1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Lions (11-5) | 0 | 7 | 7 | 6 | 20 |
Packers (12-4) | 7 | 7 | 7 | 9 | 30 |
小雪舞うランボーフィールド、気温は-3℃。地区優勝を賭けた決戦は、QBロジャースが一時退場(ふくらはぎ)しながらの英雄的なパフォーマンスでライオンズを押し切って勝利。パッカーズは地区4連覇を達成し、プレーオフ第2シードとバイウィークを手に入れた。ライオンズに対してはホーム24連勝。
第1Q、パッカーズは敵陣ゴール前で押し込めずギャンブル失敗に終わるが、CBハイドのパントリターンTDで先制。第2QにTDパスを決めた際にQBロジャースがふくらはぎを悪化させて退場。するとライオンズのオフェンスが波に乗り、第2Qから第3Qにかけて2シリーズ連続TDを決めて同点。しかし第3Q途中でQBロジャースが復帰すると、チーム全体が勢いを取戻した。WRコブへのTDパスで勝ち越し、ファンブルリカバーでボールを奪い、QBスニークでTDを追加し、さらにセーフティを奪って16点差。ライオンズの反撃を1TDに抑えて逃げ切りに成功した。
◆ ◆ ◆
オフェンスはややパンチに欠けたが、3rdダウン成功率が8/13の62%と高かったことでボールコントロールに成功した。機動力の落ちたQBロジャースを支えたのは、オフェンシブラインのほぼ完ぺきなパスプロテクション。序盤に好調だったラン攻撃は後半にはシャットアウトされた。WRネルソンは球団史上初の1500ydsレシーバーに、RBレイシーは今季ライオンズが許した初めての100ydsラッシャーとなった。
ディフェンスはQBスタフォードによくプレッシャーをかけ、パス成功率48.8%に抑えた。WRカルヴィン・ジョンソンとWRゴールデン・テイトを計84ydsに抑えたのが1つの勝因。前半はRBジョイク・ベルのランを止められず苦しんだものの、後半にはラッキーなファンブルリカバーを奪うことができた。第2Q半ばにQBロジャースが負傷退場したとたんに連続TDシリーズを許し、復帰すると立ち直る、現金なパフォーマンスでもあった。
スペシャルチームは第1QにCBハイドがパントリターンTDを成功。しかし第4QにはまたもFGブロックを許している。オンサイド・フリーキックをまんまと押さえられるミスもあった。
QBロジャース以外のケガは報告されていない。
Final Team Statistics | ||
---|---|---|
Packers | Lions | |
Points | 30 | 20 |
Total Yards | 377yds | 313yds |
First Downs | 24回(ラン7・パス14・反則3) | 23回(ラン8・パス14・反則1) |
Rushing | 152yds(38回・平均4.0) | 111yds(23回・平均4.8) |
Passing | 232yds(18/23・2TD・0INT) | 217yds(20/41・3TD・0INT) |
Sacked | 1回7yds | 2回15yds |
Passer Rating | 137.7 | 89.2 |
3rd Down Efficiency | 8/13 (62%) | 4/11 (36%) |
Turnovers | 1回 (INT0/FUM1) | 1回 (INT0/FUM1) |
Field Position | 自陣33yds | 自陣26yds |
Punt | 3回39.0yds(ネット27.7yds) | 4回38.0yds(ネット24.3yds) |
Kickoff Return | 1回0yds | 2回平均25.2yds |
Punt Return | 1回55yds | 1回14yds |
Field Goals | 0/1 | 0/0 |
Penalty | 5回40yds | 10回53yds |
Time of Possession | 34分18秒 | 25分42秒 |
オフェンスの犯したターンオーバーは1回。
ディフェンスの奪ったターンオーバーは1回。
先発QBアーロン・ロジャースは17/22、226yds、2TD、0INTでレーティング139.6。
チームラッシングは38回152yds(平均4.0)。
WR/TE陣は以下のとおり。
先発OL陣はLTバクティアリ、LGシットン、Cリンズリー、RGラング、RTブラガ。
ディフェンスの陣容は以下のとおり。
パス守備はQBマシュー・スタフォードを相手に20/41、217yds、3TD、0INTのレーティング89.2。
ラン守備は23回111yds(平均4.8)。
スペシャルチーム
反則は5回40yds。うち2回は意図的なディレイオブゲームで、実質3回のみだった。ライオンズの反則は10回53yds。
ケガ人
その他
日曜のグリーンベイの天気予報は晴れときどき曇り(降水確率0%)、最高気温-2℃、最低気温-10℃、風速は3mから4m程度で、あまり強くない。
Green Bay Packers Injury Report | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Player | Pos. | Injury | Wed | Thu | Fri | Status | Notes |
Davon House | CB | Shoulder | × | × | × | Out | 欠場 |
Aaron Rodgers | QB | Calf | △ | △ | △ | Probable | 出場 |
Josh Sitton | OG | Toe | △ | △ | △ | Probable | 出場 |
T.J. Lang | OG | Ankle | △ | △ | △ | Probable | 出場 |
Clay Matthews | LB | Biceps | △ | △ | △ | Probable | 出場 |
Mike Neal | OLB | Abdomen | △ | △ | 〇 | Probable | 出場 |
Detroit Lions Injury Report | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
Player | Pos. | Injury | Wed | Thu | Fri | Status |
Nick Fairley | DT | Knee | × | × | × | Out |
Joique Bell | RB | Achilles | △ | 〇 | 〇 | Probable |
Calvin Johnson | WR | Ankle | × | △ | 〇 | Probable |
Mohammed Seisay | CB | Hamstring | 〇 | 〇 | 〇 | Probable |
Probable | : | 75% chance a player will play |
---|---|---|
Questionable | : | 50% chance a player will play |
Doubtful | : | 25% chance a player will play |
Out | : | Player will not play |
○ | : | Full Participation |
△ | : | Limited Participation |
× | : | Did Not Participate |
- | : | Not Listed |
今年のプロボウル選手が発表され(全リスト)、昨年ゼロだったパッカーズからは、QBロジャース(4回目)、WRネルソン(初)、FBクーン(2)、LGシットン(2)、LBマシューズ(5)の5人が選ばれた。最多はブロンコス(9)、2位はカウボーイズ(6)、パッカーズは4チームと並んで3位タイだった。
プロボウル補欠には、RBレイシー、WRコブ、LTバクティアリ、RGラング、OLBペッパーズ、CBウィリアムズ、CBシールズの7人が選ばれている。
◆ ◆ ◆
クリスマス・ウィークは練習日程も変則的。パッカーズはクリスマスの木曜を休日とするため、通常はオフ日の火曜にはやくも初練習を行った。マンデーナイト後の水曜に行うようなごく軽い練習で、戦術面のインストールが主体だったようだ。コーチ陣は先週土曜からライオンズ戦のゲームプランニングを始めていた。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Packers (11-4) | 7 | 3 | 0 | 10 | 20 |
Buccaneers (2-13) | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 |
レイモンド・ジェームズ・スタジアムの天気は曇り、気温は24℃。空席の多いスタジアムだが、今回はたいへんな数のパッカーズファンが集まり、どちらのホームかわからない。試合は意外なロースコアゲームとなったが、パッカーズがディフェンスの大活躍で危なげなく逃げ切りに成功。昨日イーグルスが負けているため、11勝目を挙げたパッカーズのプレーオフ進出が決定した。最終週DET戦は地区優勝とシード順を賭けての争いとなる。
◆ ◆ ◆
オフェンスは序盤こそミスが多くギクシャクしたが、第1Q終わりごろからクイックパスを中心に徐々にリズムをつかんだ。RBレイシーの先制TDランは今季最長の44yds。レシーバー陣ではWRネルソンとWRコブが勝負強い働きで合計20キャッチ、ともに100ydsレセプションを達成している。
ディフェンスはトータル109ydsと素晴らしい働き。試合最初から5シリーズ連続の3&アウトに抑え、初めての1stダウンは前半残り3分のことだった。ラン守備は相手ラッシングをわずか17ydsに抑え、パスラッシュは今季最多の7サック。とくにLBマシューズとOLBペッパーズは2人合わせて4.5サックを量産している。オフェンスによるファンブルロストやギャンブル失敗、スペシャルチームによるFG失敗や26ydsパントといったミスがあったが、すべてディフェンスが帳消しにしてくれた。
反則は両軍合わせて8回と少なかった。ケガに関しては、QBロジャースが左ふくらはぎを痛めたのがやや心配なところ。RTブラガ(脳震盪)は先発出場した。
Final Team Statistics | ||
---|---|---|
Packers | Buccaneers | |
Points | 20 | 3 |
Total Yards | 431yds | 109yds |
First Downs | 23回(ラン6・パス17・反則0) | 6回(ラン1・パス5・反則0) |
Rushing | 121yds(31回・平均3.9) | 16yds(14回・平均1.1) |
Passing | 318yds(31/40・1TD・0INT0) | 147yds(12/26・0TD・1INT) |
Sacked | 1回8yds | 7回54yds |
Passer Rating | 108.1 | 48.1 |
3rd Down Efficiency | 6/13 (46%) | 4/14 (29%) |
Turnovers | 1回 (INT0/FUM1) | 1回 (INT1/FUM0) |
Field Position | 自陣34yds | 自陣23yds |
Punt | 2回34.5yds(ネット34.5yds) | 8回42.0yds(ネット41.5yds) |
Kickoff Return | 0回 | 1回29yds |
Punt Return | 4回平均1.0yds | 1回0yds |
Field Goals | 2/3 | 1/1 |
Penalty | 5回40yds | 3回30yds |
Time of Possession | 38分38秒 | 21分22秒 |
トータルヤーデージはパッカーズ431ydsに対してバッカニアーズがわずか109yds。サック7回54ydsのロスも差し引かれた結果の数字。
オフェンスの犯したターンオーバーは1回。
ディフェンスの奪ったターンオーバーは1回。
先発QBアーロン・ロジャースは31/10、318yds、1TD、0INTでレーティング108.1。(ハイライトビデオ)
チームラッシングは31回121yds(平均3.9)、1TD。ニーダウン3回を除くと平均4.4yds。
WR/TE陣は以下のとおり。
先発OL陣はLTバクティアリ、LGシットン、Cリンズリー、RGラング、RTブラガ。
ディフェンスの陣容は以下のとおり。
パス守備はQBジョシュ・マカウンを12/26、147yds、0TD、1INTのレーティング48.1に抑え込んだ。
ラン守備は14回y16ds(平均1.1)。最長ランが4ydsどまりだった。
スペシャルチーム
反則は5回40ydsのみ。 バッカニアーズは3回30ydsとさらに少なかった。
ケガ人
その他
木曜にはフルパッド練習が行われた。レギュラーシーズン中のフルパッド練習は14回だけ、最後の6週間で3回だけ、と労使協定で定められている。そのため、今レギュラーシーズンでフルパッドはこれが最後。プレーオフ期に入ると、週に1回行うことができる。
Green Bay Packers Injury Report | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Player | Pos. | Injury | Wed | Thu | Fri | Status | Notes |
Davon House | CB | Shoulder | × | × | × | Out | 欠場 |
Bryan Bulaga | OT | Concussion | × | × | △ | Questionable | 微妙 |
Eddie Lacy | RB | Eye | △ | △ | △ | Probable | 出場 |
Josh Sitton | OG | Toe | × | △ | △ | Probable | 出場 |
T.J. Lang | OG | Ankle | △ | △ | △ | Probable | 出場 |
Clay Matthews | LB | Biceps | △ | △ | △ | Probable | 出場 |
Mike Neal | OLB | Abdomen | △ | △ | △ | Probable | 出場 |
Nick Perry | OLB | Shoulder | △ | △ | △ | Probable | 出場 |
Tampa Bay Buccaneers Injury Report | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
Player | Pos. | Injury | Wed | Thu | Fri | Status |
Major Wright | S | Ribs | × | △ | △ | Out |
Solomon Patton | WR | Foot | △ | △ | 〇 | Questionable |
Kevin Pamphile | OT | Ankle/Knee | △ | △ | 〇 | Questionable |
Clinton McDonald | DT | Hamstring | △ | △ | 〇 | Questionable |
Mason Foster | LB | Achilles | △ | △ | △ | Questionable |
Isaiah Frey | CB | Ankle | × | × | × | Questionable |
Dashon Goldson | S | Shin | - | △ | △ | Questionable |
Bobby Rainey | RB | Wrist | - | 〇 | 〇 | Probable |
Probable | : | 75% chance a player will play |
---|---|---|
Questionable | : | 50% chance a player will play |
Doubtful | : | 25% chance a player will play |
Out | : | Player will not play |
○ | : | Full Participation |
△ | : | Limited Participation |
× | : | Did Not Participate |
- | : | Not Listed |
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Packers (10-4) | 3 | 7 | 0 | 3 | 13 |
Bills (8-6) | 7 | 3 | 6 | 5 | 21 |
ラルフ・ウィルソン・スタジアムの天気は曇り、気温は2℃。パッカーズは強力ビルズディフェンスにくわえて強風にも苦しめられ、パスオフェンスが絶不調に陥った。第3Q途中から波に乗りかけるも落球や反則などミスでチャンスを逃し、ディフェンスの頑張りを活かすことができなかった。
連勝は5でストップし、地区優勝争いでふたたびライオンズと並んだ。パッカーズは@バッファローでまたも勝利ならず、通算0勝6敗に。
試合は序盤からディフェンシブマッチでパントの蹴り合い。FGで先制したものの、パントリターンTDを許し、RBレイシーのTDランで再逆転、すぐにFGを返され、10-10の同点でハーフタイムへ。第3QにはFG2本で6点差をつけられ、WRネルソンが逆転TDとなるはずのロングパスを大落球。第4Qに入っても悪い流れは続き、せっかく敵陣に攻め込んでも不運なインターセプトで逆に失点。6点差を追う最終盤、自陣ゴール前でQBロジャースがサック&ファンブルを許し、セーフティで万事休す。
◆ ◆ ◆
画面左から右に強い風が吹いているため、両軍パスオフェンスがきわめて低調。パッカーズはQBとレシーバーとのコミュニケーションミス、QBの微妙なコントロールミス、レシーバーの7落球とミスだらけ。パスプロだけは頑張っていたが、最後になってRTブラガの代役JC・トレッターがサック&ファンブルを許した。QBロジャースはキャリア最悪のレーティング34.。ラン攻撃は好調だったが、後半はリードを許す展開で十分なラン回数がコールできなくなった。
ディフェンスは健闘し、FG4回の12失点に抑えた。ただ後半に入ってラン守備でミスタックルが増え、オフェンスに十分な時間を残すことができなくなった。スペシャルチームは第1Qに許したパントリターンTDが痛恨。さらに第2QにはFGをブロックされた。この2プレーがなければ勝っていた計算になる。
ケガ人は、OLBニック・ペリーが肩の負傷で退場。おそらく以前から痛めていた箇所で、重いかもしれない。RTブライアン・ブラガが脳震盪で退場している。
Final Team Statistics | ||
---|---|---|
Packers | Bills | |
Points | 13 | 21 |
Total Yards | 333yds | 253yds |
First Downs | 21回(ラン8・パス12・反則1) | 13回(ラン7・パス6・反則0) |
Rushing | 158yds(25回・平均6.3) | 113yds(33回・平均3.4) |
Passing | 185yds(17/42・0TD・2INT) | 158yds(14/27・0TD・1INT) |
Sacked | 1回10yds | 3回18yds |
Passer Rating | 34.3 | 54.2 |
3rd Down Efficiency | 4/14 (29%) | 4/16 (25%) |
Turnovers | 2回 (INT2/FUM0) | 1回 (INT1/FUM0) |
Field Position | 自陣21yds | 自陣35yds |
Punt | 6回42.8yds(ネット30.3yds) | 6回40.3yds(ネット39.5yds) |
Kickoff Return | 1回8yds | 2回平均13.5yds |
Punt Return | 2回平均2.5yds | 2回平均37.5yds |
Field Goals | 2/3 | 4/4 |
Penalty | 9回70yds | 10回75yds |
Time of Possession | 27分02秒 | 32分58秒 |
オフェンスの犯したターンオーバーは2回。
ディフェンスの奪ったターンオーバーは1回。
先発QBアーロン・ロジャースは17/42、185yds、0TD、2INTでレーティング34.3。
チームラッシングは25回158yds(平均6.3)、1TD。
WR/TE陣は以下のとおり。WR/TE陣は落球の山を築いた。
先発OL陣はLTバクティアリ、LGシットン、Cリンズリー、RGラング、RTブラガ。
ディフェンスの陣容は以下のとおり。
パス守備はQBカイル・オートンを相手に14/27、158yds、0TD、1INTのレーティング54.2。
ラン守備は33回113yds(平均3.4)。ニーダウンを除くと平均3.9yds。
スペシャルチームはこのところミスが多かったが、今回ついに敗戦につながってしまった。
反則は9回70yds。ビルズも10回75ydsと多かった。
ケガ人
その他
Green Bay Packers Injury Report | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Player | Pos. | Injury | Thu | Fri | Sat | Status | Notes |
Jamari Lattimore | ILB | Ankle | × | × | × | Out | 欠場 |
Davon House | CB | Shoulder | × | × | × | Out | 欠場 |
Eddie Lacy | RB | Hip | △ | △ | △ | Probable | 出場 |
Josh Sitton | OG | Toe | △ | △ | △ | Probable | 出場 |
T.J. Lang | OG | Ankle | △ | △ | △ | Probable | 出場 |
Bruce Gaston | DT | Illness | - | × | △ | Probable | 出場 |
Nick Perry | OLB | Shoulder | 〇 | △ | △ | Probable | 出場 |
Buffalo Bills Injury Report | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
Player | Pos. | Injury | Thu | Fri | Sat | Status |
Mike Williams | WR | Calf | × | × | × | Out |
Chris Gragg | TE | Knee | × | × | × | Out |
Da'Norris Searcy | S | Hamstring | × | △ | × | Out |
Jarius Wynn | DE | Knee | △ | △ | △ | Questionable |
Stefan Charles | DT | Quadricep | △ | △ | △ | Probable |
Dan Carpenter | K | Groin | △ | △ | △ | Probable |
Probable | : | 75% chance a player will play |
---|---|---|
Questionable | : | 50% chance a player will play |
Doubtful | : | 25% chance a player will play |
Out | : | Player will not play |
○ | : | Full Participation |
△ | : | Limited Participation |
× | : | Did Not Participate |
- | : | Not Listed |
次のバッファローは屋外の人工芝のため、水曜は屋内練習場のドアを開け放って練習を行った。今週は中5日のショートウィークなので練習量をかなり減らしている。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Falcons (5-8) | 7 | 0 | 10 | 20 | 37 |
Packers (10-3) | 7 | 24 | 3 | 9 | 43 |
小雪舞うランボーフィールド、気温は1℃とまずまず温かい。前半に大量24点をリードしたパッカーズだが、後半はファルコンズオフェンスが波に乗って怒涛の追い上げを見せる。しかしパッカーズはオフェンスが再びリードを広げ、前半の貯金を活かして無事逃げ切りに成功。5連勝でNFCトップタイの10勝目を挙げ、プレーオフへ大きく前進した。
試合は最初に両軍がロングTDドライブを成功させたあとは、パッカーズの一方的なペース。Sバーネットのインターセプトをタッチダウンに結び付けるなど、24点リードでハーフタイムへ。しかし後半ファルコンズはWRフリオ・ジョーンズ中心のパスオフェンスで息を吹き返し、後半は1回FG止まりだった他はすべてタッチダウンに結び付けた。しかしパッカーズはWRネルソンへの60ydsTDパスで突き放すと、2回のオンサイドキックを無事リカバーし、最後はRBスタークスのランで時間を使い切って試合終了。
◆ ◆ ◆
オフェンスはラン・パスとも非常に好調。今季4回目の40得点超で、ディフェンスの失態をカバーしてくれた。今回もラインの働きが目覚ましく、3試合連続で残り2ミニッツを使い切る勝ち方ができた。レイシーとスタークスの両RBが、ラン・パス合わせて100yds以上の大活躍だった。
いっぽうディフェンスはパス守備が崩壊し、後半は全シリーズで失点する体たらく。WRフリオ・ジョーンズに惨敗し、なんと11回259ydsを許してしまった。ファルコンズは反則わずか3回11yds、無駄なタイムアウトは一度も使わず、規律のしっかりした戦いぶりだった。
スペシャルチームは宿敵WRデヴィン・ヘスターに一度もビッグリターンを許さなかったのが最大の成果。Kクロスビーが53ydsFG成功、ILBジョーンズがFGブロックに成功している。
大きなケガ人はなかった模様。ただ、RBレイシーがでん部の打撲のため最終シリーズには出場しなかった。CBシールズ(脳震盪)は復帰許可が間に合って先発出場したが、カバレッジミスが多かったために終盤はCBハウスと交代させられている。
Final Team Statistics | ||
---|---|---|
Packers | Falcons | |
Points | 43 | 37 |
Total Yards | 502yds | 465yds |
First Downs | 28回(ラン10・パス17・反則1) | 26回(ラン8・パス17・反則1) |
Rushing | 179yds(30回・平均6.0) | 91yds(24回・平均3.8) |
Passing | 327yds(24/36・3TD・0INT) | 375yds(24/39・4TD・1INT) |
Sacked | 1回4yds | 1回1yds |
Passer Rating | 123.3 | 116.9 |
3rd Down Efficiency | 7/12 (58%) | 5/11 (45%) |
Turnovers | 0回 (INT0/FUM0) | 1回 (INT1/FUM0) |
Field Position | 自陣35yds | 自陣26yds |
Punt | 1回31yds(ネット31.0yds) | 2回48.5yds(ネット38.5yds) |
Kickoff Return | 6回平均14.7yds | 8回平均26.3yds |
Punt Return | 2回平均10.0yds | 0回 |
Field Goals | 3/3 | 1/2 |
Penalty | 5回40yds | 3回11yds |
Time of Possession | 33分01秒 | 26分59秒 |
オフェンスの犯したターンオーバーはゼロ(4試合連続)。結果的にはここが勝敗を分けたかも。
ディフェンスの奪ったターンオーバーは1回。
先発QBアーロン・ロジャースは24/36、327yds、3TD、0INTでレーティング123.3。
チームラッシングは30回179yds(平均6.0)、2TD。
WR/TE陣は以下のとおり。
先発OL陣はLTバクティアリ、LGシットン、Cリンズリー、RGラング、RTブラガ。
ディフェンスの陣容は以下のとおり。
パス守備はQBマット・ライアンに24/39、375yds、4TD、1INTのレーティング116.9を許した。
ラン守備は24回91yds(平均3.8)とまずまず。
スペシャルチーム
反則は5回40yds。ファルコンズの反則は3回11ydsのみ。
ケガ人
その他
Green Bay Packers Injury Report | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Player | Pos. | Injury | Thu | Fri | Sat | Status | Notes |
Luther Robinson | DE | Calf | - | - | × | Out | 欠場 |
Jamari Lattimore | ILB | Ankle | × | × | × | Out | 欠場 |
Sam Shields | CB | Concussion | × | × | × | Questionable | 微妙 |
Josh Sitton | OG | Toe | △ | △ | △ | Probable | 出場 |
T.J. Lang | OG | Ankle | △ | △ | △ | Probable | 出場 |
Lane Taylor | OG | Illness | - | × | 〇 | Probable | 出場 |
Mike Daniels | DT | Back | × | × | △ | Probable | 出場 |
Josh Boyd | DT | Knee | × | △ | △ | Probable | 出場 |
Nick Perry | OLB | Shoulder | △ | △ | △ | Probable | 出場 |
Atlanta Falcons Injury Report | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
Player | Pos. | Injury | Thu | Fri | Sat | Status |
Robert Alford | CB | Wrist | × | × | × | Out |
Justin Blalock | OG | Back | △ | △ | 〇 | Probable |
Harry Douglas | WR | Foot | × | △ | 〇 | Probable |
Stansly Maponga | DE | Elbow | △ | △ | △ | Questionable |
Roddy White | WR | Ankle | × | × | △ | Questionable |
Probable | : | 75% chance a player will play |
---|---|---|
Questionable | : | 50% chance a player will play |
Doubtful | : | 25% chance a player will play |
Out | : | Player will not play |
○ | : | Full Participation |
△ | : | Limited Participation |
× | : | Did Not Participate |
- | : | Not Listed |
3連休を終え、今週最初の練習が行われた。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Patriots (9-3) | 0 | 14 | 0 | 7 | 21 |
Packers (9-3) | 13 | 10 | 0 | 3 | 26 |
ランボーフィールドの天気は曇り、気温は-2℃。強めの風が吹いて体感気温はさらに低い。パッカーズはヤーデージでペイトリオッツを圧倒しながらミスで接戦に持ち込まれたが、大事なところで好プレーを決めて逃げ切り。QBロジャースはQBブレイディとの初対戦を勝利で飾り、チームは9勝3敗でNFCトップに並んだ。
パッカーズは試合開始から全シリーズで得点するが、レッドゾーン3回すべてFG止まり。第2Qにはディフェンスが崩され、連続TDドライブを許して2点差とされるが、前半終了間際にWRネルソンが45ydsのTDを決めて9点差で折り返し。
第3Qに入るとパッカーズディフェンスが頑張りを見せるが、オフェンスはFG失敗で追加点ならず。第4Qに入るとついにTDを決められて2点差に。オフェンスは敵陣ゴール前まで攻め込むが、WRアダムズが痛い落球でTDならず、FG追加で5点差に。ペイトリオッツはギャンブルを成功させてGB陣20ydsまで攻め込むが、3rdダウンでサックが決まり、FGも失敗。パッカーズは残り2分40秒を使い切って逃げ切りに成功した。
◆ ◆ ◆
オフェンスはトータル478ydsでペイトリオッツを圧倒。相手がカバレッジを厚くして両エースWRを封じ込めにくるところを、新人WRアダムズ(キャリア最高の120yds)をうまく活用できた。CBリーヴィスに封じ込まれたWRネルソンだが、前半終了間際、エンドゾーン左隅まで45yds走り切ったタッチダウンは非常に大きかった。最後にランで時間を使い切れたのは2試合連続。
ディフェンスは好調ペイトリオッツオフェンスをトータル320ydsに抑える大健闘。第4Qに崩れかかったところを、OLBニール&DEダニエルズによるサックが値千金だった。ILBホークの出番を減らしてILBサム・バーリントンを多用した点も注目に値する。
CBサム・シールズ(脳震盪)とILBジャマリ・ラティモア(足首)がケガで途中退場している。
Final Team Statistics | ||
---|---|---|
Packers | Patriots | |
Points | 26 | 21 |
Total Yards | 478yds | 320yds |
First Downs | 24回(ラン6・パス16・反則2) | 20回(ラン5・パス14・反則1) |
Rushing | 130yds(29回・平均4.5) | 84yds(18回・平均4.7) |
Passing | 368yds(24/38・2TD・0INT) | 245yds(22/35・2TD・0INT) |
Sacked | 3回20yds | 1回9yds |
Passer Rating | 112.6 | 102.7 |
3rd Down Efficiency | 10/17 (59%) | 4/10 (40%) |
Turnovers | 0回 (INT0/FUM0) | 0回 (INT0/FUM0) |
Field Position | 自陣26yds | 自陣26yds |
Punt | 1回38yds(ネット35.0yds) | 4回37.0yds(ネット37.0yds) |
Kickoff Return | 4回平均22.5yds | 4回平均19.0yds |
Punt Return | 1回 0yds | 1回 3yds |
Field Goals | 4/5 | 0/1 |
Penalty | 4回22yds | 4回25yds |
Time of Possession | 36分35秒 | 23分25秒 |
ターンオーバーは互いにゼロ。反則も両者4回ずつしかなく、よく締まった試合だった。
タイムオブポゼッションはパッカーズが36分35秒。こちらがほぼ毎回敵陣に進めていた(パントわずか1回)のに対し、ペイトリオッツは7点取るシリーズと全然ダメなシリーズがはっきりしていた。
3rdダウン成功率はパッカーズが59%と高く、ここが最大の勝因か。ペイトリオッツは40%。
ヤーデージで圧倒しながら接戦にされたのは、パッカーズのレッドゾーンオフェンスが振るわなかったため。4回すべてFGに終わり、とくに第4Q半ばのシリーズはWRアダムズのTDパス落球が痛かった。
先発QBアーロン・ロジャースは24/38、368yds、2TD、0INTでレーティング112.6。
チームラッシングは29回130yds(平均4.5)。ニーダウンを除くと平均5.1yds。
WR/TE陣は以下のとおり。
先発OL陣はLTバクティアリ、LGシットン、Cリンズリー、RGラング、RTブラガ。
ディフェンスの陣容は以下のとおり。
パス守備はQBトム・ブレイディを相手に22/35、245yds、2TD、0INTのレーティング102.7。
ラン守備は18回84yds(平均4.7)。
スペシャルチーム
反則は4回22ydsのみ。ペイトリオッツの反則も4回25ydsと少なかった。
ケガ人
その他