グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年9月27日

RBミーリーを解雇 OTブルックスと契約

パッカーズは先週のライオンズ戦の前まで2番手RBだったロンデル・ミーリーを解雇し、入れ替わりに、ベテランOTのバレット・ブルックスと契約した。もちろんその目的は、手薄になったオフェンシブラインの層を厚くするため。ブルックスはブルックスは左タックルで通算31試合、右タックルでも同じく31試合の先発経験があり、ガードでもプレーしたことがある。控えラインマンの経歴としては申し分ない。

ブルックスは'95年にカンザス州立大からドラフト2巡でイーグルス入り。4年間のうち3年間はスターターを務め、'99年にFAでライオンズへ。デトロイトでの2年間で16試合に右タックルで先発。昨年はブラウンズへ移ったが、開幕ロースターに残れずに解雇され、そのまま2001年はプレーせず。今年はブロンコスのキャンプに参加したものの、開幕前にカットされている。一昨年は体重問題(350ポンドを超えたらしい)のためにブラウンズを解雇されたようだが、現在は314ポンド。代理人は「彼は厳しいトレーニングを積んできていて、この夏は全くケガもない」と語っている。

今週はじめにRBモーリス・スミスが解雇されたとき、このOTブルックスと契約した、という先走った報道があったのだが、先に契約したのはFBトニー・カーターだった。RBミーリーの解雇によって改めてロースターに枠を作り、OTブルックスと契約することになった。RBミーリーのカットはショッキングだが、先週の試合でダヴェンポートが実質エースの活躍を見せたことがこの人事の背景にあるのは間違いない。ドラフト外ルーキーのフィッシャーが解雇されずに、ミーリーが解雇されたのは、ミーリーにケガが多いことや、フィッシャーの方が将来性が高い、という判断があったのかもしれない。

この発表と同時に、パッカーズはLBトランス・マーシャルの背番号を51番から41番に変更し、正式にフルバックとして登録することを発表した。これも驚きだが、このコンバートが一時的なものなのか、恒久的なものなのか、今のところは不明。(パッカーズ公式サイトのロースター表では、背番号は41に変更されているがポジションはLBのままだ) ただ、これでダヴェンポートは今後もRBに固定される可能性は高くなった。RB陣はアーマン・グリーンに続く2番手がダヴェンポート、3番手がフィッシャー。FBはヘンダーソン、トニー・カーター、そしてマーシャル。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player