングを痛めたように、体が出来ていない状態で一人前の練習はさせられない、という判断のようだ。ベイツDCはハントがミニキャンプを(無断)欠席したことを理由に挙げ、「彼は遅れている。システムを学ぶのに時間がかかるからね。まあしかし、DTは中でも一番易しいだろう。今日の彼は、いいスタートを切ったよ」と語っている。
- 1stチームのDTには2年目のDT/DEコーリー・ウィリアムズが入っており、すでに名実ともにスターター扱い。
- DTグレイディ・ジャクソン(今日の記事参照)に代わるノーズタックルとして、午前の練習ではDTジェームズ・リーが1stチームに入り、午後はDTドネル・ワシントンが入った。
- ミニキャンプに続き、2巡指名のWRテレンス・マーフィの評判がいい。午前・午後とも良いパスキャッチをして、スムーズなカットとスピードを見せている。「彼は基本技術に関して非常に洗練されている」とフランクリンWRコーチ。
- FGのホルダー問題では、ボナメイゴSTコーチは今日はWRマーフィを試し、WRウォーカーもテストしたいと語っている。WRがホルダーなど珍しいが、2人ともキャッチが非常に上手く、マーフィは高校時代はQBをしており、ウォーカーは野球のマイナーリーグ経験者。
- 5巡指名のCBマイク・ホーキンズは、ヒザの半月板を痛めて6月のミニキャンプを休んだが、順調に回復して練習に復帰している。しかしまだ午前の練習のみ。
- 初日の唯一のケガ人は4巡指名のLBブレイディ・ポピンガ。ハムストリングを痛め、数日間休むことになりそうだ。
- 地元グリーンベイ出身のドラフト外ルーキー、WRクリス・サンプが解雇され、同じくドラフト外ルーキーのDTクインテン・ニューハウスと契約した。QBノールと同じく、ルイジアナ州のノースウェスタン州立大出身。上記のようにDTハントやDTジャクソンの問題があるため、キャンプでのDT不足に備えての人事かもしれない。