アレン・ロッサムの欠場が1試合ですめばともかく、彼のケガが長期化した場合に備えて、パッカーズはFA選手たちを集めてトライアウトを行った。この中には名リターナーのエリック・メトカーフの名前も含まれている。
David Palmer | 元MIN |
J.J. Moses | 元KC |
Eric Metcalf | 元OAK |
Leon Johnson | 元NYJ |
プロ人事担当部長のレジー・マッケンジーは「我々は4人全員の評価を行っているところだ。彼らのプレシーズンでのプレーや、昨年のプレーを詳しく調べることになる。どちらにしてもロッサムの状態がどうなるかを見守らなければならない。今のところかなり回復してきているようだから」と語った。つまり彼らと契約するかは、あくまでロッサムの回復具合によるということ。
上記のようにリターナー専門のトライアウトも行われているし、WRチャールズ・リーをロースターに戻すことも検討されている。しかしそうするには誰かを試合当日の45人ロースターから外さなければならない。それがいやならばWRアントニオ・フリーマンやSシャーパーら主力選手をリターナー兼任で使うほかない。
1995年にドラフト3巡でプロ入りしたフリーマンは、まだWRとしてスターターになれなかったルーキー年にパントリターナーを務めた。そしてプレーオフでは "special teams player of the week" に2度も選ばれる活躍をしている。プロ2年目以降は先発WRに定着したためリターナーをやったことはないが、「もし自分の番号が呼ばれれば、パントリターンもやるよ。ボールを持つ回数も増えてビッグプレーを決めるチャンスも増えるし」とフリーマン。すでに月曜日にはリターンの練習でかつての能力の片鱗を見せている。「練習でできるだけたくさんキャッチして、きちんとボールの下に入る感覚や、相手の穴を見つける感覚を磨かないと」