グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年8月14日
- 木曜日の気温は20℃。快晴。細かいケガ人が増えてきたこともあり、シャーマンHCは45分ほど早く練習を切り上げた。「選手たちは本当によくやってきた。早いペースで練習をしてきた。今週は長い週(試合間隔が空くこと)だし、疲れもたまってきている。練習を短くすることでより熱のこもった練習がしたかった」
- 午後はリバースの練習を多くこなした。WRジャヴォン・ウォーカーはWRドライバーに完璧なリバース・パスを決め、大喝采が起こった。
- 昨季は1.5サックしか許さなかったLTチャド・クリフトンのパスプロテクションは今年も文句なしで、DEたちをほとんど寄せ付けないフットワークのよさを見せつけている。ベクトルOLコーチによると、プロボウル選出に足りないのは、知名度とランブロック。問題は彼のサイドのランプレーではなく、右サイドへのランの際のバックサイドのブロックだと言う。「ポイントオブアタックでのブロックは、非常にいい。それは心配していない。一番大事なのは、バックサイドのブロックだ」とベクトルOLコーチ。今回のキャンプでも、その場合のテクニックやフットワークや読みをみっちり指導されている。
- LBトランス・マーシャルは体が絞れるとともに調子を上げ、控えLBの座を確実にしつつあるようだ。ラン守備はずいぶんよくなり、今日のゴールライン・ディフェンスでは、1stチームに加わった。「今日の彼はパッカーズに入団以来最高だった。我々が望むような選手になるためには、これが毎日できなければならない」とシャーマンHC。
- DTグレイディ・ジャクソンはヒザの負担を避けながらの独自メニューが多く、チーム練習に参加することの方が少ないが、本気を出すとやはり迫力が違う。31歳だが、特に衰えは感じられず、問題は体調管理、体重管理だけ。
- RBアーマン・グリーンは2日続けて練習を休んだ。どうやら、土曜のスクリメージ練習の時にきつすぎるシューズを試したために足を痛めてしまったらしい。シーホークス戦の出否は"Questionable"とのこと。「たいしたことはないと思うが、彼に関しては、非常に慎重にいく。まだ木曜日なので何とも言えないが、たぶん日曜日には出場するかどうかを決定する」とシャーマンHC。
- QBブレット・ファーヴは午後の練習を休んだ。このところ毎日このようにして投球数をコントロールしている。他にもケガから回復途上の選手など、半日参加の選手が多い。
- FSダレン・シャーパーとLBナイル・ディッグスは休養日をもらった。
- 元カーディナルスのTEスティーヴ・ブッシュは、昨季最終戦で追撃ののろしを上げるTDパスキャッチを決めて、ヴァイキングスへの逆転勝ち、つまりパッカーズのプレーオフ進出に貢献した。しかし最後のTDを決めたWRプールと比べると、グリーンベイでの愛され方はさほどでもない。「でも、オレっていつもそうなんだよね。いいプレーを決めると、さらにいいプレーを誰かがしてしまうんだ」
- NBAミルウォーキー・バックスのテリー・ポーターHC(名選手でもあった)が息子2人を連れてパッカーズを訪問。午前午後とも熱心に見学し、練習の進め方などを参考にしていた。
- WRからCBへ登録変更されたドラフト外ルーキーのクリス・デイは、高校時代はむしろCBとして評価されていたらしい。しかし本人はオフェンスでプレーしたくてグランブリング大へ。昨季は、ニッケルやダイム隊形ではCBもプレーしていたとのこと。