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2014年12月30日

Packers - Lions Notebook

2014年12月29日

Packers 30 - 20 Lions

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Lions (11-5) 0 7 7 6 20
Packers (12-4) 7 7 7 9 30

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小雪舞うランボーフィールド、気温は-3℃。地区優勝を賭けた決戦は、QBロジャースが一時退場(ふくらはぎ)しながらの英雄的なパフォーマンスでライオンズを押し切って勝利。パッカーズは地区4連覇を達成し、プレーオフ第2シードとバイウィークを手に入れた。ライオンズに対してはホーム24連勝。

第1Q、パッカーズは敵陣ゴール前で押し込めずギャンブル失敗に終わるが、CBハイドのパントリターンTDで先制。第2QにTDパスを決めた際にQBロジャースがふくらはぎを悪化させて退場。するとライオンズのオフェンスが波に乗り、第2Qから第3Qにかけて2シリーズ連続TDを決めて同点。しかし第3Q途中でQBロジャースが復帰すると、チーム全体が勢いを取戻した。WRコブへのTDパスで勝ち越し、ファンブルリカバーでボールを奪い、QBスニークでTDを追加し、さらにセーフティを奪って16点差。ライオンズの反撃を1TDに抑えて逃げ切りに成功した。

◆ ◆ ◆

オフェンスはややパンチに欠けたが、3rdダウン成功率が8/13の62%と高かったことでボールコントロールに成功した。機動力の落ちたQBロジャースを支えたのは、オフェンシブラインのほぼ完ぺきなパスプロテクション。序盤に好調だったラン攻撃は後半にはシャットアウトされた。WRネルソンは球団史上初の1500ydsレシーバーに、RBレイシーは今季ライオンズが許した初めての100ydsラッシャーとなった。

ディフェンスはQBスタフォードによくプレッシャーをかけ、パス成功率48.8%に抑えた。WRカルヴィン・ジョンソンとWRゴールデン・テイトを計84ydsに抑えたのが1つの勝因。前半はRBジョイク・ベルのランを止められず苦しんだものの、後半にはラッキーなファンブルリカバーを奪うことができた。第2Q半ばにQBロジャースが負傷退場したとたんに連続TDシリーズを許し、復帰すると立ち直る、現金なパフォーマンスでもあった。

スペシャルチームは第1QにCBハイドがパントリターンTDを成功。しかし第4QにはまたもFGブロックを許している。オンサイド・フリーキックをまんまと押さえられるミスもあった。

QBロジャース以外のケガは報告されていない。

第1Q

  • DET陣20 : RBブッシュの3ydsラン、FBコリンズへの6ydsパスで3rdダウン1、サック(LBマシューズ)が決まって3&アウト。
  • GB陣37 : RBレイシーの21ydsラン、5ydsラン、8ydsラン、RBスタークスの21ydsランでゴール前07へ。RBスタークスの2ydsラン、RBレイシーの3ydsランで3rdダウン2、DETパスインターフェアで1stダウン。FBクーンのランが止まり、TEクウォレスへのパス失敗で3rdダウン1、WRボイキンへのパス失敗。4thダウン1、RBレイシーのランが止まって得点ならず。
  • DET陣02 : DETフォルススタート、FBコリンズの3ydsラン、RBベルの8ydsランで1stダウン。1ydラン、-4ydsロスで3rdダウン13、ロングパス失敗でパント。
  • CBハイドが55ydsのパントリターンタッチダウン
  • DET陣08 : WRジョンソンへのパス失敗、RBベルの11ydsランで1stダウン。RBブッシュへの7ydsパス、2ydsランで3rdダウン1、WRジョンソンへの3ydsパスで1stダウン。WRテイトへの13ydsパス、TEイーブロンへの22ydsパスでGB陣へ進んで第2Qへ。

第2Q

  • TEイーブロンへのロングパス失敗、RBベルのノーゲインで3rdダウン10、パス失敗でけっきょくパント。
  • GB陣06 : RBレイシーへのパス失敗、ノーゲインで3rdダウン10、WRネルソンへのショートパスが12ydsゲインして1stダウン。TEロジャースへの18ydsパスでさらに1stダウン。WRコブの6ydsラン、RBレイシーの3ydsランで3rdダウン1、TEロジャースへの7ydsパスでDET陣へ。WRネルソンへの22ydsパスでFG圏内へ。RBレイシーが8ydsランの際にファンブルロスト
  • DET陣17 : RBブッシュの14ydsランのあと、3rdダウン2からRBベルの18ydsランでGB陣へ。RBベルのラン2回でFG圏内へ。3連続パス失敗で4thダウン10、WRテイトへのパスは通らずギャンブル失敗。
  • GB陣31 : RBレイシーの10ydsラン、2ydsラン、5ydsラン、GBイリーガルスナップで3rdダウン8、QBスクランブル13ydsでDET陣へ。WRコブへのスラントが34ydsゲインしてゴール前09へ。DETホールディングでゴール前05へ。WRコブに5ydsTDパス成功。(QBロジャース負傷)
  • DET陣23 : 残り2分16秒。RBブッシュのノーゲインで2ミニッツ。RBブッシュ落球で3rdダウン10、RBブッシュへのスクリーンパス10ydsで1stダウン。TEイーブロンへの16ydsパス、WRテイトへの19ydsパスでFG圏内へ。RBリディックへのパスが-3ydsロス(DETタイムアウト#2)して残り33秒。GBラフィングザパサーで1stダウン。WRジョンソンに20ydsTDパスが通って7点差。
  • GB陣20 : QBフリン登場。残り24秒、RBスタークスの3ydsランで前半終了。

第3Q

  • GB陣20 : 引き続きQBフリン。WRコブのノーゲイン、RBレイシーへの6ydsパスで3rdダウン4、サックされて3&アウト。(このときQBロジャースがフィールドへ戻ってきた)
  • DET陣49 : RBブッシュのノーゲイン、パス失敗で3rdダウン10、WRテイトへの12ydsパスで1stダウン。ランが止まって3rdダウン6、RBブッシュへのパスは5yds止まり。4thダウン1はQBスニークで1stダウン。RBベルのノーゲイン、WRジョンソンへの12ydsパス、WRロスへの13ydsパスでゴール前04へ。WRジョンソンへの4ydsTDパスが決まって同点。
  • GB陣40 : QBロジャースが復帰。RBレイシーの3ydsラン、6ydsランで3rdダウン1、RBスタークスの4ydsランで1stダウン。WRコブへの29ydsパスでFG圏内へ。FBクーンの4ydsラン、-2ydsロス、DETオフサイドで3rdダウン3、WRコブへ13ydsTDパス成功
  • DET陣39 : 連続パス失敗で3rdダウン10、パス失敗(CBヘイワードINT未遂)でパント。
  • GB陣25 : RBレイシーへの15ydsパス、1ydラン、6ydsランで3rdダウン3、RBレイシーへの5ydsパスでDET陣へ(DETチャレンジ失敗)。WRネルソンへのクイックパス10yds、FBクーンの2ydsランで最終Qへ。

第4Q

  • GBホールディング、WRネルソンへのパス失敗で3rdダウン18、WRネルソンへのパスは12yds止まり。52ydsFGトライはブロックされて失敗。
  • DET陣42 : RBベルがファンブルし、Sバーネットがリカバー
  • DET陣42 : TEロジャースへの6ydsパス、RBレイシーのノーゲインで3rdダウン4、TEロジャースへの6ydsパスで1stダウン。WRコブへのパス失敗、DETオフサイド、WRネルソンへのクイックパスが15ydsゲインしてゴール前10へ。RBレイシーのノーゲイン、TEロジャースへの2ydsパスとDETフェイスマスクでゴール前04へ。RBレイシーの3ydsランのあと、QBスニークでタッチダウン。14点差に。
  • DET陣25 : WRロスへの20ydsパス、QBスクランブル18ydsでGB陣へ。3連続パス失敗で4thダウン10、パス失敗でギャンブル失敗。
  • GB陣37 : RBレイシーの3yds、2ydsランで3rdダウン5、WRネルソンへの15ydsパスでDET陣へ。RBレイシーの3ydsラン、-1ydロス、3ydsランで1stダウンならずパント。
  • DET陣09 : エンドゾーンからのインテンショナルグラウンディングでセーフティ。16点差に。
  • オンサイドキックをライオンズが押さえて成功
  • GB陣44 : 残り2分30秒。RBリディックへの21ydsパス、QBスクランブル10ydsでレッドゾーンに進んで2ミニッツ。RBリディックへの7ydsパスのあと、RBリディックに6ydsTDパス成功。2ポイントコンバージョン成功はレビューで取り消しに。10点差に。
  • オンサイドキックはパッカーズが押さえ、残り1分42秒。RBレイシーの2ydsラン(DETタイムアウト#2)、2ydsラン(DETタイムアウト#3)、1ydランでパント。
  • DET陣20 : 残り36秒。サック(DEダニエルズ)、RBリディックへの3ydsパスで試合終了。
Final Team Statistics
  Packers Lions
Points 30 20
Total Yards 377yds 313yds
First Downs 24回(ラン7・パス14・反則3) 23回(ラン8・パス14・反則1)
     
Rushing  152yds(38回・平均4.0)  111yds(23回・平均4.8)
     
Passing  232yds(18/23・2TD・0INT)  217yds(20/41・3TD・0INT)
Sacked 1回7yds 2回15yds
Passer Rating 137.7 89.2
     
3rd Down Efficiency 8/13 (62%) 4/11 (36%)
     
Turnovers 1回 (INT0/FUM1) 1回 (INT0/FUM1)
     
Field Position 自陣33yds 自陣26yds
Punt 3回39.0yds(ネット27.7yds) 4回38.0yds(ネット24.3yds)
Kickoff Return 1回0yds 2回平均25.2yds
Punt Return 1回55yds 1回14yds
Field Goals 0/1 0/0
     
Penalty 5回40yds 10回53yds
Time of Possession 34分18秒 25分42秒

オフェンスの犯したターンオーバーは1回。

  • 第2Q、敵陣18yds地点でRBエディー・レイシーがファンブルロスト。倒れ際にみごとにボールをヒットされた。(ビデオ

ディフェンスの奪ったターンオーバーは1回。

  • 第4Q初め、RBベルのファンブルをSモーガン・バーネットがリカバー。ハンドオフ時点でRBの腕にボールがしっかり収まっていなかった。(ビデオ

先発QBアーロン・ロジャースは17/22、226yds、2TD、0INTでレーティング139.6。

  • 負傷前からラン主体のプレーコールで、3rdダウンで効果的にパスを通した。ラン37回/パス24回のバランスは、パッカーズにとってたいへん珍しい。
  • パスレシーブはWRネルソン、WRコブ、TEロジャース、RBレイシーの4人だけ。これほど集中するのも珍しい。
  • 負傷したタッチダウンパスのビデオはこちら。退場する際に "MVP! MVP!" のチャントが起きている。フィールドに戻ってくる時もものすごい歓声(ビデオ)。オフェンスシリーズの邪魔をしないよう、わざわざトンネル内で時間をつぶしてから出てきた。
  • 負傷から復帰後はふつうのドロップバックはなく、ショットガンかピストル隊形。
  • QBスクランブルは1回13yds(負傷前)。第4Q半ばのQBスニーク(ビデオ)は先にヒザが着いたようにも見えたが、レビューの結果証拠不十分でタッチダウン成立。
  • QBマット・フリンは2シリーズ出場、うち1回は前半最後の無意味なランプレーなので実質1シリーズ。RBレイシーに6ydsパスを通したが、3rdダウンで今日唯一のサックを浴びた。
  • 3番手QBスコット・トルジーンがアクティブ登録されたのは今季初めて。

チームラッシングは38回152yds(平均4.0)。

  • 試合前半が112yds(平均6.6)と素晴らしく、後半は40yds(平均1.9)とシャットアウトされた。
  • 先発RBエディー・レイシーは26回100yds(平均3.8)。レシービングは3回26yds。
  • RBジェームズ・スタークスは5回26yds(平均5.2)。パスキャッチなし。
  • RBドゥワン・ハリスはアクティブ登録から外れ、RB2人体制だった。
  • FBジョン・クーンは3回6yds(平均2.0)。

WR/TE陣は以下のとおり。

  • WRジョーディ・ネルソンは6回86yds。シーズン1519ydsは球団史上最高。初の1500ydsレシーバーに。
  • WRランドール・コブは4回80yds・2TD。1つ目はQBロジャースが右に動いて時間を稼ぐ間にフリーになったもの(ビデオ)。2つ目は右からのスラントでそのまま勢いよくエンドゾーンに飛び込んだもの。(ビデオ
  • WRダヴァンテ・アダムズとWRジャレット・ボイキンはキャッチ機会なし。
  • 先発TEアンドリュー・クウォレスはキャッチなし。(ターゲット1回)
  • TEリチャード・ロジャースは5回ターゲットすべてキャッチ、40yds。とくに第4Q残り12分17秒、3rdダウン4での6ydsパスは相手と競り合いながらの見事なキャッチだった。パスキャッチ5回は入団以来最多。

先発OL陣はLTバクティアリ、LGシットン、Cリンズリー、RGラング、RTブラガ。

  • パスプロテクションは申し分なし。危ないシーンさえ少なかった。唯一の被サック(QBフリン)は、RTブラガがDEジェイソン・ジョーンズに外から抜かれたもの。
  • ランブロッキングは前半がよかったが、後半はラン主体と読まれて苦戦。

ディフェンスの陣容は以下のとおり。

  • LB陣の起用法はとくに変化なし。
  • 相手がランのためのヘビーパッケージの際、こちらはCBシールズの代わりにSリチャードソンを入れた。しかしRBベルをアウトサイドに逃すミスを犯している。

パス守備はQBマシュー・スタフォードを相手に20/41、217yds、3TD、0INTのレーティング89.2。

  • 冬の天然芝とあってパスラッシュはなかなか届かないが、プレッシャーをかけてパス失敗に追い込むことはできていた。
  • パッカーズ守備のサックは2回15yds。第1シリーズのLBマシューズは、いったんゾーンカバレッジに下がってから、スクランブルに鋭く反応して仕留めた。試合残り36秒、DEダニエルズが相手LGを突破してサック。
  • 第2Q末、3rdダウン13でパスを防いだ瞬間、ILBブラッド・ジョーンズがラフィングザパサーで1stダウンを与えた(直後にTDパス)。今はQBのヘルメットを軽く張っただけでもかならず反則となる。ILBジョーンズは止まれないほど勢いがついておらず、防げたはずの反則だった。
  • 第4Q、エンドゾーンでDEデイトン・ジョーンズがプレッシャーをかけ、投げ捨てがインテンショナルグラウンディング判定となってセーフティに。(ビデオ
  • WRカルヴィン・ジョンソンは11回ターゲットで4回キャッチ、39yds。ただしそのうち2回がタッチダウン。WRゴールデン・テイトは5回ターゲットで3回キャッチ、45yds。
  • 第2Q末、WRジョンソンに許した20ydsTDパス(ビデオ)は両セーフティの間に走り込まれたもの。Sバーネットのカバーもそう悪くはなく、これは相手を褒めるべきか。第3Q、WRジョンソンに許した4ydsTDパス(ビデオ)は、CBウィリアムズが浅いエリアを警戒していてフェードのルートに反応できなかった。
  • 後半は3番手RBテオ・リディックのレシービングに手を焼き、5回34yds・1TDを許した。

ラン守備は23回111yds(平均4.8)。

  • 前半は15回78yds(平均5.2)、後半は8回33yds(平均4.1)。
  • RBジョイク・ベルは13回60yds(平均4.6)。前半は彼を外に捕り逃がすプレーが目立ったが、後半は2回2ydsのみ。
  • RBレジー・ブッシュは5回19yds(平均3.8)。

スペシャルチーム

  • パントリターンはCBマイカ・ハイドが55ydsのタッチダウン(ビデオ)。好ブロックにも助けられ、フィールド中央をうまく駆け上がることができた。
  • RBハリスがアクティブ登録から外れ、CBハイドがキックオフリターナーに入ったが、リターン機会なし。
  • Kクロスビーのフィールドゴールは1回蹴って失敗。第4Q初め、52ydsのFGトライがブロックされた。左サイドから突破を許したもの。
  • セーフティ後のオンサイド・フリーキックは25ydsほどの高く浮かせたボール。パッカーズは味方同士で取り合う形になって押さえられなかった。後ろにいたWRコブがフェアキャッチのシグナルをしたが、実際に捕ろうとしたのが他の選手なので意味はなかった。
  • Pティム・マステイのパントは3回平均39.0yds、ネット平均27.7ydsと不調だった。
  • カバレッジチームは元パッカーズのWRジェレミー・ロスとの対戦。パントカバレッジは1回15yds、キックオフカバレッジは5回平均25.0ydsだった。41ydsの好リターンを1回許したが、その他はまずまず。

反則は5回40yds。うち2回は意図的なディレイオブゲームで、実質3回のみだった。ライオンズの反則は10回53yds。

  • 第2Q : Cリンズリーのフォルススタート。ILBジョーンズのラフィングザパサー。
  • 第4Q : LTバクティアリのホールディング。QBロジャースのディレイ(意図的)。Pマステイのディレイ(意図的)。

ケガ人

  • 第2Q末、TDパスを決めた場面でQBアーロン・ロジャースが左ふくらはぎを再び負傷。カートで退場したが、2シリーズ休んだだけで復帰。
  • QBロジャース以外のケガ人は報告されていない。
  • アクティブ登録から外れたのは、RBハリス、WRジャニス、TEペリロ、Cゲアハート、DTガストン、ILBブラッドフォード、CBハウス(肩甲骨)。(太字はケガ人)

その他

  • 今回のゲームキャプテンは先週とおなじく、プレーオフ用に選ばれた6人。(写真
  • パッカーズはライオンズに対してホームで24連勝。1992年から勝ち続けている。
  • 第4Q、プレー終了後にライオンズのDTスーがQBロジャースの左足首を踏みつけた(ビデオ)。一歩目が偶然だったとしても二歩目はあきらかに意図的。

2014年12月27日

Notebook: オフェンスの進歩を示せるか

日曜のグリーンベイの天気予報は晴れときどき曇り(降水確率0%)、最高気温-2℃、最低気温-10℃、風速は3mから4m程度で、あまり強くない。

Green Bay Packers Injury Report
Player Pos. Injury Wed Thu Fri Status Notes
Davon House CB Shoulder × × × Out 欠場
Aaron Rodgers QB Calf Probable 出場
Josh Sitton OG Toe Probable 出場
T.J. Lang OG Ankle Probable 出場
Clay Matthews LB Biceps Probable 出場
Mike Neal OLB Abdomen Probable 出場
Detroit Lions Injury Report
Player Pos. Injury Wed Thu Fri Status
Nick Fairley DT Knee × × × Out
Joique Bell RB Achilles Probable
Calvin Johnson WR Ankle × Probable
Mohammed Seisay CB Hamstring Probable
Probable : 75% chance a player will play
Questionable : 50% chance a player will play
Doubtful : 25% chance a player will play
Out : Player will not play
     
: Full Participation
: Limited Participation
× : Did Not Participate
: Not Listed

2014年12月24日

Notebook: プロボウルに5人が選出

今年のプロボウル選手が発表され(全リスト)、昨年ゼロだったパッカーズからは、QBロジャース(4回目)、WRネルソン(初)、FBクーン(2)、LGシットン(2)、LBマシューズ(5)の5人が選ばれた。最多はブロンコス(9)、2位はカウボーイズ(6)、パッカーズは4チームと並んで3位タイだった。

プロボウル補欠には、RBレイシー、WRコブ、LTバクティアリ、RGラング、OLBペッパーズ、CBウィリアムズ、CBシールズの7人が選ばれている。

◆ ◆ ◆

クリスマス・ウィークは練習日程も変則的。パッカーズはクリスマスの木曜を休日とするため、通常はオフ日の火曜にはやくも初練習を行った。マンデーナイト後の水曜に行うようなごく軽い練習で、戦術面のインストールが主体だったようだ。コーチ陣は先週土曜からライオンズ戦のゲームプランニングを始めていた。

2014年12月23日

Packers - Buccaneers Notebook

2014年12月22日

Packers 20 - 3 Buccaneers

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Packers (11-4) 7 3 0 10 20
Buccaneers (2-13) 0 3 0 0 3

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レイモンド・ジェームズ・スタジアムの天気は曇り、気温は24℃。空席の多いスタジアムだが、今回はたいへんな数のパッカーズファンが集まり、どちらのホームかわからない。試合は意外なロースコアゲームとなったが、パッカーズがディフェンスの大活躍で危なげなく逃げ切りに成功。昨日イーグルスが負けているため、11勝目を挙げたパッカーズのプレーオフ進出が決定した。最終週DET戦は地区優勝とシード順を賭けての争いとなる。

◆ ◆ ◆

オフェンスは序盤こそミスが多くギクシャクしたが、第1Q終わりごろからクイックパスを中心に徐々にリズムをつかんだ。RBレイシーの先制TDランは今季最長の44yds。レシーバー陣ではWRネルソンとWRコブが勝負強い働きで合計20キャッチ、ともに100ydsレセプションを達成している。

ディフェンスはトータル109ydsと素晴らしい働き。試合最初から5シリーズ連続の3&アウトに抑え、初めての1stダウンは前半残り3分のことだった。ラン守備は相手ラッシングをわずか17ydsに抑え、パスラッシュは今季最多の7サック。とくにLBマシューズとOLBペッパーズは2人合わせて4.5サックを量産している。オフェンスによるファンブルロストやギャンブル失敗、スペシャルチームによるFG失敗や26ydsパントといったミスがあったが、すべてディフェンスが帳消しにしてくれた。

反則は両軍合わせて8回と少なかった。ケガに関しては、QBロジャースが左ふくらはぎを痛めたのがやや心配なところ。RTブラガ(脳震盪)は先発出場した。

第1Q

  • GB陣20 : RBレイシーのラン2回で3rdダウン1、ランが止まって3&アウト。
  • TB陣18 : RBダグ・マーティンのラン2回で3rdダウン4、TEマイヤーズへのパスは通らず、3&アウト。
  • GB陣28 : TEロジャースへの8ydsパスなどで3rdダウン2、WRネルソンへの28ydsパスでTB陣へ。RBスタークスのノーゲインのあと、サックされてファンブルロスト
  • TB陣45 : 投げ捨て、サック(DEダニエルズ)で3rdダウン20、スクリーンパスをLBマシューズが叩き落として3&アウト。
  • GB陣25 : RBレイシーの1ydラン、20ydsランで1stダウン。GBホールディング、RBスタークスへの8ydsパス、TEクウォレスへの1ydパスで3rdダウン11、WRアダムズ落球でパント。
  • TB陣29 : RBシムズの1ydラン、WRジャクソンへの5ydsパスで3rdダウン4、WRジャクソンへのパス失敗で3&アウト。
  • GB陣18 : RBレイシーの2ydラン、GBイリーガルフォーメーション、ロングパス失敗で3rdダウン13、WRネルソンへの24ydsパスで1stダウンWRコブへの9ydsパス、WRネルソンへの3ydsパスでTB陣へ。WRコブへの5ydsパスのあと、RBレイシーのランが44ydsのタッチダウンに
  • TB陣20 : 4ydsラン、ノーゲインで3rdダウン6となって第2Qへ。

第2Q

  • ロングパス失敗でまたも3&アウト 。
  • GB陣39 : RBスタークスへの3ydsパス、WRアダムズへのクイックパス8ydsで1stダウン。RBスタークスの-1ydロス、WRコブへの3ydsパスで3rdダウン8、WRネルソンへの12ydsパスでTB陣へ。RBスタークスへの9ydsパス、-3ydsロスで3rdダウン4、WRコブへのパスは通らず。48ydsFGトライは左に逸れて失敗。
  • TB陣38 : サック(LBマシューズ)、パス失敗で3rdダウン16、WRエヴァンズへのロングパス失敗でまたも3&アウト。
  • GB陣25 : WRコブへの24ydsパスでハーフラインへ。RBレイシーのラン2回でさらに1stダウン。TEロジャースへの5ydsパス、WRコブへの9ydsパスでFG圏内へ。RBレイシーの-2ydsロス、5ydsパスで3rdダウン7、WRアダムズ落球。42ydsFG成功で10点差に
  • TB陣20 : TBホールディングなどで2ndダウン21、WRエヴァンズへの22ydsパスで初1stダウン。-1ydロス、ロングパス失敗で3rdダウン11、WRジャクソンへの40ydsパスが通ってFG圏内へ。TBパスインターフェア、スクリーンパス18ydsで2ミニッツへ。ランがノーゲインで3rdダウン2、またランが止まって4thダウン1。ランでぎりぎり1stダウン。連続パス失敗で残り17秒の3rdダウン10、サック(OLBペッパーズ)が決まって残り04秒。43yds成功でハーフタイムへ。

第3Q

  • TB陣20 : RBマーティンの2ydsラン、TEストッカーへの4ydsパスで3rdダウン4、RBシムズへのパスは通らず。3&アウト。
  • GB陣33 : RBレイシーのランが2回止まって3rdダウン9、WRネルソンへの13ydsパスで1stダウン。WRコブへの12ydsパスでTB陣へ。2ydsラン、WRコブへの15ydsパスでFG圏内へ。RBスタークスの2ydsラン、WRコブへの15ydsパスでゴール前06へ。RBレイシーの5ydsラン、ノーゲインで3rdダウンインチズ、FBクーンのランもTDならず。4thダウン1、WRコブへのパスが通らずギャンブル失敗。
  • TB陣01 : RBマーティンの1ydラン、ノーゲインで3rdダウン9、WRエヴァンズへの15ydsパスが通って1stダウン。2ydsラン、TEストッカーへの4ydsパスで3rdダウン4、サック(OLBニール)が決まってパント。
  • GB陣37 : WRコブへの3ydsパス、WRネルソンへの8ydsパスで1stダウン。WRネルソンへの6ydsパスでTB陣に進んで最終Qへ。

第4Q

  • WRコブへの6ydsパスで1stダウン。WRアダムズへの9ydsパス、WRコブへのパス失敗、RBレイシーの6ydsランでFG圏内へ。FBクーンの11ydsランでレッドゾーンへ。RBスタークスのラン2回で3rdダウン4、RBスタークスへのパスは2yds止まり。25ydsFG成功で10点差に
  • TB陣20 : WRエヴァンズへの2ydsパス、WRジャクソンへのパス失敗で3rdダウン8、WRジャクソンへの15ydsパスで1stダウン。スクリーンパス5yds、サック(OLBペッパーズ)&ファンブルをTBが押さえて3rdダウン17、サック(LBマシューズ)でパント。
  • GB陣29 : FBクーンの11ydsラン、TEクウォレスへの16ydsパスでTB陣へ。RBスタークスの-1ydロス、GBディレイ、WRコブへの30ydsパスでレッドゾーンへ。FBクーンの-1ydロス、WRネルソンへの19ydsパスでゴール前01へ。連続パス失敗で3rdダウン1、WRネルソンへ1ydTDパス成功。17点差に
  • TB陣20 : サック(LBマシューズ&DEジョーンズ)、RBシムズへの7ydsパス(TBタイムアウト#1)で3rdダウン10、WRエヴァンズへの10ydsパスで1stダウンを取って2ミニッツ。パス失敗のあと、QBが足を捕まれて無理に投げたボールをDEジョーンズがインターセプト。
  • QBフリンがニーダウンで試合終了。
Final Team Statistics
  Packers Buccaneers
Points 20 3
Total Yards 431yds 109yds
First Downs 23回(ラン6・パス17・反則0) 6回(ラン1・パス5・反則0)
     
Rushing  121yds(31回・平均3.9)  16yds(14回・平均1.1)
     
Passing  318yds(31/40・1TD・0INT0)  147yds(12/26・0TD・1INT)
Sacked 1回8yds 7回54yds
Passer Rating 108.1 48.1
     
3rd Down Efficiency 6/13 (46%) 4/14 (29%)
     
Turnovers 1回 (INT0/FUM1) 1回 (INT1/FUM0)
     
Field Position 自陣34yds 自陣23yds
Punt 2回34.5yds(ネット34.5yds) 8回42.0yds(ネット41.5yds)
Kickoff Return 0回 1回29yds
Punt Return 4回平均1.0yds 1回0yds
Field Goals 2/3 1/1
     
Penalty 5回40yds 3回30yds
Time of Possession 38分38秒 21分22秒

トータルヤーデージはパッカーズ431ydsに対してバッカニアーズがわずか109yds。サック7回54ydsのロスも差し引かれた結果の数字。

オフェンスの犯したターンオーバーは1回。

  • 第1Q、QBロジャースがサックされてファンブルロスト。LTバクティアリがDEマイケル・ジョンソンにインサイドから突破されたもの。(ビデオ

ディフェンスの奪ったターンオーバーは1回。

  • 第4Q末、DEデイトン・ジョーンズがインターセプト(ビデオ)、OLBエリオットが好ラッシュでQBマカウンの足首をつかみ、なんとかRBにトスしようとしたところをDEジョーンズが横取りする形になった。

先発QBアーロン・ロジャースは31/10、318yds、1TD、0INTでレーティング108.1。(ハイライトビデオ

  • 第1Q途中からクイックパス主体に切り替えてうまくいった。ふくらはぎを痛めた彼が機動力を使わずに済むように、というプラン変更だったかもしれない。
  • WRアダムズの落球2回(どちらも3rdダウンロング)がなければもっと楽な試合だったはず。
  • ここ数日、風邪に悩まされているとのこと。
  • 第2シリーズにはサックされてファンブルロスト。左ふくらはぎを痛めたのは、その数プレー前だったらしい。QBスクランブルがゼロだったのも負傷のせいだろう。
  • クラウドノイズが小さいためサイレントカウントを使っていない。アウェーでは珍しいことだ。

チームラッシングは31回121yds(平均3.9)、1TD。ニーダウン3回を除くと平均4.4yds。

  • 先発RBエディー・レイシーは17回99yds(平均5.8)、1TD。44ydsTDランは今季最長(ビデオ)。パスキャッチは1回5yds。終盤に脚がつり、その後はキャリーなし。
  • RBジェームズ・スタークスは7回3yds(平均0.4)とシャットアウトされた。
  • RBドゥワン・ハリスは今回もキャリー機会なし。
  • FBジョン・クーンは4回22yds(平均5.5)。10ydsを超えるランが2回も飛び出した。左ワイドにセットするプレーもあったがパスは来なかった。

WR/TE陣は以下のとおり。

  • WRジョーディ・ネルソンは9回113yds・1TD。高いボールや低いボールをいとも簡単に捕ってくれる。第4Qのタッチダウンは右スロットからのクイックスラント。(ビデオ
  • WRランドール・コブは11回131yds(どちらもキャリアベスト)。今回も3rdダウンでの勝負強いキャッチが目立った。
  • WRダヴァンテ・アダムズは2回17yds。第3シリーズの3rdダウンロングでイージーな落球を犯し、次のシリーズではWRボイキンと交代。しかし干されたのは1シリーズだけだった。第2Qにはまたも3rdダウンで落球を犯した。キャッチ直後のハードヒットによるものだが、確保できないほどのヒットではなかったはず。
  • WRジャレット・ボイキンはキャッチゼロ。
  • 先発TEアンドリュー・クウォレスは2回17yds。
  • TEリチャード・ロジャースは2回13yds。

先発OL陣はLTバクティアリ、LGシットン、Cリンズリー、RGラング、RTブラガ。

  • 脳震盪のRTブラガはぶじ先発出場。
  • パスプロテクションは非常に安定していたが、ラッシュが届く前のクイックパスが多かったせいもある。
  • この日唯一の被サックは第2シリーズ。DEマイケル・ジョンソンがインサイドに来たのを、LTバクティアリがスタントと判断してLGシットンに受け渡したのがまずかったか。
  • ランブロッキングもまずまず。ただRBスタークスの時はなぜかよく止められた。
  • ショットガンなのにJC・トレッターを右TEに入れるパワー隊形あり。しかしトレッターがエリジブル・プレーヤー報告をしなかったとしてイリーガルフォーメーションの反則に。

ディフェンスの陣容は以下のとおり。

  • ILBの起用法は先週と同じ。ベース隊形ではバーリントン&ホーク(マシューズはアウトサイド)。ニッケル隊形ではマシューズとバーリントン。ダイム隊形ではジョーンズ。
  • ベース隊形ではCBシールズが抜けてSリチャードソンが入るラン警戒のフォーメーションも。

パス守備はQBジョシュ・マカウンを12/26、147yds、0TD、1INTのレーティング48.1に抑え込んだ。

  • ラン守備がよいのでパス守備もよくなる好循環。3rdダウンロングで迷わずパスラッシュに集中できた。
  • パッカーズ守備のサックは7回54yds。第1QにDEダニエルズ&Sバーネットの合同サック、第2QにLBマシューズがアウトサイドを抜いてサック。第2Q末、OLBペッパーズが右タックルをブルラッシュで押し込んでそのままサック。第3Q、”NASCAR”パッケージでOLBニールがインサイドを突破してサック。第4Q、OLBペッパーズが右ガードを抜いてサック。直後にLBマシューズがスタントでインサイドを通ってサック。最後はLBマシューズ&DEジョーンズの合同サック。
  • 1試合7サックはパッカーズの今季最多。バッカニアーズの被サックとしても最多。
  • パスカバレッジはまずまず。QBとレシーバーがまるっきり合わないプレーも目立ち、こちらの守備がよかったとも言い切れない。
  • 唯一許したビッグプレーは、前半残り3分でのWRヴィンセント・ジャクソンへの40ydsパス。捕ったWRも見事だったが、CBシールズのカバーが緩く、Sクリントン=ディクスもよくなかった。(ビデオ

ラン守備は14回y16ds(平均1.1)。最長ランが4ydsどまりだった。

  • 先発RBダグ・マーティンは10回17yds(平均1.7)。
  • 1試合のラン16ydsはバッカニアーズにとって1989年以来最低。今季のNFLでは2番目に少なかった。
  • LBマシューズはラン守備でもロスタックル3回。

スペシャルチーム

  • キックオフリターンは機会なし。
  • パントリターンは4回平均1.0yds。WRコブもCBハイドもそれぞれ2回平均1.0ydsだった。WRコブは最初のリターンで、キャッチ直後にヒットされてファンブル、慌てて拾い直して事なきを得ている(フェアキャッチすべきだった)。
  • Pティム・マステイのパントは2回平均34.5yds、ネット平均も34.5yds。26ydsの失敗パントがあった。
  • Kメイソン・クロスビーのフィールドゴールは3回蹴って2回成功。第2Qには48ydsが左にスライスして失敗。その後42ydsと25ydsを成功させている。
  • 負傷以来初めてRGラングがFG/PATプロテクションユニットに復帰。
  • カバレッジチームは文句なし。パントカバレッジは1回0yd、キックオフカバレッジは1回29yds。

反則は5回40ydsのみ。 バッカニアーズは3回30ydsとさらに少なかった。

  • 第1Q : Cリンズリーのホールディング。JC・トレッターのイリーガルフォーメーション。
  • 第3Q : パントリターンチームでCBシールズがホールディング。
  • 第4Q : パントリターンチームでSバンジョーがホールディング。QBロジャースのディレイオブゲーム。

ケガ人

  • 第2シリーズにQBロジャースが左ふくらはぎを痛めた。QBフリンがウォームアップ開始したが、さいわい退場せずプレーを続けることができた。ただ動きはややぎごちなく、スクランブルもゼロだった。前日から風邪もひいているらしい。
  • 第4Q初め、RBレイシーが脚の痙攣(気温が高いとよくある)で退場。しばらく休んで復帰したが、キャリー機会はなかった。
  • アクティブ登録から外れたのは、QBトルジーン、WRジャニス、TEペリロ、Cゲアハート、DTガストン、ILBブラッドフォード、CBハウス(肩)。(太字はケガ人)

その他

  • キャプテンはプレーオフのために先日選ばれた6人。オフェンスがQBロジャースとWRネルソン、ディフェンスがOLBペッパーズとSバーネット、スペシャルチームがWRコブとCBブッシュ。(写真
  • キャプテンのパッチをジャージに縫い付ける作業の写真はこちら
  • この日のレイモンド・ジェームズ・スタジアムは、半分とは言わないまでもパッカーズファンが数十%を占めた(空席も多い)。試合序盤からバッカニアーズ攻撃のときに "Go Pack Go!" のチャントが鳴り響いている。
  • 試合終了から20分ほどしてスタジアムそばで落雷があり、7人が救急車で病院に運ばれた。さいわい命に別状はなかったようだ。

2014年12月20日

Notebook: RTブラガは出場なるか

木曜にはフルパッド練習が行われた。レギュラーシーズン中のフルパッド練習は14回だけ、最後の6週間で3回だけ、と労使協定で定められている。そのため、今レギュラーシーズンでフルパッドはこれが最後。プレーオフ期に入ると、週に1回行うことができる。

Green Bay Packers Injury Report
Player Pos. Injury Wed Thu Fri Status Notes
Davon House CB Shoulder × × × Out 欠場
Bryan Bulaga OT Concussion × × Questionable 微妙
Eddie Lacy RB Eye Probable 出場
Josh Sitton OG Toe × Probable 出場
T.J. Lang OG Ankle Probable 出場
Clay Matthews LB Biceps Probable 出場
Mike Neal OLB Abdomen Probable 出場
Nick Perry OLB Shoulder Probable 出場
Tampa Bay Buccaneers Injury Report
Player Pos. Injury Wed Thu Fri Status
Major Wright S Ribs × Out
Solomon Patton WR Foot Questionable
Kevin Pamphile OT Ankle/Knee Questionable
Clinton McDonald DT Hamstring Questionable
Mason Foster LB Achilles Questionable
Isaiah Frey CB Ankle × × × Questionable
Dashon Goldson S Shin Questionable
Bobby Rainey RB Wrist Probable
Probable : 75% chance a player will play
Questionable : 50% chance a player will play
Doubtful : 25% chance a player will play
Out : Player will not play
     
: Full Participation
: Limited Participation
× : Did Not Participate
: Not Listed

2014年12月18日

Notebook: QBロジャースがファン投票1位に

2014年12月16日

Packers - Bills Notebook

2014年12月15日

Packers 13 - 21 Bills

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Packers (10-4) 3 7 0 3 13
Bills (8-6) 7 3 6 5 21

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ラルフ・ウィルソン・スタジアムの天気は曇り、気温は2℃。パッカーズは強力ビルズディフェンスにくわえて強風にも苦しめられ、パスオフェンスが絶不調に陥った。第3Q途中から波に乗りかけるも落球や反則などミスでチャンスを逃し、ディフェンスの頑張りを活かすことができなかった。

連勝は5でストップし、地区優勝争いでふたたびライオンズと並んだ。パッカーズは@バッファローでまたも勝利ならず、通算0勝6敗に。

試合は序盤からディフェンシブマッチでパントの蹴り合い。FGで先制したものの、パントリターンTDを許し、RBレイシーのTDランで再逆転、すぐにFGを返され、10-10の同点でハーフタイムへ。第3QにはFG2本で6点差をつけられ、WRネルソンが逆転TDとなるはずのロングパスを大落球。第4Qに入っても悪い流れは続き、せっかく敵陣に攻め込んでも不運なインターセプトで逆に失点。6点差を追う最終盤、自陣ゴール前でQBロジャースがサック&ファンブルを許し、セーフティで万事休す。

◆ ◆ ◆

画面左から右に強い風が吹いているため、両軍パスオフェンスがきわめて低調。パッカーズはQBとレシーバーとのコミュニケーションミス、QBの微妙なコントロールミス、レシーバーの7落球とミスだらけ。パスプロだけは頑張っていたが、最後になってRTブラガの代役JC・トレッターがサック&ファンブルを許した。QBロジャースはキャリア最悪のレーティング34.。ラン攻撃は好調だったが、後半はリードを許す展開で十分なラン回数がコールできなくなった。

ディフェンスは健闘し、FG4回の12失点に抑えた。ただ後半に入ってラン守備でミスタックルが増え、オフェンスに十分な時間を残すことができなくなった。スペシャルチームは第1Qに許したパントリターンTDが痛恨。さらに第2QにはFGをブロックされた。この2プレーがなければ勝っていた計算になる。

ケガ人は、OLBニック・ペリーが肩の負傷で退場。おそらく以前から痛めていた箇所で、重いかもしれない。RTブライアン・ブラガが脳震盪で退場している。

第1Q

  • GB陣20 : RBレイシーの12ydsラン、3ydsラン、ノーゲインで3rdダウン7、TEクウォレス落球でパント。
  • BUF陣26 : TEグレイへの7ydsパス、RBジャクソンの4ydsランで1stダウン。6ydsラン、3ydsランで3rdダウン1、ランがロスに終わってパント。
  • GB陣14 : WRネルソンへの6ydsパス、パス失敗、フォルススタートで3rdダウン9、ロングパス失敗でパント。
  • GB陣48 : BUFホールディングなどで3rdダウン19、投げ捨てで3&アウト。
  • GB陣20 : RBスタークスの2ydsラン、WRコブへのパス失敗で3rdダウン8、QBスクランブル19ydsで1stダウン。BUFオフサイドなどで3rdダウン1、RBスタークスの12ydsランでさらに1stダウン。WRネルソンへの7ydsパスなどで3rdダウン3、WRネルソンへのパスは通らず。45ydsFG成功で先制
  • BUF陣26 : サック(NTガイオン)とパス失敗で3rdダウン18、RBジャクソンへのパスは通らず。3&アウト。
  • GB陣39 : 連続パス失敗で3rdダウン10、QBスクランブルは5yds止まり。3&アウト。
  • WRマーカス・シグペンが75ydsのパントリターンタッチダウン
  • GB陣20 : RBレイシーの15ydsラン、17ydsラン、22ydsランで一気にFG圏内へ。BUFオフサイド、WRネルソンへの7ydsパスでレッドゾーンへ。RBレイシーの2ydsランで第2Qへ。

第2Q

  • WRコブへの10ydsパスでゴール前01へ。RBレイシーの1ydTDラン成功
  • BUF陣20 : WRワトキンスへの28ydsパス、RBブラウンの12ydsラン、WRウッズへの18ydsパスで一気にレッドゾーンへ。BUFフォルススタート、スクリーンパス6yds、TEチャンドラーへの10ydsパスでゴール前08へ。BUFホールディング、ランが-5ydsロス、GBオフサイド、両者反則でオフセット、WRウッズへの4ydsパスで3rdダウン14、RBディクソンへのパスは5yds止まり。28ydsFG成功で同点に
  • GB陣40 : GBフォルススタート、WRコブへの19ydsパス、RBスタークスへのスクリーンパス10ydsでBUF陣へ。RBスタークスの1ydラン、INT未遂(GBタイムアウト#2)、WRアダムズへのロングパス失敗。53ydsFGトライはブロックされて失敗。
  • BUF陣34 : RBジャクソンの3ydsラン、パス失敗、フォルススタートで3rdダウン12、WRホーガンへのパスは6yds止まり。3&アウト。
  • GB陣25 : RBレイシーのランが2回止まって3rdダウン9、WRアダムズへのパスは通らず。3&アウト。GB連続反則で15yds下がってからパント。
  • BUF陣37 : 長めのパスをCBウィリアムズがインターセプト。ILBバーリントンがアンネセサリーラフネス。
  • GB陣19 : WRコブへのパス失敗、RBレイシーへの12ydsパスで1stダウン。WRコブ落球、RBレイシーへのショベルパスが-1ydロスして2ミニッツへ。BUFオフサイドで3rdダウン6、パス失敗でパント。ラッキーバウンドでゴール前へ。
  • BUF陣02 : 残り1分38秒。ラン2回止まって3rdダウン8、RBジャクソンのランは6yds止まり。同点でハーフタイムへ。

第3Q

  • BUF陣25 : RBジャクソンの11ydsラン、RBディクソンのラン3回でハーフラインへ。RBジャクソンの5ydsラン、(OLBペリー負傷)、3ydsランで3rdダウン2、RBディクソンの4ydsランでまたも1stダウン。RBジャクソンのラン2回で3rdダウン5、WRウッズ落球で1stダウンならず。51ydsFG成功でビルズが3点リード。
  • GB陣20 : WRコブへの20ydsパス、RBレイシーの8ydsラン、GBホールディング、パス失敗で3rdダウン12、WRコブへのパスは通らずパント。
  • BUF陣22 : RBジャクソンの13ydsランのあと3rdダウン4、RBブラウンへの40ydsパスが飛び出してレッドゾーンへ。3rdダウン8はパス失敗に終わる。35ydsFG成功で6点差
  • GB陣20 : RBレイシーの3ydsランのあと、WRコブへのパスをSランボーがインターセプト
  • GB陣29 : BUFイリーガルユースオブハンドなどで3rdダウン17、サック(LBマシューズ)でFG圏内から出てしまう。好パントでゴール前へ。
  • GB陣02 : RBレイシーの4ydsランのあと、WRネルソンがロングパスをワイドオープンで大落球。3rdチーム6、TEクウォレスへの7ydsパスで1stダウンを取って最終Qへ。

第4Q

  • RBレイシーの2ydsラン、TEクウォレスへのロングパス失敗で3rdダウン8、WRネルソンへの16ydsパスで1stダウン。WRコブの13ydsラン、3ydsラン、14ydsパスでBUF陣へ。WRアダムズへのクイック7ydsパス、投げ捨てで3rdダウン3、WRボイキンの弾いたパスがインターセプトに
  • BUF陣48 : RBジャクソンへのスクリーンパス14yds、4ydsラン、パス失敗で3rdダウン6、サック(LBマシューズ)に終わる。48ydsFG成功で9点差に
  • GB陣18 : RBレイシーの4ydsラン、GBホールディング、WRコブへの16ydsパスで1stダウン。BUFフェイスマスクのあと、WRネルソンへの20ydsパス、WRコブへの15ydsパスでレッドゾーンへ。3rdダウン8、WRコブへのパスは通らず。34ydsFG成功で6点差に
  • BUF陣20 : 残り4分51秒。RBジャクソンの6ydsラン、ロングパス失敗で3rdダウン4、TEチャンドラーへの12ydsパスで1stダウン。RBディクソンがファンブルするもBUFリカバー(GBタイムアウト#1)。GBオフサイド、3ydsランで1stダウン。2ydsラン(GBタイムアウト#2)、3ydsラン(GBタイムアウト#3)で3rdダウン5、ロングパス失敗でパント。2ミニッツ。
  • GB陣10 : 残り1分58秒。QBロジャースがボールをヒットされてファンブル、セーフティに
  • オンサイドキックをビルズがリカバー。ニーダウンで試合終了。
Final Team Statistics
  Packers Bills
Points 13 21
Total Yards 333yds 253yds
First Downs 21回(ラン8・パス12・反則1) 13回(ラン7・パス6・反則0)
     
Rushing  158yds(25回・平均6.3)  113yds(33回・平均3.4)
     
Passing  185yds(17/42・0TD・2INT)  158yds(14/27・0TD・1INT)
Sacked 1回10yds 3回18yds
Passer Rating 34.3 54.2
     
3rd Down Efficiency 4/14 (29%) 4/16 (25%)
     
Turnovers 2回 (INT2/FUM0) 1回 (INT1/FUM0)
     
Field Position 自陣21yds 自陣35yds
Punt 6回42.8yds(ネット30.3yds) 6回40.3yds(ネット39.5yds)
Kickoff Return 1回8yds 2回平均13.5yds
Punt Return 2回平均2.5yds 2回平均37.5yds
Field Goals 2/3 4/4
     
Penalty 9回70yds 10回75yds
Time of Possession 27分02秒 32分58秒

オフェンスの犯したターンオーバーは2回。

  • 第3Q、WRコブへのパスをSランボーがインターセプト。パスコースへSランボーがうまく飛び込んできたうえ、QBロジャースのパスもすこしビハインドだった。(ビデオ
  • 第4Q、敵陣に入ったところでの3rdダウン3、WRボイキンがパスを高く弾いてしまい、またもSランボーがインターセプト。(ビデオ

ディフェンスの奪ったターンオーバーは1回。

  • 第2Q末、WRワトキンスへのロングパスをCBトラモン・ウィリアムズがインターセプト。好カバレッジにくわえ、パスがわずかにアンダースローだった。(ビデオ

先発QBアーロン・ロジャースは17/42、185yds、0TD、2INTでレーティング34.3。

  • 風のせいかコントロールミスが多く、オープンのレシーバーを見落として狭いところに投げてしまう判断ミスも目立った。レシーバーとの呼吸が合わないプレーも多い。
  • レーティング34.3はキャリア最悪。パス失敗25回はキャリア最多。
  • レシーバーの7落球は彼のキャリア最多、NFLの今季最多。ターゲットになって落球しなかったのはRBレイシーだけだった。とうぜん風は影響しているはず。
  • 15yds以上飛んだパスは、14回のうち成功わずか2回。
  • 最後のファンブルはエンドゾーンでRBレイシーが拾ったが、その瞬間にボールデッドとなってセーフティ成立(ビデオ)。 「2ミニッツ内では、ファンブルした本人以外はボールを持って前進できない」という規定による。記者たちによると、選手たちもこの規定をよく知らなかったらしい。
  • 今回の審判団は、パスカバレッジでの反則をほとんど取ってくれないことも不利に働いた。

チームラッシングは25回158yds(平均6.3)、1TD。

  • 先発RBエディー・レイシーは15回97yds(平均6.5)。レシービングは2回11yds。
  • RBジェームズ・スタークスは4回19yds(平均4.8)。
  • WRランドール・コブは3回15yds(平均5.0)
  • RBハリスは出番なし。FBクーンラン・パスとも機会なし。

WR/TE陣は以下のとおり。WR/TE陣は落球の山を築いた。

  • WRジョーディ・ネルソンは12回ターゲットになって5回55ydsのみ。第3Q末には、完璧なロングパスをワイドオープンで大落球し、逆転の94ydsTDを逃した。このプレーさえ決まっていれば勝っていたかも。彼にとってキャリア最悪のプレーだろう。
  • WRランドール・コブは7回96yds(ターゲット12回)。後半には彼をバックフィールドに入れるプレーを続けてリズムができた。ラン3回15yds。
  • WRダヴァンテ・アダムズは4回ターゲットになって1回6ydsのみ。
  • WRジャレット・ボイキンは唯一のパスキャッチ機会にボールを弾いてインターセプトに。
  • 先発TEアンドリュー・クウォレスは4回ターゲットになって1回7yds。
  • TEリチャード・ロジャースは2回0yds。

先発OL陣はLTバクティアリ、LGシットン、Cリンズリー、RGラング、RTブラガ。

  • 第4Q初めにRTブラガ(脳震盪)が退場すると、JC・トレッターが代役RTに。
  • パスプロテクションは非常によく頑張り、被サックは試合最後にRTトレッターが許した1回だけ。
  • ランブロッキングは好調で、QBスクランブルを除いても平均5.95yds走らせている。
  • 後半最初の3プレーはJC・トレッターをエクストラブロッカーに入れた。好プレーが続いたが、LTバクティアリのホールディングで台無しに。

ディフェンスの陣容は以下のとおり。

  • LB陣の起用法は先週とほぼ同じ。先発ILB(ニッケル隊形)はマシューズ&バーリントン、ベース隊形ではマシューズがアウトサイドに回ってILBホークが入る。ダイム隊形ではILBブラッド・ジョーンズ。ILBジョーンズは3rdダウン成功を阻む好プレーが複数回あった。
  • CBハウス欠場のため、ヘイワードがダイムバックに。

パス守備はQBカイル・オートンを相手に14/27、158yds、0TD、1INTのレーティング54.2。

  • パスラッシュはまずまずで、3サックを挙げた。NTガイオンはLBマシューズがQBの体勢を崩したところを片腕で倒した。第3Q末、LBマシューズのサックはCBヘイワードのラッシュにも助けられた。第4QのLBマシューズのサックはカバレッジサック気味。
  • 相手のパス不調もあり、パスカバレッジの苦労は少なかった。RBブライス・ブラウンをワイドオープンにして40ydsゲインされたのが今回最悪のプレー。新人WRサミー・ワトキンスに28ydsパスをキャッチされたのは、CBシールズのカバーが悪いというより、たくみにアジャストしてオーバー・ザ・ショルダーで捕った相手を褒めるべき。

ラン守備は33回113yds(平均3.4)。ニーダウンを除くと平均3.9yds。

  • 前半は11回34yds(平均3.1)。後半は19回83(平均4.4)。後半は着実にゲインされ、ボールコントロールを許した。
  • 先発RBフレッド・ジャクソンは20回71yds(平均3.6)。後半に入ると、何人ものタックルをかわすナイスランが何度もあった。RBアンソニー・ディクソンは6回23yds。
  • 最後のディフェンスシリーズ、ILBホークがファンブルフォースするもRBディクソンがリカバー。

スペシャルチームはこのところミスが多かったが、今回ついに敗戦につながってしまった。

  • カバレッジチームは、第1QにWRマーカス・シグペンに75ydsのパントリターンTDビデオ)を許したのが痛恨。向かい風のため短いパントではあったが、ハングタイムはそれなりにあってカバー人員は足りていたはず。
  • Kメイソン・クロスビーのフィールドゴールは3回蹴って2回成功。45yds成功、51ydsをブロックされ、34ydsを成功させた。
  • 第2Q半ばのFGブロックは、長身DEマリオ・ウィリアムズにLSグードとCリンズリーの間を割られ、らくらくと手のひらに当てられてしまった。(ビデオ
  • Pティム・マステイのパントは6回平均42.8yds、リターンTDを喰らったのでネット平均30.3yds。最初の33ydパントもプロテクションが悪かった。
  • キックオフリターンはRBドゥワン・ハリスが1回8ydsのみ。タッチバック4回。
  • パントリターンはWRランドール・コブ1回5yds、CBマイカ・ハイドは1回0yd。
  • 同じく第2Qには、パントチームが連続反則を犯す失態。蹴り直しを繰り返した3回目にPマステイが52yds(アウトオブバウンズ)を蹴ってくれて救われた。

反則は9回70yds。ビルズも10回75ydsと多かった。

  • 第1Q : RTブラガのフォルススタート。
  • 第2Q : DEボイドのオフサイド。FBクーンのフォルススタート。パント時にSリチャードソンのホールディング。直後にTEボスティックがイリーガルフォーメーション。ILBバーリントンのアンネセサリーラフネス。
  • 第3Q : LTバクティアリのホールディング。
  • 第4Q : LGシットンのホールディング。ILBバーリントンのオフサイド。

ケガ人

  • 第3Q最初のシリーズでOLBニック・ペリーが肩を痛めて退場。以前から痛めていた箇所を悪化させたようだ。
  • 第4Q初め、インターセプトされたプレーでRTブライアン・ブラガが脳震盪を起こして退場。
  • アクティブ登録から外れたのは、QBトルジーン、WRジャニス、TEペリロ、Cゲアハート、DTガストン、ILBブラッドフォード、CBハウス(肩)。(太字はケガ人)
  • 試合前日、ILBジャマリ・ラティモア(足首)がインジャリーリザーブに入った。

その他

  • 今回のゲームキャプテンは、RGラング(オフェンス)、LBマシューズ(ディフェンス)、CBハイド(スペシャルチーム)の3人。(写真
  • 試合前日、ILBジャマリ・ラティモア(足首)をインジャリーリザーブに入れ、プラクティス・スクワッドからSクリス・バンジョーを昇格させた。バンジョーは小兵のスペシャルチーマー。サザンメソジスト大から昨年ドラフト外でロースター入りを果たしたものの、今季はデプスが厚くなったためにずっとプラクティス・スクワッド暮らしだった。
  • パッカーズはAFC東地区に4戦全勝ならず。逆にビルズは今季NFC北地区相手に全勝となった。

2014年12月13日

Notebook: マシューズの来季ポジションは

Green Bay Packers Injury Report
Player Pos. Injury Thu Fri Sat Status Notes
Jamari Lattimore ILB Ankle × × × Out 欠場
Davon House CB Shoulder × × × Out 欠場
Eddie Lacy RB Hip Probable 出場
Josh Sitton OG Toe Probable 出場
T.J. Lang OG Ankle Probable 出場
Bruce Gaston DT Illness × Probable 出場
Nick Perry OLB Shoulder Probable 出場
Buffalo Bills Injury Report
Player Pos. Injury Thu Fri Sat Status
Mike Williams WR Calf × × × Out
Chris Gragg TE Knee × × × Out
Da'Norris Searcy S Hamstring × × Out
Jarius Wynn DE Knee Questionable
Stefan Charles DT Quadricep Probable
Dan Carpenter K Groin Probable
Probable : 75% chance a player will play
Questionable : 50% chance a player will play
Doubtful : 25% chance a player will play
Out : Player will not play
     
: Full Participation
: Limited Participation
× : Did Not Participate
: Not Listed

2014年12月11日

Notebook: ショートウィーク

次のバッファローは屋外の人工芝のため、水曜は屋内練習場のドアを開け放って練習を行った。今週は中5日のショートウィークなので練習量をかなり減らしている。

2014年12月10日

Packers - Falcons Notebook

2014年12月 9日

Packers 43 - 37 Falcons

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Falcons (5-8) 7 0 10 20 37
Packers (10-3) 7 24 3 9 43

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小雪舞うランボーフィールド、気温は1℃とまずまず温かい。前半に大量24点をリードしたパッカーズだが、後半はファルコンズオフェンスが波に乗って怒涛の追い上げを見せる。しかしパッカーズはオフェンスが再びリードを広げ、前半の貯金を活かして無事逃げ切りに成功。5連勝でNFCトップタイの10勝目を挙げ、プレーオフへ大きく前進した。

試合は最初に両軍がロングTDドライブを成功させたあとは、パッカーズの一方的なペース。Sバーネットのインターセプトをタッチダウンに結び付けるなど、24点リードでハーフタイムへ。しかし後半ファルコンズはWRフリオ・ジョーンズ中心のパスオフェンスで息を吹き返し、後半は1回FG止まりだった他はすべてタッチダウンに結び付けた。しかしパッカーズはWRネルソンへの60ydsTDパスで突き放すと、2回のオンサイドキックを無事リカバーし、最後はRBスタークスのランで時間を使い切って試合終了。

◆ ◆ ◆

オフェンスはラン・パスとも非常に好調。今季4回目の40得点超で、ディフェンスの失態をカバーしてくれた。今回もラインの働きが目覚ましく、3試合連続で残り2ミニッツを使い切る勝ち方ができた。レイシーとスタークスの両RBが、ラン・パス合わせて100yds以上の大活躍だった。

いっぽうディフェンスはパス守備が崩壊し、後半は全シリーズで失点する体たらく。WRフリオ・ジョーンズに惨敗し、なんと11回259ydsを許してしまった。ファルコンズは反則わずか3回11yds、無駄なタイムアウトは一度も使わず、規律のしっかりした戦いぶりだった。

スペシャルチームは宿敵WRデヴィン・ヘスターに一度もビッグリターンを許さなかったのが最大の成果。Kクロスビーが53ydsFG成功、ILBジョーンズがFGブロックに成功している。

大きなケガ人はなかった模様。ただ、RBレイシーがでん部の打撲のため最終シリーズには出場しなかった。CBシールズ(脳震盪)は復帰許可が間に合って先発出場したが、カバレッジミスが多かったために終盤はCBハウスと交代させられている。

第1Q

  • GB陣19 : FBクーンへの4ydsパス、RBレイシーの22ydsラン、12ydsランでATL陣へ。RBレイシーへの6ydsパス、WRネルソンへの10ydsパス、12ydsパスゴール前03へ。RBスタークスの3ydsTDランで先制
  • ATL陣28 : RBジャクソンの10ydsラン、4ydsラン、2ydsランで3rdダウン4、WRホワイトへの12ydsパスが通ってGB陣へ。WRフリオ・ジョーンズへの19ydsパスでFG圏内へ。3rdダウン8から、WRジョーンズへの18ydsパスでゴール前04へ。RBジャクソンの4ydsTDラン成功
  • GB陣20 : サック、RBレイシーの2ydsラン、フォルススタートで3rdダウン17、TEクウォレスへの30ydsパスで1stダウン。WRネルソンへの11ydsパス、RBレイシーの4yds、10ydsラン、TEクウォレスへの13ydsパスでレッドゾーンへ。TEクウォレスへの9ydsパス、WRネルソンへのクイックパスが-1ydロスで3rdダウン2、WRコブへの4ydsパスでゴール前07へ。QBスクランブルの際にレイトヒットで1stダウン。第2Qへ。

第2Q

  • RBレイシーが1ydTDラン成功
  • ATL陣29 : GBフォルススタートのあとラン2回止まって3rdダウン1、パス失敗でパント。
  • GB陣16 : RBスタークスの21ydsラン、4ydsラン、12ydsパスでATL陣へ。QBスクランブル6yds、RBスタークスの3dsラン、FBクーンの4ydsランでさらに1stダウン。RBレイシーへのチェックダウンが13ydsゲイン。RBレイシーのノーゲイン、スクリーンパス失敗で3rdダウン10は投げ捨て。38ydsFG成功で3点追加。
  • ATL陣20 : WRジョーンズへの25ydsパスのあと、SバーネットがインターセプトしてATL陣15まで32ydsリターン
  • ATL陣15 : WRコブのエンドアラウンドは-1ydロス、WRアダムズへの6ydsパスで3rdダウン5、QBスクランブルydsでゴール前01へ。RBレイシーへのチェックダウンでタッチダウン
  • ATL陣12 : RBジャクソンのラン2回で1stダウン。NTガイオンのINTはレビューで取り消し。3rdダウン10、ロングパス失敗でパント。
  • GB陣47 : 残り2分35秒。RBスタークスへの14ydsパス、WRコブへの18ydsパスでレッドゾーン近くへ進んで2ミニッツ。RBレイシーの5ydsラン、WRネルソンへの6ydsパスでATL陣10へ。連続パス失敗で3rdダウン10、WRネルソンに10ydsTDパス成功
  • ATL陣20 : 残り24秒。WRジョーンズへの30ydsパスでハーフラインへ(ATLタイムアウト#1)。パス失敗のあと、QBスクランブル15ydsでタイムアウトを取って残り03秒。53ydsFGトライをILBブラッド・ジョーンズがブロックしてハーフタイムへ。

第3Q

  • ATL陣18 : WRジョーンズへのパスが79ydsゲインして一気にゴール前03へ。ランが止まって3rdダウン5、WRジョーンズへのパスは通らず。4thダウン5、WRウィームズへ5ydsTDパス成功
  • GB陣20 : GBホールディング、RBレイシー落球、RBレイシーへの13ydsパスで3rdダウン7、ロングパスは通らず。初パント。
  • ATL陣46 : RBジャクソンの-1ydロス、WRダグラスへのスクリーンとGBフェイスマスクでFG圏内へ。ロングパス失敗、ランがノーゲインで3rdダウン10、サック(LBマシューズ)でTDならず。50ydsFG成功で14点差に
  • GB陣23 : RBレイシーの7ydsラン、ノーゲインで3rdダウン3、WRコブへ23ydsパスが通ってATL陣へ。WRネルソンへの28ydsパスでレッドゾーンへ。RBレイシーへのパスはノーゲイン、4ydsランで3rdダウン6、RBレイシーへのTDパスは通らず。33ydsFG成功で17点差に
  • ATL陣28 : FBディマルコへの9ydsパス、RBロジャースの6ydsラン、RBロジャースへの14ydsパスでGB陣へ。RBジャクソンへの9ydsパス、RBジャクソンのノーゲイン、2ydsランでFG圏内へ進んで最終Qへ。

第4Q

  • 3rdダウン6、WRジョーンズへの12ydsパスでレッドゾーンへ。ATLイリーガルシフトのあと、WRジョーンズに22ydsTDパスが通って10点差に
  • GB陣26 : RBスタークスの1ydランとWRネルソンへのパス失敗で3rdダウン9、WRコブへの13ydsパスで1stダウン。WRネルソンへ60ydsTDパス成功。PATブロックされて16点差。
  • ATL陣29 : WRジョーンズへの18ydsパス、RBジャクソンの6ydsラン、パス連続失敗で4thダウン4、WRジョーンズへ19ydsパスが通ってFG圏内へ。4ydsランとQBスクランブル8ydsでレッドゾーンへ。3rdダウン6、WRジョーンズへの9ydsパスでゴール前03へ。2ydsランのあと、WRホワイトへ1ydTDパス成功。2ポイントコンバージョンはRBロジャースのランが止まって10点差。
  • オンサイドキックはWRボイキンが無事リカバーし、ATL陣41 : 残り6分15秒。RBレイシーの7ydsラン、-1ydロスで3rdダウン4、WRアダムズへのパスは通らず。53ydsFG成功で13点差に
  • ATL陣34 : 投げ捨て、WRホワイトへの29ydsパス、RBジャクソンへの17ydsパスでGB陣20へ(GBタイムアウト#3)。RBロジャースの14ydsランでゴール前07へ。RBジャクソンの5ydsランなどで4thダウン2、WRダグラスにTDパスが通ってついに6点差に。残り2分11秒。
  • オンサイドキックはWRネルソンが押さえてGB陣39 : 残り2分09秒。RBスタークスの2ydランで2ミニッツ。QBロジャースのQBスクランブル12ydsで1stダウン(ATLタイムアウト#1)。RBスタークスの42ydsランが飛び出してゴール前06へ(ATLタイムアウト#2)。RBスタークスの-1ydロス(ATLタイムアウト#3)。-2ydsロス、3ydsラン、GBディレイで残り01秒。ニーダウンで試合終了。
Final Team Statistics
  Packers Falcons
Points 43 37
Total Yards 502yds 465yds
First Downs 28回(ラン10・パス17・反則1) 26回(ラン8・パス17・反則1)
     
Rushing  179yds(30回・平均6.0)  91yds(24回・平均3.8)
     
Passing  327yds(24/36・3TD・0INT)  375yds(24/39・4TD・1INT)
Sacked 1回4yds 1回1yds
Passer Rating 123.3 116.9
     
3rd Down Efficiency 7/12 (58%) 5/11 (45%)
     
Turnovers 0回 (INT0/FUM0) 1回 (INT1/FUM0)
     
Field Position 自陣35yds 自陣26yds
Punt 1回31yds(ネット31.0yds) 2回48.5yds(ネット38.5yds)
Kickoff Return 6回平均14.7yds 8回平均26.3yds
Punt Return 2回平均10.0yds 0回
Field Goals 3/3 1/2
     
Penalty 5回40yds 3回11yds
Time of Possession 33分01秒 26分59秒

オフェンスの犯したターンオーバーはゼロ(4試合連続)。結果的にはここが勝敗を分けたかも。

ディフェンスの奪ったターンオーバーは1回。

  • 第2Q半ば、WRヘスターへのパスをSバーネットがインターセプトし、32ydsリターン(ビデオ)。QBの右へのロールアウトにディフェンスが素早く反応し、どのレシーバーもしっかりカバーしたところへQBライアンが無理投げしてくれた。高いボールをキャッチしたSバーネットも、32ydsリターンさせた周囲のブロッカー陣も見事だった。

先発QBアーロン・ロジャースは24/36、327yds、3TD、0INTでレーティング123.3。

  • 相手は主にカバー2でセーフティが深く守っているので、空いた浅いエリアのRBやTEへのパスが非常に効果的。試合最初がFBクーンへのパスだったように、こういうゲームプランだったのだろう。
  • セーフティが深いのでスクランブル(5回28yds)もうまく行く。ただ、第2Qに敵陣ゴール前01ydsでファンブルしたプレーは危なかった。試合残り2分での12ydsランで勝利をほぼ決定づけた。
  • 第2Q末のWRネルソンへのTDパスは、QBをスパイしていたDEビアマンがレイト・ブリッツに突っ込んできたが、いとも簡単にかわす動きがさすがだった(ビデオ)。第4Qの60ydsTDパスは、WRネルソンがまったくスピードを落とさずに捕れるところへ落とした完璧なロングボム(ビデオ)。実距離で56ydsほど飛んでいる。
  • ハイライトビデオはこちら
  • 先週と違ってハードヒットを受けるプレーが何度もあった。

チームラッシングは30回179yds(平均6.0)、2TD。

  • 179ydsは今季チーム最多。
  • 先発RBエディー・レイシーは13回73yds(平均5.6)、1TD。レシービングでも5回33ydsとよく働いた(ハイライトビデオ)。終盤に負ったでん部打撲が少し心配だ。
  • RBジェームズ・スタークスは10回75yds(平均7.5)、1TD。レシービングでも2回26yds。タッチダウンは第7週CAR戦以来今季2回目。最後の時間消費ドライブではRBレイシーに代わって重責を担い、自身今季最長の42ydsラン(ビデオ)も成功させた。
  • FBジョン・クーンは1回4yds、レシービングは1回6yds。

WR/TE陣は以下のとおり。

  • WRジョーディ・ネルソンは8回146yds、2TDの大活躍。第4Qの60ydsTDはディープへのスピードで相手DB陣を置きざりに。(ビデオ
  • WRランドール・コブは4回58yds。数字は地味だが、3rdダウンでの勝負強いキャッチが目立った。キャッチ4回のうち3回が3rdダウン成功。
  • WRダヴァンテ・アダムズは1回6yds(ターゲット4回)。QBロジャースとのミスコミュニケーションがあった。
  • 先発TEアンドリュー・クウォレスは3回52yds。すべて第2シリーズに集中している。
  • TEリチャード・ロジャースはキャッチ機会なし。

先発OL陣はLTバクティアリ、LGシットン、Cリンズリー、RGラング、RTブラガ。

  • パスプロテクションは今回も申し分なく、被サックは1回のみ。第1QにLTバクティアリがDEビアマンに抜かれたもの。
  • ランブロッキングも非常によく、今季チーム最多の179ydsラッシングにおおいに貢献。
  • 第2Q最初のRBレイシーのTDランは、JC・トレッターとレーン・テイラーをエクストラブロッカーに入れた超ヘビー・パッケージ。

ディフェンスの陣容は以下のとおり。

  • 今回もILBサム・バーリントンとマシューズの先発コンビ。マシューズがOLBに回ることもあり、その場合だけILBホークが出場する。
  • ダイムILBはブラッド・ジョーンズが務めるときとマシューズのときがある。
  • CBシールズ(脳震盪)は先発出場したが、不振のため第4QからはCBハウスが右CBで出場。

パス守備はQBマット・ライアンに24/39、375yds、4TD、1INTのレーティング116.9を許した。

  • 前半こそINTやINT未遂のあったQBライアンだが、後半は絶好調で手がつけられない。
  • パスラッシュはかなりの不振で、フロントラインだけでなくブリッツもまったく届かない。パッカーズ守備のサックは1回のみ。第3QにLBマシューズが従弟ケヴィンを破ったものだが、カバレッジサック気味。
  • パスカバレッジはWRフリオ・ジョーンズ相手に完敗。誰がカバーしても簡単に抜かれてしまう。相手のパス375ydsのうち259ydsがWRジョーンズだった。今季1428ydsのNFL1位に。
  • WRジョーンズに259ydsを許したのはパッカーズ史上最悪。これまでの記録は2011年最終週DET戦でWRカルヴィン・ジョンソンに許した244ydsだった。
  • 3rdダウン成功率は5/11(45%)だが、4thダウンギャンブルを3回すべて成功しているので、実質的には8/11の73%。

ラン守備は24回91yds(平均3.8)とまずまず。

  • 先発RBスティーヴン・ジャクソンは16回50yds(平均3.1)に抑えることができた。
  • 小兵のRBジャクイズ・ロジャースに3回20ydsを許した。

スペシャルチーム

  • キックオフリターンはRBドゥワン・ハリスが4回平均21.3yds。そのほか、相手オンサイドキックを押さえたのが2回(WRボイキン、WRネルソン)あったので、チーム全体のリターン平均は見かけ上14.7ydsと悪くなっている。
  • パントリターンはCBマイカ・ハイドが2回平均10.0yds。16ydsの好リターンあり。
  • Pティム・マステイのパントは1回31yds、ネットも31yds。今回も試合前半はパントなし。後半最初のパントでは、ブロッカー陣のミスコミュニケーションのために危うくパントブロックを喰らいそうになった。NFL1位のデヴィン・ヘスターに1回しか蹴らずに済んだのはオフェンスのおかげであり、勝因の1つ。
  • Kメイソン・クロスビーのフィールドゴールは、38yds、33yds、53ydsと3回すべて成功。とくに試合終盤、寒い中での53yds成功は立派だった。第4Qにはエクストラポイントをブロックされた。
  • キックオフはデヴィン・ヘスター対策がカギ。スクイブキックで他の選手に捕らせたり、右コーナーを狙ったり、中央奥にふつうに蹴ったりと変化をつけていた。30yds地点を超えてリターンされたのは1回だけなので成功と言える。カバレッジは8回平均24.0yds。
  • 第2Q末、相手の53ydsFGトライの際、ILBブラッド・ジョーンズが左サイドから突破して見事なFGブロック。

反則は5回40yds。ファルコンズの反則は3回11ydsのみ。

  • 第1Q : TEクウォレスのフォルススタート。
  • 第2Q : NTガイオンのオフサイド。
  • 第3Q : RGラングのホールディング。CBハイドのフェイスマスク。
  • 第4Q : QBロジャースのディレイオブゲーム。(意図的なもの)

ケガ人

  • CBサム・シールズ(脳震盪)は復帰許可が下りて先発出場。
  • 第3Q、ILBブラッド・ジョーンズがキックオフカバレッジで負傷。少し休んだだけで復帰。
  • 第3Q末、Sモーガン・バーネットがサイドラインに退いたが、テーピングを巻き直して復帰。
  • 第4Q、RBエディー・レイシーがでん部を打撲。最後のシリーズに出場しなかったのはそのため。
  • 先週の練習で負傷したDTルーサー・ロビンソン(ふくらはぎ)はインジャリーリザーブに入った。
  • アクティブ登録から外れたのは、QBトルジーン、WRジャニス、TEペリロ、Cゲアハート、DTブルース・ガストン、ILBラティモア(足首)、ILBブラッドフォード。(太字はケガ人)

その他

  • 先週の練習で負傷したDTルーサー・ロビンソンをインジャリーリザーブに入れ、カーディナルズのプラクティス・スクワッドにいたDTブルース・ガストンと契約した。パデュー大出身のドラフト外ルーキー。8月末にカーディナルズを解雇されてから、ペイトリオッツ、ドルフィンズ、再びカーディナルズでアクティブロースターに入ったことがある。
  • 今回のゲームキャプテンは、RTブラガ(オフェンス)、CBウィリアムズ(ディフェンス)、Sリチャードソン(スペシャルチーム)の3人。(写真
  • 試合後、LBクレイ・マシューズは従弟のジェイクと記念撮影。(写真
  • 昼間にはちょっとしたファーヴ騒動があった。ブレット・ファーヴがディアナ夫人とともにハティスバーグ空港を飛び立ってグリーンベイへ向かった、との報が流れ、グリーンベイ空港に記者たちが集まる騒ぎに。GB訪問の目的はブレット・ファーヴ・ステーキハウスで行われる、バート・スター主催の慈善団体のイベント出席だった。スターの息子さんも飛行機に同乗していた。マーフィ社長も出席した慈善イベントでファーヴはスティーヴ・ヤングとともに登壇し、90年代の激闘の思い出話でファンを大いに盛り上げた。終了時にはスタンディング・オベーション。しかしランボーフィールドで観戦はせず、そのままミシシッピへ帰ってしまった。

2014年12月 7日

Notebook: マシューズ家の戦い

Green Bay Packers Injury Report
Player Pos. Injury Thu Fri Sat Status Notes
Luther Robinson DE Calf × Out 欠場
Jamari Lattimore ILB Ankle × × × Out 欠場
Sam Shields CB Concussion × × × Questionable 微妙
Josh Sitton OG Toe Probable 出場
T.J. Lang OG Ankle Probable 出場
Lane Taylor OG Illness × Probable 出場
Mike Daniels DT Back × × Probable 出場
Josh Boyd DT Knee × Probable 出場
Nick Perry OLB Shoulder Probable 出場
Atlanta Falcons Injury Report
Player Pos. Injury Thu Fri Sat Status
Robert Alford CB Wrist × × × Out
Justin Blalock OG Back Probable
Harry Douglas WR Foot × Probable
Stansly Maponga DE Elbow Questionable
Roddy White WR Ankle × × Questionable
Probable : 75% chance a player will play
Questionable : 50% chance a player will play
Doubtful : 25% chance a player will play
Out : Player will not play
     
: Full Participation
: Limited Participation
× : Did Not Participate
: Not Listed

2014年12月 5日

Notebook: QBロジャースが月間MVPに

3連休を終え、今週最初の練習が行われた。

2014年12月 4日

Notebook: 成熟したチーム

2014年12月 2日

Packers - Patriots Notebook

2014年12月 1日

Packers 26 - 21 Patriots

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Patriots (9-3) 0 14 0 7 21
Packers (9-3) 13 10 0 3 26

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ランボーフィールドの天気は曇り、気温は-2℃。強めの風が吹いて体感気温はさらに低い。パッカーズはヤーデージでペイトリオッツを圧倒しながらミスで接戦に持ち込まれたが、大事なところで好プレーを決めて逃げ切り。QBロジャースはQBブレイディとの初対戦を勝利で飾り、チームは9勝3敗でNFCトップに並んだ。

パッカーズは試合開始から全シリーズで得点するが、レッドゾーン3回すべてFG止まり。第2Qにはディフェンスが崩され、連続TDドライブを許して2点差とされるが、前半終了間際にWRネルソンが45ydsのTDを決めて9点差で折り返し。

第3Qに入るとパッカーズディフェンスが頑張りを見せるが、オフェンスはFG失敗で追加点ならず。第4Qに入るとついにTDを決められて2点差に。オフェンスは敵陣ゴール前まで攻め込むが、WRアダムズが痛い落球でTDならず、FG追加で5点差に。ペイトリオッツはギャンブルを成功させてGB陣20ydsまで攻め込むが、3rdダウンでサックが決まり、FGも失敗。パッカーズは残り2分40秒を使い切って逃げ切りに成功した。

◆ ◆ ◆

オフェンスはトータル478ydsでペイトリオッツを圧倒。相手がカバレッジを厚くして両エースWRを封じ込めにくるところを、新人WRアダムズ(キャリア最高の120yds)をうまく活用できた。CBリーヴィスに封じ込まれたWRネルソンだが、前半終了間際、エンドゾーン左隅まで45yds走り切ったタッチダウンは非常に大きかった。最後にランで時間を使い切れたのは2試合連続。

ディフェンスは好調ペイトリオッツオフェンスをトータル320ydsに抑える大健闘。第4Qに崩れかかったところを、OLBニール&DEダニエルズによるサックが値千金だった。ILBホークの出番を減らしてILBサム・バーリントンを多用した点も注目に値する。

CBサム・シールズ(脳震盪)とILBジャマリ・ラティモア(足首)がケガで途中退場している。

第1Q

  • GB陣28 : RBレイシーへの12ydsパス、13ydsラン、24ydsランでFG圏内へ。3rdダウン8からNEホールディングで1stダウン。WRコブの2ydsラン、RBレイシーのノーゲインで3rdダウン8、WRアダムズへのTDパスは通らず。32ydsFG成功で先制
  • NE陣26 : WRラフェルへの12ydsパス、RBブラントの6ydsランのあと、ランが2回止まってパント。、
  • GB陣17 : WRコブへのロングパス失敗、サックもNE反則で1stダウン。RBレイシーの2ydsランのあと、WRアダムズへ33ydsパスが通ってNE陣へ。WRアダムズへの12ydsパスでFG圏内へ。2ydラン、GBホールディング、QBスクランブル17ydsで3rdダウン1、RBレイシーの4ydsランで1stダウン。3rdダウン9からパス失敗に終わる。35ydsFG成功で3点追加
  • NE陣40 : 3rdダウン5、WRエデルマンへのパスは4yds止まりでパント。
  • GB陣15 : RBスタークスの2ydsラン、6ydsパスで3rdダウン2、WRアダムズへの45ydsパスでNE陣へ。TEロジャースへ32ydsTDパス成功
  • NE陣27 : RBブラントの3ydsランで第2Qへ。

第2Q

  • TEグロンコウスキーへの29ydsパス、TEフーマナワヌイへの23ydsパス、RBボルデンの12ydsランで一気にゴール前06へ。RBボルデンの6ydsTDラン成功
  • GB陣28 : RBレイシーの3ydsラン、2ydsランで3rdダウン5、WRコブへ33ydsパスが通ってNE陣へ。WRボイキンへの6ydsパス、WRコブへの2ydsパスで3rdダウン2、WRコブへの8ydsパスで1stダウン。RBレイシーの-2ydsロス、ロングパス失敗で3rdダウン12、WRコブへの12ydsパスでぎりぎり1stダウン。RBレイシーの2ydsラン、パス失敗で3rdダウン6、サックされてTDならず。33ydsFG成功で9点差に。
  • NE陣20 : TEライトへの12ydsパス、WRエデルマンへのWRスクリーン17ydsパスで連続1stダウン。WRエデルマンへの5ydsパス、RBヴァリーンへの26ydsパスでレッドゾーンへ。3rdダウン3、TEグロンコウスキーへのパスが11ydsゲインしてゴール前02へ進んで2ミニッツ。NEフォルススタート、パス失敗、3ydsラン、GBオフサイドで3rdダウン2、WRラフェルに2ydsTDパスが通って2点差。
  • GB陣19 : 残り1分05秒。RBスタークスへの28ydsパスでハーフライン付近へ。WRネルソンへの8ydsパス、パス失敗で残り23秒、最後のタイムアウト。WRネルソンへ45ydsTDパス成功
  • NE陣25 : ニーダウンで前半終了。

第3Q

  • NE陣20 : NEホールディングなどで3rdダウン13、パス失敗に終わって3&アウト。
  • GB陣46 : RBレイシーの1ydラン、WRコブの6ydsランで3rdダウン3、QBスクランブル9ydsで1stダウン。WRコブへの12ydsパスでFG圏内へ。RBレイシーの-2ydsロス、サックで3rdダウン17。WRコブへの11ydsパスは5yds足りず。40ydsFGは左に逸れて追加点ならず。
  • NE陣30 : RBブラントの2ydsラン、TEグロンコウスキーへの10ydsパスで1stダウン。3rdダウン9、TEグロンコウスキーに通らずパント。
  • GB陣23 : RBレイシーの14ydsラン、TEロジャースへの3ydsパス、RBレイシーのノーゲインで3rdダウン7、WRアダムズへの12ydsパスでNE陣へ。GBディレイとサックなどで3rdダウン21、WRアダムズへのパスは2yds止まり。初パント。
  • NE陣22 : WRラフェルへの4ydsパス、ロングパス失敗で3rdダウン6、GBイリーガルコンタクトで1stダウン。TEグロンコウスキーへの19ydsパスが通ってハーフラインへ。WRラフェルへのクイックパス5yds、RBグレイの4ydsランで最終Qへ。

第4Q

  • RBブラントの13ydsラン、13ydsランで一気にレッドゾーンへ。WRラフェルに15ydsTDパスが通ってふたたび2点差に。
  • GB陣25 : WRコブ落球、RBレイシーの4ydsランで3rdダウン6、TEクウォレスへの9ydsパスで1stダウン。WRアダムズへの17ydsパスでNE陣へ。RBレイシーの5ydsラン、TEクウォレスへの8ydsパスでさらに1stダウン。RBレイシーの17ydsランでレッドゾーンへ。RBレイシーへの5ydsパス、投げ捨てで3rdダウン5、WRアダムズ落球でTDならず。28ydsFG成功で5点差に。
  • NE陣28 : TEグロンコウスキーへの14ydsパスのあと、3rdダウン11からWRエデルマンへのパスは8yds止まり。4thダウン3、WRエデルマンへの5ydsパスでギャンブル成功。3ydsランとロングパス失敗で3rdダウン7、TEグロンコウスキーへの10ydsパス、さらにRBブラントの12ydsランでFG圏内へ。3rdダウン9、サック(OLBニール&DEダニエルズ)が決まる。47ydsFGトライは右に逸れて得点ならず、5点差のまま。
  • GB陣37 : 残り2分40秒。RBレイシーの2ydsラン(NEタイムアウト#2)、4ydsラン(NEタイムアウト#3)で3rdダウン4、WRコブへ7ydsパスが通って勝利決定の1stダウン。2ミニッツ明け、ニーダウン3回で試合終了。
Final Team Statistics
  Packers Patriots
Points 26 21
Total Yards 478yds 320yds
First Downs 24回(ラン6・パス16・反則2) 20回(ラン5・パス14・反則1)
     
Rushing  130yds(29回・平均4.5)  84yds(18回・平均4.7)
     
Passing  368yds(24/38・2TD・0INT)  245yds(22/35・2TD・0INT)
Sacked 3回20yds 1回9yds
Passer Rating 112.6 102.7
     
3rd Down Efficiency 10/17 (59%) 4/10 (40%)
     
Turnovers 0回 (INT0/FUM0) 0回 (INT0/FUM0)
     
Field Position 自陣26yds 自陣26yds
Punt 1回38yds(ネット35.0yds) 4回37.0yds(ネット37.0yds)
Kickoff Return 4回平均22.5yds 4回平均19.0yds
Punt Return 1回 0yds 1回 3yds
Field Goals 4/5 0/1
     
Penalty 4回22yds 4回25yds
Time of Possession 36分35秒 23分25秒

ターンオーバーは互いにゼロ。反則も両者4回ずつしかなく、よく締まった試合だった。

タイムオブポゼッションはパッカーズが36分35秒。こちらがほぼ毎回敵陣に進めていた(パントわずか1回)のに対し、ペイトリオッツは7点取るシリーズと全然ダメなシリーズがはっきりしていた。

3rdダウン成功率はパッカーズが59%と高く、ここが最大の勝因か。ペイトリオッツは40%。

ヤーデージで圧倒しながら接戦にされたのは、パッカーズのレッドゾーンオフェンスが振るわなかったため。4回すべてFGに終わり、とくに第4Q半ばのシリーズはWRアダムズのTDパス落球が痛かった。

先発QBアーロン・ロジャースは24/38、368yds、2TD、0INTでレーティング112.6。

  • 28yds以上のパス成功がなんと6回。すべて前半のものだった。
  • 相手は4メンラッシュでカバレッジが手厚い。CBダレル・リーヴィスとマッチアップしたWRネルソンには6回投げて2回しか通せなかった。そこで、アウトサイドのディープを走るWRアダムズを狙うことが増えた。
  • 風のせいか、とくに序盤はレシーバーと合わないパスが多かった。
  • 相手フロントラインはがむしゃらなラッシュよりも、QBロジャースのコンテインに力点を置いていた様子。第1Qの17ydsスクランブルの他はほとんど走らせてもらえなかった。
  • QBロジャースのハイライトビデオ

チームラッシングは29回130yds(平均4.5)。ニーダウンを除くと平均5.1yds。

  • 先発RBエディー・レイシーは21回98yds(平均4.7)。パスキャッチ2回17yds。かならずしもコンスタントには走らせてもらえなかった。第1シリーズで13yds、24ydsとロングゲインした後は、第3Q半ばまで12キャリー連続で4yds以下。その後はまた14ydsと17ydsのロングゲインがあった。
  • RBジェームズ・スタークスは1回2ydsのみ。28ydsパスキャッチは見事だった。先週惜しくも捕れなかったパスとよく似た感じ。
  • WRコブとWRボイキンをバックフィールドで使うプレーが数回あり。最初はWRコブの2ydsラン、次はWRコブへのハンドオフフェイクからWRボイキンへのスイングパス6yds。その他にもWRコブを1バックで走らせるプレーがあった。試合最後の3rdダウン成功も、WRコブを1バックからモーションさせてノーバックにするプレーだった。
  • FBジョン・クーンはキャリー機会なし。

WR/TE陣は以下のとおり。

  • WRジョーディ・ネルソンは6回ターゲットになって2回53yds、1TD。CBリーヴィスにマッチアップされ、前半最後のシリーズが始まるまで0キャッチに封じ込まれていたが、前半最後の45ydsTDパスキャッチは素晴らしいスピードでエンドゾーン左隅に飛び込んだ(ビデオ)。今回オフェンスが決定力を欠いていただけに、ここで7点取れたことは大きかった。
  • WRランドール・コブは7回85yds(ターゲット11回)。WRネルソンが封じられて苦しいところで、アンダーニースを中心によくフリーになってくれた。とくに試合最後の3rdダウンは見事なアジャストメントだった。
  • WRダヴァンテ・アダムズはキャリアハイの6回121yds。第1Q末、見事なダブルムーヴで45ydsパスをキャッチ(ビデオ)。第4Q半ば、10ydsTDパスになるはずの完璧なスラントを落球したのは残念だが、全体的には非常によいプレーで勝利に貢献した。
  • WRジャレット・ボイキンは1回6ydsのみ。バックフィールドからのクイックパスだった。
  • 先発TEアンドリュー・クウォレスは2回17yds。どちらも第4Q半ば、1stダウンになる貴重なパスキャッチだった。
  • TEリチャード・ロジャースは2回35yds。第1Qの32ydsパスキャッチは2試合連続のタッチダウン。(ビデオ
  • 3試合ぶり出場のTEブランドン・ボスティックはパスキャッチ機会なし。

先発OL陣はLTバクティアリ、LGシットン、Cリンズリー、RGラング、RTブラガ。

  • パスプロテクションは今回も非常に安定していた。相手がカバレッジ重視でほとんどが4メンラッシュ(あるいは3メンも)だったせいもある。
  • 被サック3回の内訳は以下のとおり。第2Q半ばのサックは、中央からのディレイド・ブリッツに気が付かなかったCリンズリーのポカ。第3Qのサック2回はどちらもQBの持ちすぎあるいはカバレッジサックで、ラインのミスとは言えない。
  • ランブロッキングはコンスタントな出来ではなかった。10yds以上のロングゲインが4回もあったいっぽう、2yds以下にシャットアウトされるランも多かった。

ディフェンスの陣容は以下のとおり。

  • ILBホークに代わってILBサム・バーリントンが先発し、マシューズとのコンビ。マシューズがOLBに入る時はILBホークがフィールドに入る。
  • ダイム隊形ではクレイ・マシューズが唯一のILBに入った。これまでなかったことだ。
  • OLBニック・ペリーがアクティブ登録されたが、先発はOLBマイク・ニールのまま。
  • CBシールズが第2Q冒頭に脳震盪で退場するとCBデヴォン・ハウスが代役に。

パス守備はQBトム・ブレイディを相手に22/35、245yds、2TD、0INTのレーティング102.7。

  • 相手はポケット内での動きが巧みで、まず捕まえられない。それでも、タイムリーなブリッツ等でプレッシャーをかけ、何度かコントロールミスを誘うことはできた。
  • パッカーズ守備のサックはわずか1回だが、OLBニールとDEダニエルズの合同サックはまさに値千金。第4Q残り3分25秒の3rdダウン9、このサックで4thダウンギャンブルもできなくなり、FGも失敗に終わった。
  • パスカバレッジはまずまずで、TEグロンコウスキーを除けば一発で倒すことができていた。とくにCBウィリアムズが1on1で好タックルを何度も決めていた。
  • TEロブ・グロンコウスキーは稼ぎ頭の7回98yds。3人がかりでもなかなか倒せない。
  • 上記のサック直前のプレー、TEグロンコウスキーへの20ydsTDパスをSクリントン=ディクスが競り合ってかろうじて防ぐことができた。
  • CBシールズ(脳震盪)に代わって途中出場のCBハウスはやはりCBシールズには劣り、WRラフェルへのバックショルダーのパスを振り向くことができずタッチダウンに。

ラン守備は18回84yds(平均4.7)。

  • 後半途中からラン守備がズルズルに。常にリードしていたおかげでラン回数が少なかったが、そうでなかったらどうなっていたことか。
  • 例によって、誰がラン攻撃の主役かさっぱりわからない。スティーラーズから移籍間もないRBルギャレット・ブラントが10回58yds。とくに第4Qは彼をなかなか倒せずに苦しめられた。
  • 冒頭のシリーズでは2ndダウン2、3rdダウン2と連続で、新先発ILBバーリントンが好タックル。

スペシャルチーム

  • 平均フィールドポジションはともに自陣26yds。
  • キックオフリターンはRBドゥワン・ハリスが4回平均22.5yds。寒さでキックオフが飛ばないので、この程度のリターンでも25yds地点を超えることができていた。
  • パントリターンはSマイカ・ハイドが1回0yds。あとはダウン1回、アウトオブバウンズ1回。
  • Pティム・マステイのパントは1回38ydsのみ。
  • Kメイソン・クロスビーのフィールドゴールは5回蹴って4回成功。前半に32yds、35yds、33ydsと成功し、第3Qに40ydsを左に失敗。第4Qに28ydsを成功。
  • キックオフは今回も飛距離が出ない。第1Qにはキックオフをアウトオブバウンズに蹴り出すミスもあった。
  • カバレッジチームはWRアメンドーラ相手に、キックオフ4回平均19.0yds、パント1回3ydsとまずまずの出来。

反則は4回22ydsのみ。ペイトリオッツの反則も4回25ydsと少なかった。

  • 第1Q : RTブラガのホールディング。
  • 第2Q : DEダニエルズのオフサイド。
  • 第3Q : QBロジャースのディレイオブゲーム。CBウィリアムズのイリーガルコンタクト。

ケガ人

  • QBアーロン・ロジャースはスクランブルした際に踏まれて左手の甲から出血。縫うほどではないとのこと。
  • 第2Q初めにCBサム・シールズが脳震盪を起こして退場。
  • 第2Q末のキックオフでILBジャマリ・ラティモアが左足首を痛めて退場。重そうに見える。
  • アクティブ登録から外れたのは、QBトルジーン、WRジャニス、TEペリロ、Cゲアハート、DTロビンソン、ILBブラッドフォード、CBグッドソン。ケガによる欠場者はいなかった。

その他

  • 今回のゲームキャプテンは、QBロジャース(オフェンス)、CBシールズ(ディフェンス)、Pマステイ(スペシャルチーム)の3人。(写真
  • ペイトリオッツはこの試合のあと東へ戻らず、次の試合があるサンディエゴへ直行するらしい。