グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2005年7月31日

WRジャヴォン・ウォーカーが心境を語る

ホールドアウトを解除してキャンプ初日の練習に参加したWRジャヴォン・ウォーカーが、現在の心境を語った。非常にポジティブな態度で、契約問題はいったん棚上げにして、フィールドでベストを尽くす意思を強調している。「今の僕の仕事は、フットボールをプレーすること。フットボールをして、良い結果が出せなければ何にもならないんだ。フィールドに出てプレーをして、そのパフォーマンスが良ければ全ては上手く行くものだ」

「キャンプ出席を決めたのは、火曜日の夜のことだった。家族や代理人と話し合って、これがベストだと結論を出した。僕はフットボールシーズンを休むつもりは全くなかったし、キャンプに出てスーパーボウルを目指すのが最善の道だった。(交渉のことは)公にするよりもチーム内に留めた方がいいしね」

「確かに、なんとかしたいと思っている(契約の)問題はまだある。でもだからと言って、フットボールに関して僕がすべきことが減るわけじゃない。今は契約のことは置いておいて、何事もなかったように、フットボールをプレーしたい。フットボールに関して、去年の僕はハングリーだったけど、今年はさらにハングリーになっている」

ミニキャンプを2回とも休んだことに関して、QBファーヴはウォーカーへの批判をメディアを通して繰り返していたが、すでに2人はロッカールームで話し合い、互いに何のわだかまりもないことを確認している。「互いに何も悪気はないんだ。彼には彼の意見があるし、僕にも僕の意見がある。個人攻撃などとは思っていないよ」

この話し合いを持ちかけたのはファーヴの側だったらしい。「ジャヴォンが戻ってきてくれて、どれだけ僕が喜んでいるか伝えたかったんだ。その上で、僕が(メディアを通じて)言ったことを変えるつもりはないと言った。知っての通り、僕はジャヴォン個人のことを悪く言ったことはない。気に入らなかったのは、契約問題の扱い方だ。彼の本当の人柄が、(チームに合流したことに)表れたと思うよ。ホールドアウトするつもりなど最初からなかった、と彼は言っていた。交渉のための手段に過ぎなかったんだ。彼は素晴らしいヤツだし、すごいプレーヤーだ。きっとチームを助けてくれるに違いない。彼が来てくれて嬉しいよ」

WRウォーカーは、昨年と同様に今年のオフも、アリゾナ州フェニックスのトレーニング施設で厳しいトレーニングを積んだとのこと。トレーナーのブレット・フィッシャーは、「プロボウル出場を達成した選手の中には、満足してしまって悪い方向に向かう者もいる。ジャヴォンはそのようなことはなく、さらにハングリーになっている。昨年の好成績で彼がどのように変化するか私は見守っていたが、悪い兆候は全くなかった。体作りに関して、チーム側が心配するようなことは全くない」と太鼓判を押している。

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