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Notebook: キャップの空きは約$1.5ミリオン
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年2月26日
- LTチャド・クリフトンのフランチャイズ指名について、ブラント交渉担当。「チャドはここに残りたいし、こちらも彼と契約したい。これからも話し合いは続ける。決してこれで終わりではない」
- アンドリュー・ブラント交渉担当によると、クリフトンのサラリーを除き、2004年のパッカーズのキャップの空きは$1.5ミリオンほどとのこと。しかしこの数字は、RTタウシャー、QBファーヴ、Sシャーパーとの契約見直しが正式に締結する前の数字のようだ。
- パッカーズが先発セーフティを求めているのは周知の事実。しかしスロウィック新DCが最も懸念しているのは、SやDLではなく、控えCBの層の薄さだ、という噂。
- FBについては、パッカーズはヘンダーソンからルーチーに若返らせる意図が明白だが、ヘンダーソンは安いサラリーを受け入れて控えとして残留する気があるかもしれない、という噂。
- 昨年開幕前の時点で、シャーマンHCはFBニック・ルーチーの将来性の方を買っていた(だからヘンダーソンのトレードの噂が出たのだろう)が、クルームRBコーチは安定感のあるヘンダーソン起用を主張し、シャーマンHCはそれを受け入れたらしい。シーズン前半は頑張っていたヘンダーソンだが、後半に入るにつれて明らかにパフォーマンスが落ち、ルーチーの出番が増えた。
- QBヘンソンに関しては、このところ各チームの興味がやや冷え込んでいる。パッカーズも、少なくとも表向きは全く動きを見せておらず、「ムチャクチャ惚れ込んでいるわけではない」との内部情報もある。少なくとも、他の大学QBを見定めてから比較して考えればよい、ということのようだ。これまではテキサンズのGMがメディアを利用してさんざん煽ったが、逆にドラフトが近づくまで待っていれば、テキサンズ側の立場が苦しくなる。
- QBヘンソンについて、(実力の他に)各チームが最も懸念しているのは、テキサンズとのトレード条件よりも、ヘンソン側とのルーキー契約。代理人はヤンキースとの契約解除で失った$12ミリオンを取り戻そうと目論んでいるが、これほどリスクの大きい若手QBに巨額の投資をするチームがあるかどうか。まずはテキサンズと契約を結んでからトレードし、新チームが契約を引き継ぐ、という形にしなければならないため、よけいに話がややこしい。契約ボーナス分だけは、テキサンズが負担してサラリーキャップに上乗せしなければならない。
- 2日前にRTマーク・タウシャーの契約見直しをリポートしたが、本人は「まだサインはしていない」と昨日の時点で語っている。2002年に契約延長した時は、実際にはタウシャー本人が交渉し、最後のペーパーワークの部分だけ、資格のある代理人に任せた。今回もそのような形にしたために正式契約が少し遅れたのかも。