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2014年11月29日

Notebook: 感謝祭

今週は降雪があったため、土曜朝8時から雪かき作業が行われる。時給$10ドル、年齢15歳以上、最大400人まで早い者勝ち。日曜のグリーンベイは最高気温1℃、降水確率10%と予想されている。

Green Bay Packers Injury Report
Player Pos. Injury Wed Thu Fri Status Notes
Nick Perry OLB Shoulder × × Questionable 微妙
Jarrett Bush CB Groin × × Questionable 微妙
Davante Adams WR Heel Probable 出場
Brandon Bostick TE Hip Probable 出場
Josh Sitton OG Toe Probable 出場
T.J. Lang OG Ankle × Probable 出場
New England Patriots Injury Report
Player Pos. Injury Wed Thu Fri Status
Shane Vereen RB Ankle Questionable
Brandon LaFell WR Shoulder Questionable
Dan Connolly OG Ankle Questionable
Cameron Fleming OT Ankle / Finger Questionable
Chandler Jones DE Hip Questionable
Dominique Easley DT Knee Questionable
Chris White LB Ankle × Questionable
Danny Aiken LS Concussion Questionable
Tom Brady QB Ankle Probable
Julian Edelman TE Thigh Probable
Marcus Cannon OL Hip Probable
Probable : 75% chance a player will play
Questionable : 50% chance a player will play
Doubtful : 25% chance a player will play
Out : Player will not play
     
: Full Participation
: Limited Participation
× : Did Not Participate
: Not Listed

2014年11月27日

Notebook: RBレイシーが週間MVPに

2014年11月26日

Packers - Vikings Notebook

2014年11月25日

Packers 24 - 21 Vikings

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Packers (8-3) 7 7 3 7 24
Vikings (4-7) 0 10 3 8 21

スタッツ等まとめへ | ケガ人情報へ

TCFバンク・スタジアムの気温は9℃、霧がかかっている。勢いに乗るパッカーズだが同地区ライバルの強固なパスディフェンスに苦しめられ、最後は3点差に追い上げられての辛勝。典型的な "Trap game" を逃れ、ライオンズの敗戦により地区単独首位となった。

試合はパッカーズにとってはもどかしい展開。RBレイシーのTDランで先制したものの、すぐにWRチャールズ・ジョンソン(元パッカーズ)へのTDパスで追いつかれる。その後は両者決め手を欠きFGの応酬、4点リードで最終Qへ。そこでパッカーズはロングドライブを成功させて11点差。ヴァイキングスもWRジェニングスにTDパスを成功、2ポイントも決まって、残り3分半で3点差に。しかしパッカーズはRBレイシーのランで2回1stダウンを取って時間を使い切った。

◆ ◆ ◆

オフェンスは相手の好カバレッジと味方反則に苦しんだが、今回はラン攻撃が勝利の決め手になった。RBレイシーは今季2回目の100ydsラッシングにくわえ、ショベルパスでもタッチダウン。最後をランで時間を使い切って逃げ切る勝利は久しぶりだ。ディフェンスはケガでLB陣が手薄なため、やや苦しいローテーションを強いられた。パスカバレッジでミスがいくつもあり、ヴァイキングスのタッチダウンを決めたのは2回とも元パッカーズのWRだった。

さいわい、大きなケガ人は報告されていない。RGラング(足首)とWRアダムズ(脇腹)はいったん退場したがすぐに復帰。体調不良のRBレイシー(胃腸風邪)も最後まで頑張り通した。 

Final Team Statistics
  Packers Vikings
Points 24 21
Total Yards 362yds 308yds
First Downs 24回(ラン11・パス10・反則3) 20回(ラン7・パス11・反則2)
     
Rushing  155yds(32回・平均4.8)  112yds(25回・平均4.5)
     
Passing  209yds(19/29・2TD・0INT)  210yds(21/37・2TD・1INT)
Sacked 1回2yds 2回14yds
Passer Rating 109.7 79.8
     
3rd Down Efficiency 5/13 (38%) 6/11 (55%)
     
Turnovers 0回 (INT0/FUM0) 1回 (INT1/FUM0)
     
Field Position 自陣24yds 自陣28yds
Punt 4回42.3yds(ネット41.0yds) 4回44.8yds(ネット39.0yds)
Kickoff Return 0回 5回平均25.2yds
Punt Return 3回平均7.7yds 1回5.0yds
Field Goals 1/1 2/2
     
Penalty 8回75yds 7回77yds
Time of Possession 31分45秒 28分15秒

オフェンスの犯したターンオーバーはゼロ。RBスタークスのファンブルを自軍がリカバーできた幸運にも助けられた。

ディフェンスの奪ったターンオーバーは1回。

  • 第2Q半ば、WRジェニングスへのロングパスをSマイカ・ハイドがインターセプト(ビデオ)。プレッシャーを受けてQBブリッジウォーターが無理投げし、高く浮いたパスをSハイドがジャンプしてナイスキャッチ。昨季プレーオフ49ers戦で、彼は似たようなパスを捕れなかった。

3rdダウン成功率が38%とイマイチ。相手の成功率が55%と高かったのもパッカーズ苦戦の要因。

先発QBアーロン・ロジャースは19/29、209yds、2TD、0INTでレーティング109.7。

  • 相手ディフェンスは両セーフティを下げて両エースWRを警戒、「さあランをやってこい」の構え。先週より大幅にランが増えたのはそのため。
  • ヴァイキングスのしつこいカバレッジに苦しみながらも、我慢のクォーターバッキングが実を結んだ。ファンには当たり前になってしまっているが、苦しい時に彼が無理投げしないことでどれだけ救われていることか。
  • QBスクランブルは3回37ydsと効果的だった。

チームラッシングは32回155yds(平均4.8)、1TD。 ニーダウン3回を除けば平均5.4yds。

  • 先発RBエディー・レイシーは体調(胃腸風邪らしい)を崩しながら25回125yds(平均5.0)、1TDの大活躍。先制タッチダウンはパイルの上を飛び越えてのダイブ(ビデオ)。100ydsラッシングは第5週MIN戦以来今季2回目。レシービングでは第4Qにショベルパスが10ydsのTDに(ビデオ)。彼のハイライトビデオもあり。
  • RBジェームズ・スタークスは1回-4ydsロスのみ。最初の出番でファンブル(味方がリカバー)を犯して交代させられ、二度と機会が回ってこなかった。
  • 第1シリーズはFBクーンを含めた2バックセットが主体だった。今季は珍しい。

WR/TE陣は以下のとおり。

  • ヴァイキングスのタイトなマンカバレッジに苦しんだ。あきらかな反則を審判が見落とすプレーもあり、マッカーシーHCが激怒。相手のタックリングがよく、両エースWRがランアフターキャッチで大きくゲインできない。
  • WRジョーディ・ネルソンは8回68yds。厚いカバーでディープを封じられ、ショートパスを捕ってもすぐに倒される。1キャッチ平均8.5ydsは今季2番目に悪い数字。(今季の平均は15.7)
  • WRランドール・コブは4回58yds。先制TDシリーズの29ydsパスはまさにピンポイントで、投げた方も捕った方も見事だった。
  • WRダヴァンテ・アダムズは4回ターゲットになって1回10ydsのみ。QBとのミスコミュニケーションが何度もあった。キャッチ後の着地で脇腹を痛めたせいかもしれないが、苦しんでいる両エースWRを補う活躍ができなかった。また、後半最初のシリーズの1stダウン20、RBレイシーのスクリーンパスが24ydsゲインしたプレーでの彼のイリーガルブロックは痛かった。
  • 先発TEアンドリュー・クウォレスは2回50yds。両アウトサイドWRにつられて空いた中央に走り込んだ。一昨年もそうだったが、こうしたTE陣の活用が今後ますます重要になるはず。
  • TEリチャード・ロジャースは今回唯一のキャッチが第2Qの1ydタッチダウン(キャリア初)。逆サイドで超ワイドオープンになったところへ、QBロジャースがヒット寸前でよく投げてくれた。(ビデオ
  • TEジャスティン・ペリロはNFL初のオフェンス出場がRBレイシーの先制TDラン。

先発OL陣はLTバクティアリ、LGシットン、Cリンズリー、RGラング、RTブラガ。

  • 第1QにRGラングが負傷退場(レーン・テイラーが代役)したが、7スナップ休んだだけで復帰。
  • パスプロテクションは今週も非常によく、被サック1回、QBヒット2回のみ。相手がブリッツせずカバレッジを厚くしたせいもあるだろう(ブリッツわずか9回)。唯一の被サックは、3rdダウン27でQBロジャースが長いパスを狙って持ちすぎたカバレッジサックで、ブロッカー陣の責任ではない。
  • LTバクティアリはホールディング2回(うち1回はディクライン)。主にDEエヴァーソン・グリフィン相手に苦戦した。
  • ランブロッキングはかならずしも相手を圧倒したわけではないが、大事な試合最後で3分半を使い切ったランプレー5回は見事だった。
  • RBレイシーの先制TDランは、2バック・3TE・0WRのヘビー・パッケージだった。

ディフェンスの陣容は以下のとおり。

  • 欠場のOLBペリーに代わってOLBマイク・ニールが先発。新人ジェイロン・エリオットもローテーションに加わってまずまずの働き。
  • ダイム隊形ではILBホークを引っ込めてILBブラッド・ジョーンズを起用(15スナップ)。ガーベッジタイムを除き、ディフェンスでの出場は第6週MIA戦以来だ。
  • 鼠蹊部を痛めているLBクレイ・マシューズは、試合序盤はダイム隊形で退くことが多かった。また、第2、第4シリーズでは彼に代わってサム・バーリントンがILBで出場することも。しかし後半は休むことがほとんどなく、けっきょく8スナップしか休まなかった。
  • 先発DLはDEダニエルズ、NTガイオン、DEボイド。足首の悪いDEデイトン・ジョーンズは13スナップの出場にとどめた。DEボイドはよい働きだった。
  • 相手が3TE隊形の時にはSショーン・リチャードソンを投入し、4セーフティ隊形にすることも。

パス守備は初対戦のQBテディ・ブリッジウォーター(1巡指名)を相手に21/37、210yds、2TD、0INTのレーティング79.8。

  • 初対戦のQBブリッジウォーターはパスが高く浮くミスが目立ち、こちらとしては助けられた。
  • なかなかパスラッシュがかからず、ポケットで動き回ってパスを通されるプレーが多い。3rdダウンでパスが決まるために、ヤーデージ以上にやられた印象がある。
  • パッカーズ守備のサックは2回。第3Q最初の3rdダウン、ブルラッシュでDEダニエルズ。第3Q末にブリッツでSハイド。どちらも相手をパントに追い込む貴重なプレーだった。
  • NTマイク・ペネルはわずか7スナップの出場でプレッシャー2回。
  • 第2Q、昨年パッカーズ7巡指名のWRチャールズ・ジョンソンが22ydsのキャリア初タッチダウン。マッチアップしたCBトラモン・ウィリアムズがディープをまったく警戒していないかのようだった。セーフティが来るのも遅いが。
  • 第4Q、WRグレッグ・ジェニングスはパッカーズ相手に初のタッチダウン。ブリッツ勝負(7メンラッシュ)が裏目に出て、ワイドオープンになってしまった。

ラン守備は25回112yds(平均4.5)。スクランブル5回32ydsを除くと平均4.0yds。

  • 先発RBジェリック・マキノンは15回54yds(平均3.6)。いっぽう、NFL初キャリーだったRBジョー・バニヤードは5回26yds(平均5.2)。
  • コンスタントに走られてはいるが、最長ランが10ydsどまり、というのは悪くない。

スペシャルチーム

  • キックオフリターンは5回すべてタッチバックを選択。今回はRBドゥワン・ハリスが慎重だった。無用のターンオーバーを避けるためにも無理はさせない、というチーム方針だったかもしれない。
  • パントリターンは3回平均7.7yds。Sマイカ・ハイドが2回平均10.0yds、WRランドール・コブが1回3yds。
  • Pティム・マステイのパントは4回平均42.3yds、ネット平均41.0yds。ハングタイムが非常によい。
  • Kメイソン・クロスビーは48ydsのフィールドゴールを成功。
  • キックオフはWRパターソンのビッグリターンを警戒し、5回のうち3回がスクイブ・キック。WRパターソンのリターンは2回平均37.5yds。どちらにしても相手によいフィールドポジションを与えてしまう。このところ、Kクロスビーは相手キッカーより飛ばない試合が続いている。
  • パントカバレッジはCBマーカス・シェレルズを1回5yds。
  • CBブッシュ(鼠蹊部)に代わって出場の新人CBディミトリ・グッドソンは、相手パントリターナーがボールに触れる前にヒットしてしまうボーンヘッドで15ydsを献上。これが第3Qの3失点に直結した。

反則は8回75ydsと多く、とくにオフェンス不振の一因となった。ヴァイキングスの反則は7回77yds。

  • 第1Q : RTブラガのフォルススタート。
  • 第2Q : Sハイドのホールディング。WRネルソンのホールディング。
  • 第3Q : LTバクティアリのホールディング。WRアダムズのイリーガルブロック。CBグッドソンのパントキャッチ・インターフェア。
  • 第4Q : OLBニールのオフサイド。OLBニールのラフィングザパサー。

ケガ人

  • 第1Q、RG T.J.ラングが足首を悪化させて退場。しかしテーピングを巻き直し、次のシリーズには復帰。
  • 第1Q、WRダヴァンテ・アダムズがパスキャッチの際に脇腹あたりを痛めたが、こちらも次のシリーズで復帰。
  • アクティブ登録から外れたのは、QBトルジーン、WRジャニス、Cゲアハート、TEボスティック(でん部)、OLBペリー(肩)、ILBブラッドフォード、CBブッシュ(鼠蹊部)。(太字はケガ人)

その他

  • 今回のゲームキャプテンは、LGシットン(オフェンス)、NTガイオン(ディフェンス)、ILBブラッド・ジョーンズ(スペシャルチーム)の3人。(写真

2014年11月23日

Notebook: DEジョーンズとOLBペリーは出否微妙

Green Bay Packers Injury Report
Player Pos. Injury Wed Thu Fri Status Notes
Brandon Bostick TE Hip × × × Out 欠場
Datone Jones DE Ankle Questionable 微妙
Jarrett Bush CB Groin × × Questionable 微妙
Nick Perry OLB Shoulder × × × Questionable 微妙
Jayrone Elliot OLB Hamstring Questionable 微妙
Josh Sitton OG Toe × × Probable 出場
T.J. Lang OG Ankle × × Probable 出場
Clay Matthews LB Groin Probable 出場
Minnesota Vikings Injury Report
Player Pos. Injury Wed Thu Fri Status
Matt Asiata RB Concussion × × × Out
Greg Jennings WR Rib × × Questionable
Jarius Wright WR Hamstring × Questionable
Matt Kalil OT Knee × Questionable
Sharrif Floyd DT Knee × × Questionable
Jerick McKinnon RB Back × Probable
Kyle Rudolph TE Abdomen/Groin Probable
Mike Harris OT Ankle × Probable
Everson Griffen DE Neck Probable
Scott Crichton DE Hip Probable
Anthony Barr LB Knee Probable
Captain Munnerlyn CB Not Injury Related Probable
Xavier Rhodes CB Ankle Probable
Probable : 75% chance a player will play
Questionable : 50% chance a player will play
Doubtful : 25% chance a player will play
Out : Player will not play
     
: Full Participation
: Limited Participation
× : Did Not Participate
: Not Listed

2014年11月21日

Notebook: パス偏重の理由

木曜は屋外でフルパッド練習が行われた。

2014年11月18日

Packers - Eagles Notebook

2014年11月17日

Packers 53 - 20 Eagles

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Eagles (7-3) 0 6 7 7 20
Packers (7-3) 17 13 9 14 53

ドライブ詳細へ | スタッツ等まとめへ | ケガ人情報へ

ランボーフィールドの気温は-2℃。試合序盤は小雪が舞っていた。パッカーズは序盤からイーグルスディフェンスを攻めたて前半だけで30得点。先週と同じように、はやばやと試合を決めてしまった。オフェンスは4TD、ディフェンスは2TD、スペシャルチームでも1TD。ライオンズが敗れたことで、地区首位タイとなった。

試合は序盤からパッカーズオフェンスがパス主体に攻め、前半4シリーズすべてで得点。SハイドのパントリターンTDも飛び出した。ディフェンスはラン・パスとも安定し、わずか6失点でハーフタイムへ。後半にはディフェンスがファンブルリカバー、OLBペッパーズのINTリターンTD、CBウィリアムズのインターセプト、CBヘイワードのファンブルリカバーTDとターンオーバーを量産してダメ押しのダメ押し。終盤はQBフリンなど控え組の出番となった。

◆ ◆ ◆

2試合連続50得点以上は球団史上初。RBエディー・レイシーはランとパスの両方でタッチダウン。OLBジュリアス・ペッパーズは今季2回目のINTリターンTD。Sマイカ・ハイドのパントリターンTDは今季初、キャリア2回目。

さいわい大きなケガ人はなかった模様。

第1Q

  • GB陣15 : WRネルソンとWRコブへのショートパスで1stダウン。WRネルソンへ64ydsパスが通って一気にゴール前09へ。連続パス失敗のあと、WRネルソンへのTDパスはわずかに足が残らず。27ydsFGで先制。
  • PHI陣26 : WRクーパーへの11ydsパス、RBマッコイの3ydsラン、WRマクリンへの20ydsパスでGB陣へ。4ydsラン、サック(NTガイオン)で3rdダウン13、パス失敗でパント。
  • GB陣12 : RBレイシーのランが2回止まって3rdダウン9、WRコブへの22ydsパスで1stダウン。RBレイシーの3ydsラン、TEクウォレスへの11ydsパスでハーフラインへ。スナップミスをファンブルして14ydsロス。3rdダウン18からTEクウォレスへ24ydsパスが通ってFG圏内へ。連続パス失敗で3rdダウン10、TEロジャースへ19ydsパスが通り、さらにRBレイシーの10ydsランでゴール前06へ。最後はWRアダムズに6ydsTDパス成功
  • PHI陣30 : RBマッコイのランが2回止まって3rdダウン6、サック(OLBニール)が決まってパント。
  • Sハイドがパントリターンタッチダウン
  • PHI陣41 : RBマッコイの5ydsラン、WRマシューズへの5ydsパスで1stダウン。2ydsラン、RBスプロールズへのスクリーンパス16ydsでFG圏内へ。RBマッコイへ18ydsパスが通って第2Qへ。

第2Q

  • RBスプロールズへのスクリーンパス7ydsで3rdダウン2、サック(LBマシューズ)が決まってTDならず。33ydsFG成功
  • GB陣20 : RBレイシーの6ydsラン、WRコブへの14ydsパスで1stダウン。WRコブへの22ydsパス、11ydsパスでFG圏内へ。WRネルソンに27ydsTDパス成功
  • PHI陣20 : RBマッコイのラン2回で1stダウン。WRマクリンへのクイックパス4yds、RBスプロールズの13ydsランでさらに1stダウン。ラン2回で3rdダウン6、WRマシューズへのロングパスは通らず。パント。
  • GB陣20 : RBレイシーへのスクリーンパス6yds、サック&ファンブルもTEロジャースがリカバー。3rdダウン7、WRコブへの13ydsパスで1stダウン。QBスクランブル16ydsでPHI陣へ。WRコブへの11ydsパスでさらに1stダウン。RBレイシーへの8ydsパス、ノーゲインで3rdダウン2、WRネルソンに10ydsパス成功。エンドゾーンへのパスがPHIインターフェアでゴール前02へ。最後はRBレイシーが2ydsTDラン。PATはPマステイのホールドミスで失敗。
  • PHI陣20 : 2ミニッツ明け。TEアーツへの12ydsパス、フォルススタート、スナップミスをQBリカバー、RBスプロールズの8ydsランで3rdダウン12(GBタイムアウト#2)、TEアーツへの15ydsパスで1stダウン。WRマシューズへ40ydsパスが通ってレッドゾーンへ。しかし3連続パス失敗で、33ydsFG成功。ぴったりハーフタイムへ。

第3Q

  • PHI陣20 : WRマクリンへの7ydsパス、RBマッコイのノーゲインで3rdダウン3、WRマクリンへの26ydsパスが通ってGB陣へ。WRクーパーへの5ydsパスのあと、RBマッコイのファンブルをOLBペリーがリカバー
  • GB陣45 : WRネルソンへのロングボム失敗、インテンショナルグラウンディングで3rdダウン22、パス失敗で3&アウト。(初パント)
  • PHI陣33 : 連続パス失敗で3rdダウン10、TEアーツへのパスは通らず、3&アウト。
  • GB陣37 : QBスクランブル16ydsでPHI陣へ。3rdダウン7、WRアダムズへの7ydsパスでさらに1stダウン。WRコブへの20ydsパスでレッドゾーンへ。RBスタークスの-2ydsロス、4ydsランで3rdダウン8、WRコブへのTDパスは通らず。33ydsFG成功で3点追加
  • PHI陣26 : TEセレックへの11ydsパス、RBマッコイのラン3回で1stダウン。2ndダウン10、OLBペッパーズがインターセプト、52ydsリターンしてタッチダウン。(PATはブロックで失敗)
  • PHI陣20 : WRマクリンへの7ydsパス、RBマッコイの13ydsラン、WRクーパーへの14ydsパスでGB陣へ。4rdダウン4、TEアーツへの22ydsパスが通ってギャンブル成功。3rdダウン2から、WRマシューズへのクイックパスが10ydsTDに
  • GB陣20 : RBレイシーのラン2回で1stダウン。さらに37ydsランでPHI陣へ。

第4Q

  • 3rdダウン10、RBレイシーへのチェックダウンが32ydsのタッチダウンに
  • PHI陣20 : 3rdダウン4から、CBトラモン・ウィリアムズがインターセプト
  • PHI陣36 : RBスタークスのラン2回で3rdダウン6、WRネルソン落球。50ydsFGは右に逸れて失敗
  • PHI陣40 : WRマシューズへの16ydsパスでGB陣へ。RBマッコイの6ydsランのあと、スナップミスをCBヘイワードが拾い、そのまま49yds走ってタッチダウン
  • PHI陣20 : 3rdダウン12から、WRマシューズへの36ydsパスが通ってGB陣へ。4thダウン3からWRマクリンへの6ydsパスが通ってギャンブル成功。WRクーパーへの8ydsパスのあと、WRマクリンへ20ydsTDパス成功
  • GB陣22 : QBマット・フリン登場。ラン2回とWRコブへの12ydsパスで1stダウン。GB反則2回とRBスタークスのノーゲインで3rdダウン35、RBスタークスへのスクリーンパス14ydsどまり。パントブロックされてGB陣04に。
  • GB陣04 : ランが2回止まって2ミニッツ。WRスミス落球で4thダウン5、RBポークのランが止まってギャンブル失敗。
  • ニーダウン3回で試合終了。
Final Team Statistics
  Packers Eagles
Points 53 20
Total Yards 475yds 429yds
First Downs 25回(ラン6・パス18・反則1) 22回(ラン5・パス17・反則0)
     
Rushing  110yds(25回・平均4.4)  109yds(31回・平均3.5)
     
Passing  367yds(24/38・3TD・0INT)  346yds(26/44・2TD・2INT)
Sacked 1回2yds 3回26yds
Passer Rating 121.3 80.3
     
3rd Down Efficiency 8/14 (57%) 5/15 (33%)
     
Turnovers 0回 (INT0/FUM0) 4回 (INT2/FUM2)
     
Field Position 自陣26yds 自陣32yds
Punt 1回40.0yds(ネット17.0yds) 4回39.8yds(ネット16.0yds)
Kickoff Return 3回平均14.0yds 4回平均22.3yds
Punt Return 1回75.0yds 1回6.0yds
Field Goals 2/3 2/2
     
Penalty 4回52yds 6回53yds
Time of Possession 32分42秒 27分18秒

3rdダウン成功率はパッカーズが8/14の57%と非常によく、大量点の大きな要因となった。イーグルスは5/15の33%。

オフェンスの犯したターンオーバーはゼロ。

ディフェンスの奪ったターンオーバーは4回。

  • 後半最初のシリーズ、QBサンチェスからRBマッコイへのハンドオフでファンブル、OLBペリーがリカバー。非常にラッキーだった。
  • 第3Q半ば、TEセレックへのパスをOLBペッパーズがインターセプト、そのまま52ydsリターンしてタッチダウン(ビデオ)。ドロップバックした彼がQBに見えていなかったか。リターン最後の15ydsほどはWRマシューズに絡まれたが、巧みにスティッフアームしてエンドゾーンへ。
  • 第4Q、WRマクリンへのパスをCBトラモン・ウィリアムズがインターセプト。ブリッツに焦ったQBサンチェスの無理投げだった。
  • 第4Q、ショットガンスナップが高く逸れてQBサンチェスが捕れず、転がったところをCBヘイワードが拾って49ydsのタッチダウン。(ビデオ

先発QBアーロン・ロジャースは22/36、341yds、3TD、0INTでレーティング120.3。

  • ラッシュの認識、パスのコントロール、ポケットでの動き、スクランブルの判断とすべて申し分なし。きわどいボールをWRネルソンやWRコブが確保していたら400ydsを超えていたかも。
  • 3回32yds走ったスクランブルを見ても、3週前のハムストリング負傷はもう影響していないようだ。
  • 第2シリーズのTDドライブは3rdダウンロングを3回成功させ、これでオフェンスが波に乗った。3rdダウン9でTEクウォレスに11ydsパス、3rdダウン18でTEクウォレスに24ydsパス、3rdダウン10でTEロジャースに19ydsパス。
  • QBロジャースのハイライトビデオ
  • 第4Q半ばからQBマット・フリン登場。2回投げて2回成功、26yds。

チームラッシングは25回110yds(平均4.4)、1TD。

  • ニーダウンとQBスクランブルを除くと、19回81yds(平均4.3)。
  • 先発RBエディー・レイシーは10回69yds(平均6.9)。第2Qの1ydTDラン(ビデオ)は超ヘビー・パッケージから、ブロッカー陣の働きが見事だった。第3Q末の37ydsランは今季最長。レシービングでも、チェックダウンのショートパスから次々とタックルを破って32ydsのタッチダウンに。(ビデオ
  • RBジェームズ・スタークスは8回9ydsしか走らせてもらえなかった。レシービングは2回17yds。
  • RBドゥワン・ハリスはキャリーなし。
  • FBジョン・クーンは1回3yds。敵陣ゴール前では「クーン・コール」も起きたが、RBレイシーのランだった。

WR/TE陣は以下のとおり。

  • WRジョーディ・ネルソンは4回109yds、1TD。第2Qの27ydsTDパス(ビデオ)はキャッチだけでなく、サイドライン際でつま先立ってパイロンの内側を走った足の動きが見事だった。今回は10回ターゲットになって4回しかキャッチできず。
  • WRランドール・コブは10回129yds。連続TDは6試合で途切れたものの、ここ4試合で3回目の120yds超。
  • WRダヴァンテ・アダムズは2回13yds、1TD。第1Qの6ydsTDは得意のスラント。(ビデオ
  • WRジャレット・ボイキンはキャッチなし。長いパスを惜しくもキャッチできず。
  • 先発TEアンドリュー・クウォレスは2回35yds。どちらも第2シリーズの3rdダウンロングだった。
  • TEリチャード・ロジャースは1回19yds。これも第2シリーズの3rdダウンロングで、価値あるプレー。
  • 前日にプラクティス・スクワッドから昇格したTEジャスティン・ペリロはスペシャルチームの他、ガーベッジタイムにはオフェンスでも出場したがキャッチ機会なし。

先発OL陣はLTバクティアリ、LGシットン、Cリンズリー、RGラング、RTブラガ。

  • パスプロテクションは非常に安定していて、QBロジャースがゆっくりレシーバーを探すことができた。
  • 被サックは1回のみ。第2Qの被サック&ファンブルはTEロジャースがDEカリーに突破され、ヘルプすべきTEクウォレスの反応も鈍かった。ただしそのTEロジャースがボールを拾って5ydsほど戻している。
  • ランブロッキングは今ひとつ。両ガードの負傷も影響しているのでは。
  • 第2シリーズにはCリンズリーのショットガンスナップが高くなるミスでファンブルに。ただ、QBロジャースも捕れない高さではなかった。
  • 第2Q末、RBレイシーの1ydTDランはWRなしの超ヘビーパッケージが成功。OGテイラーとCトレッターがエリジブルで左右TEの位置に入り、TEロジャースとFBクーンがフルバックに。
  • 第4Q半ばにはOL3人を下げ、LTトレッター、LGゲアハート、Cリンズリー、RGテイラー、RTブラガの組み合わせ。

ディフェンスの陣容は以下のとおり。

  • 今回もLBクレイ・マシューズはインサイドで先発し、パスシチュエーションではアウトサイドに。彼を大外にセットさせて5-1-5のようにするプレーも多かった。
  • 第4Q途中からはDEダニエルズ、LBマシューズ、OLBペッパーズ、CBウィリアムズを休ませ、NTペネルやILBバーリントンなどがプレーしている。

パス守備はQBマーク・サンチェス(移籍後先発2試合目)を26/44(59%)、346yds、2TD、2INTのレーティング80.3。

  • パスラッシュはかなりよく、サック3回にくわえQBヒット4回。サック3回は序盤に集中し、試合の流れを大きく引き寄せるプレーだった。最初の2回はパントに、3つ目は自陣ゴール前でTDを防いでFGに。
  • サック3回の内訳は次のとおり。第1シリーズ、NTガイオンがRGトービンを右腕の一振りで突破してサック。第2シリーズの3rdダウン6、NASCARパッケージからOLBニールがLGマシスを突破。第2Q、QBがブーツレグしようとしたところへマシューズが外からフリーで入って簡単なサック。
  • パスカバレッジはまずまずといったところ。QBサンチェスのオーバースローに救われたロングパスもあった。

ラン守備は31回109yds(平均3.5)。

  • 先発RBルショーン・マッコイは23回88yds(平均3.8)。
  • 先週に続いて有力RBを平均4yds未満に抑えることができた。

スペシャルチーム

  • SハイドのパントリターンTDがあったものの、第2QにはPマステイのホールドミスでPAT失敗、第3QにはPATをブロックされ、第4Qには今季2回目のFG失敗、さらにパントブロックを喰らうなど、スペシャルチーム全体がスロッピーな出来だった。競った試合であれば命取りになりかねない。
  • イーグルスのスペシャルチームは今季絶好調で、NFLトップクラスのユニット。パントブロックもこれが今季3回目。
  • キックオフリターンはRBドゥワン・ハリスが3回平均14.0ydsと今回もパッとしない。
  • パントリターンはSマイカ・ハイドが75ydsのタッチダウン(ビデオ)。まっすぐ縦に上がって最初の1人をかわし、巧みなルートを駆けあがって最後はパンターとのスプリント競走に勝った。待望の今季初TD、キャリア2回目。
  • Pティム・マステイのパントは1回40yds。第4Qには今季2回目のパントブロックを喫した。突破されたのはRGの位置にいたOLBペリーか。
  • Kメイソン・クロスビーはフィールドゴールを3回蹴って2回成功。27ydsと33ydsを成功し、50ydsがわずかに右に逸れた。失敗は今季2回目、ブロック以外での失敗は初めて。
  • 第2Q、TD後にPマステイがホールドミスしてPAT失敗。
  • カバレッジチームはまずまず。パントカバレッジは難敵RBスプロールズを1回6ydsに。キックオフカバレッジはRBポークを4回平均22.3yds。
  • 2回目の相手キックオフリターンでILBバーリントンがファンブルフォースするが、惜しくもリカバーできず。

反則は4回52yds。イーグルスの反則は6回53yds。

  • 第1Q : パントリターンTDを決めたSハイドがアンスポーツマンライクコンダクト。(集団セレブレーション)
  • 第3Q : QBロジャースのインテンショナルグラウンディング。
  • 第4Q : RGテイラーのホールディング。LTトレッターの"Leg Whip"(倒れ際に相手の脚を蹴る形になった)

ケガ人

  • 第3Q、Sハハ・クリントン=ディクスが負傷退場したが、2スナップ休んだだけで復帰。腹のあたりを強打したか。
  • 第4Q、Pティム・マステイがパントブロックされた際に激しく衝突。直後は足をひきずったが、大したことはなかったようだ。
  • アクティブ登録から外れたのは、QBトルジーン、WRジャニス、TEボスティック(でん部)、DTロビンソン、OLBエリオット(ハムストリング)、ILBブラッドフォード、CBグッドソン。(太字はケガ人)

その他

  • 土曜にパッカーズはTEジャスティン・ペリロをプラクティス・スクワッドから昇格させ、先週契約したばかりのOTジャマーン・メレディスを解雇している。TEボスティック欠場を補うための措置で、ボスティックが復帰すればまた入れ替えるかもしれない。TEペリロは背番号80番を着けている。
  • 前日の雪のため、日曜昼に雪かき作業が行われた(写真)。試合当日は珍しい。おそらく公募はなかったはず。
  • 今回のゲームキャプテンは、WRネルソン(オフェンス)、DEダニエルズ(ディフェンス)、Kクロスビー(スペシャルチーム)の3人。(写真
  • 試合終了後、LBクレイ・マシューズが弟ケイシーと談笑。(写真

2014年11月15日

Notebook: 大ケガが少ない

日曜のランボーフィールドは曇りときどき晴れ、最高気温-1℃、6mほどの強めの風が予想されている。

Green Bay Packers Injury Report
Player Pos. Injury Wed Thu Fri Status Notes
Brandon Bostick TE Hip × × × Out 欠場
Jayrone Elliot OLB Hamstring × × × Out 欠場
T.J. Lang OG Ankle × × Probable 出場
Josh Sitton OG Toe × × Probable 出場
Philadelphia Eagles Report
Player Pos. Injury Wed Thu Fri Status
Nick Foles QB Collarbone Out Out Out Out
Jeff Maehl WR Foot Probable
Brent Celek TE Ankle Probable
Mychal Kendricks LB Calf Probable
Bradley Fletcher CB Shoulder Probable
Probable : 75% chance a player will play
Questionable : 50% chance a player will play
Doubtful : 25% chance a player will play
Out : Player will not play
     
: Full Participation
: Limited Participation
× : Did Not Participate
: Not Listed

2014年11月13日

Notebook: 強力WRタンデム

今週最初の練習が屋外で行われた。今年の練習ではもっとも寒く、気温-3°、体感気温は-9°だった。

2014年11月11日

Packers - Bears Notebook

2014年11月10日

Packers 55 - 14 Bears

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Bears (3-6) 0 0 7 7 14
Packers (6-3) 14 28 6 7 55

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ランボーフィールドの天気は曇り、気温1℃とかなりの冷え込み。11日がベテランズ・デーということで、人文字をふくめてさまざまな催しが行われている。

試合は序盤からパッカーズが攻守に好調で、元気のないベアーズを圧倒した。オフェンスは相手DB陣のミスにも助けられ、前半7シリーズ中6シリーズでTDパスを決めて42連続得点。ディフェンスはパント、インターセプト、パント、パント、ギャンブル失敗、ギャンブル失敗、ファンブルリカバーで前半無失点。42-0としてハーフタイムで勝負を決めてしまった。

第3Q半ばにはQBロジャースとケガ人たちを下げる余裕。ディフェンスも第3Q末から主力を下げている。

◆ ◆ ◆

心配されたQBロジャース(ハムストリング)の動きはまったく問題なく、5人のレシーバーに6TDを投げる完璧な出来だった。負傷中の両ガードもぶじ出場して大量得点に貢献。OL陣のパスプロテクションが素晴らしく、被サックもゼロだった。

ディフェンスではクレイ・マシューズを先発ILBで起用したのがバイウィーク明けのサプライズ。サックにロスタックルにカバレッジに大活躍だった。OLBニック・ペリーがマシューズに代わって先発、ILBラティモアはなんとインアクティブだった。

大きなケガ人はなかった模様。微妙だったケガ人は全員出場できた。OLBニック・ペリーが後半にどこかを痛めて退場したがすぐに復帰している。

第1Q

  • CHI陣06 : RBフォーテイの4ydsラン、WRジェフリーへの9ydsパス、WRモーガンへの11ydsパスで連続1stダウン。フォルススタートなどで3rdダウン16、WRジェフリーへのパスは10yds止まり。
  • GB陣29 : 3rdダウン1からRBレイシーの4ydsランで1stダウン。WRコブへの21ydsパス、WRネルソンへの14ydsパスでFG圏内へ。5ydsランとTEクウォレスへの6ydsパスでゴール前09へ。WRネルソンへの5ydsパスなどで3rdダウン4、RBレイシーへのパスは1yd足りず。4thダウン1のギャンブルでTEボスティックへTDパス成功
  • CHI陣20 : ロングパス失敗のあと、TEベネットへのパスをSハイドがインターセプト
  • CHI陣23 : WRアダムズへの10ydsパス、RBレイシーの3yds、FBクーンの6ydsランで3rdダウン1、TEクウォレスに4ydsTDパス成功
  • CHI陣15 : 3rdダウン4からWRマーシャルへの12ydsパス、GBイリーガルユースオブハンドで連続1stダウン。CHIディレイなどで3rdダウン12、サック(LBマシューズ)でパント。
  • パス失敗とRBレイシーのノーゲインで第2Qへ。

第2Q

  • 3rdダウン11、WRネルソンへのロングパスが73ydsのタッチダウンに
  • CHI陣19 : ロングパス失敗、クイックパスが1yd止まりで3rdダウン9、パス失敗で3&アウト。
  • GB陣46 : RBスタークスの4ydsラン、WRネルソンへの10ydsパスでCHI陣へ。WRネルソンへ40ydsTDパス成功
  • CHI陣26 : RBフォーテイの13ydsラン、WRジェフリーの8ydsランとGBアンネセサリーラフネスで連続1stダウン。WRジェフリーへのクイックパス8yds、4ydsランでFG圏内へ。RBフォーテイの4ydsラン、15ydsパスでゴール前06へ。3rdダウン4はTEベネット落球、4thダウン4はパスが通らずギャンブル失敗
  • GB陣05 : RBレイシーの2ydsラン、WRコブへの29ydsパス、RBレイシーの16ydsでCHI陣へ。GBホールディング、TEロジャースへの2ydsパスのあと、RBレイシーへのスクリーンパスが56ydsのタッチダウンに
  • CHI陣23 : 3rdダウン5、TEベネットへのパスが37ydsゲインしてGB陣へ。WRウィリアムズのエンドアラウンドが-8ydsロスなどで3rdダウン18、TEベネットへのパスは8yds止まり。4thダウン10はサック(Sバーネット)に終わる
  • GB陣44 : RBスタークスの-3ydsロスで2ミニッツ。ロングパスをCHIパスインターフェアでゴール前07へ。
  • CHI陣10 : 残り1分42秒。WRマーシャルへの14ydsパス、WRジェフリーへの13ydsパスで連続1stダウン。OLBペッパーズがサック&ファンブルフォース&リカバー
  • CHI陣32 : 残り1分02秒。3rdダウン6からWRネルソンへの10ydsパスで1stダウン。連続パス失敗で3rdダウン10、WRコブへ18ydsTDパス成功
  • CHI陣14 : ニーダウンでハーフタイム。

第3Q

  • GB陣23 : RBレイシーのランが2回止まって3rdダウン10、WRコブ落球で初パント。
  • CHI陣15 : 3rdダウン14、ランプレーは9yds止まりで3&アウト。WRボイキンがパントをブロック
  • CHI陣08 : パス失敗とRBレイシーの6ydsランで3rdダウン2、WRコブへのパスは通らず。20ydsFG成功
  • CHI陣25 : RBフォーテイへの7ydsパスと5ydsランで1stダウン。GBアンネセサリーラフネスのあと、3rdダウン7からWRマーシャルに45ydsTDパス成功
  • GB陣20 : QBマット・フリン登場。RBレイシーのラン2回で3rdダウン3、ロングパスをCHIインターフェアでCHI陣へ。52ydsFG成功で3点追加
  • CHI陣17 : WRマーシャルへの3ydsパス、WRマーシャルへの13ydsパスで1stダウン。3rdダウン8、TEベネットへのパスは通らずパント。
  • GB陣36 : RBスタークスのラン2回で3rdダウン1、ランが止まって3&アウト。
  • CHI陣18 : WRマーシャルへの9ydsパスと3ydsランで1stダウン。

第4Q

  • WRジェフリーへの22ydsパス、GBホールディングでGB陣へ。WRマーシャルへの9ydsパス、WRホームズへの11ydsパスでFG圏内。スクリーンパスをCBヘイワードがインターセプト、そのまま82ydsリターンしてタッチダウン
  • キックオフをWRウィリアムズが101ydsのリターンタッチダウン
  • GB陣17 : RBハリスの5yds、9yds、4ydsラン、パス失敗で3rdダウン6、投げ捨てでパント。
  • CHI陣41 : QBジミー・クローセン登場。ラン2回で1stダウン。4thダウン4、サック(ILBバーリントン)で終了。
  • GB陣49 : RBハリスのラン3回で1stダウン。FBクーンの5ydsラン、RBハリスの10ydsラン、FBクーンの7ydsランで2ミニッツ。FBクーンのランが2回止まったが、4thダウン1はRBハリスのランで1stダウンを取って試合終了。
Final Team Statistics
  Packers Bears
Points 55 14
     
Total Yards 451yds 311yds
First Downs 21回(ラン6・パス13・反則2) 21回(ラン5・パス12・反則4)
     
Rushing  132yds(32回・平均4.1)  55yds(24回・平均2.3)
     
Passing  319yds(19/32・6TD・0INT)  283yds(23/40・1TD・2INT)
Sacked 0回 4回18yds
Passer Rating 132.7 67.0
     
3rd Down Efficiency 6/13 (46%) 3/12 (25%)
     
Turnovers 1回 (INT0/FUM1) 3回 (INT2/FUM1)
     
Field Position 自陣41yds 自陣19yds
Punt 3回40.3yds(ネット36.0yds) 4回42.8yds(ネット38.8yds)
Kickoff Return 1回20yds 10回平均28.8yds
Punt Return 2回平均8.0yds 2回平均6.5yds
Field Goals 2/2 0
     
Penalty 5回50yds 11回163yds
Time of Possession 29分41秒 30分19秒

3rdダウン成功率はパッカーズが6/13の46%。ベアーズは3/12の25%。

オフェンスの犯したターンオーバーは1回。

  • 第2Q末、敵陣エンドゾーン手前でWRコブが腕を伸ばそうとしてファンブル。まだ距離があったのに軽率な判断だった。

ディフェンスの奪ったターンオーバーは3回。

  • 第1Q、SハイドがTEベネットへのパスをインターセプト(キャリア初)。しっかりカバーしながらQBをよく見て、高いパスをナイスキャッチした。(ビデオ
  • 第2Q残り1分、OLBペッパーズが右OTをぶち抜いてサック&ファンブルフォース&リカバー。1人ですべてやってしまった。(ビデオ
  • 第4Q、RBフォーテイへのスクリーンパスがラインマンの頭に当たり、CBヘイワードがイージーなインターセプト。そのまま左サイドライン際を駆け上がって82ydsのタッチダウン。(ビデオ

先発QBアーロン・ロジャースは18/27、315yds、6TD、0INTでレーティング145.8と完璧な出来。WRコブの落球やファンブルがなければパーフェクトレーティングの可能性もあった。

  • 心配されたハムストリング負傷の影響はとくに感じられなかった。ラッシュをかわして右に流れながら投げるプレーも(多少スピードは落ちているのかもしれないが)しっかり投げることができていた。
  • ハイライト映像はこちら
  • QBスクランブルはなし。走らないというより、待っている間に誰かがフリーになるので走る必要がなかった。
  • 6TDパスはキャリアベストタイ。また、前半だけで6TDパスはNFL史上最多タイ。1969年レイダーズのQBダリル・ラモニカ以来45年ぶり。
  • 第3Q半ばからQBマット・フリン登場。ほとんどはハンドオフで、パスは1/5の4yds。

チームラッシングは32回132yds(平均4.1)。

  • 先発RBエディー・レイシーは14回50yds(平均3.6)。レシービングは3回68yds・1TD。第2Qにはスクリーンパスで56ydsのタッチダウン(ビデオ)。ブロッカーを待つタイミングのよさにくわえ、左に切れ上がるビジョンが素晴らしかった。最後はレシーバーたちに囲まれながらエンドゾーンへ。
  • RBジェームズ・スタークスは5回10yds(平均2.0)。
  • RBドゥワン・ハリスはガーベッジタイムに登場し、8回52yds(平均6.5)と今季ベストの働きだった。
  • FBジョン・クーンは5回20yds(平均4.0)。試合最後には彼のキャリーを催促するようなクーン・コールが起こった。

WR/TE陣は以下のとおり。

  • WRジョーディ・ネルソンは6回152yds、2TD。第2Qの73ydsTDキャッチはパンサーズ戦の先制TDと似た形(ビデオ)。CBとSのコミュニケーションミスか。直後の40ydsTDパスも相手のカバレッジミスだが、足を残す技術がさすが。(ビデオ
  • WRランドール・コブは4回72yds、1TD。前半2ミニッツにはワンハンドのスーパーキャッチTD(ビデオ)。直前のシリーズではゴールライン直前でファンブルロストしていただけに、汚名返上のビッグプレーだった。
  • WRダヴァンテ・アダムズは1回10yds。今回はダブルTE隊形の多用で出番が減った。
  • 第1シリーズのほとんどはTEクウォレスとTEロジャースのダブルTE隊形。しめくくりがTEボスティックへのTDパスだった。
  • 先発TEアンドリュー・クウォレスは2回10yds、1TD。(ビデオ
  • TEリチャード・ロジャースは2回6ydsのみ。
  • TEブランドン・ボスティックは今日唯一のキャッチが1ydのTDパスだった(ビデオ)。今季2キャッチ目が今季初タッチダウン。敵陣ゴール前での4thダウン1、2バック・3TEのラン隊形からのパス。

先発OL陣はLTバクティアリ、LGシットン、Cリンズリー、RGラング、RTブラガ。

  • 試合前日にOTジャマーン・メレディスと契約してOLのデプスを強化した。詳しくは後述。試合にはアクティブ登録されなかった。
  • LGシットン(つま先)とRGラング(足首)はぶじ先発出場。点差が開いてQBが交代する際に彼らも退き、LGトレッター、RGレーン・テイラーの組み合わせに。第4Q半ばからはLTバクティアリも休ませ、LTトレッター、LGゲアハートの組み合わせをテスト。
  • JC・トレッターはこれが公式戦初出場。
  • パスプロテクションは申し分なく、今季初めてサックを許さなかった。
  • ランブロッキングは今ひとつ。RBレイシーやRBスタークスを十分走らせることはできなかった。

ディフェンスの陣容は以下のとおり。

  • クレイ・マシューズが右ILBで先発し、ILBホークとコンビを組んだ。パスシチュエーションでは右OLBからラッシュすることが多い。チーム最多のトータル11タックル、ロスタックル2回、サック1回、QBヒット1回。スペースでの動きが非常によく、思い切りがいい。(マシューズのハイライト映像
  • 右OLBはニック・ペリーが今季初先発。
  • いっぽうILBジャマリ・ラティモアが驚きのインアクティブだった。マシューズをILBで起用するためにはしっかり準備が必要なので、ラティモアのケガや不祥事ではないはず。
  • ILBブラッド・ジョーンズがアクティブ登録されたのはスペシャルチーマーとしての評価か。

パス守備はQBジェイ・カトラーを相手に22/37、272yds、1TD、2INTのレーティング68.8。

  • 3rdダウンロングが多かったこともあり、まずまず効果的なパスラッシュができた。サック4回18ydsの内訳は、第1QのOLBマシューズ、第2QのSバーネット、第2Q末のOLBペッパーズ(ファンブルリカバー)、第4QにはILBバーリントン。
  • パスカバレッジは全般によく、3rdダウンや4thダウンで勝負強い働きを見せてくれた。2INTの他にもINTできそうなパスが2回か3回あった。終盤にCBトラモン・ウィリアムズを下げてCBハウスを左サイドに入れてからはやや粗くなったか。
  • 第2シリーズ、Sマイカ・ハイドのインターセプトが試合の流れを決めたかもしれない。先制TD、インターセプト、2つ目のTDと畳みかけることができ、これで相手は元気がなくなった。
  • 3rdダウン成功率を25%に抑えることができた。
  • WRブランドン・マーシャルが45ydsTDをふくむ112ydsの稼ぎ頭。いっぽう、前回対戦で大活躍したTEマーテラス・ベネットは直前の負傷もあってか、ターゲット6回のうちキャッチわずか2回と精彩を欠いた。

ラン守備は24回55yds(平均2.3)と申し分ない出来。

  • 先発RBマット・フォーテイは17回54yds。(レシービングで3回27yds)
  • QBスクランブルやエンドアラウンドを含まない、RB陣の通常のランプレーは19回69yds(平均3.6)。
  • 相手を100ydsラッシング以下に抑えたのは今季初めて。
  • LBマシューズがWRクリス・ウィリアムズのエンドアラウンドを読んでハードヒットしたプレーは、相手が気の毒になるほどだった。(ビデオ
  • WRボイキンのパントブロックがパンターのファンブル扱いとなって公式記録上は-12ydsのランとなっている。

スペシャルチーム

  • キックオフリターンはRBドゥワン・ハリスが1回20yds。TEロジャースは短く高いキックオフを落ち着いてフェアキャッチ。
  • パントリターンはWRランドール・コブが2回平均8.0yds。最長17yds。
  • Pティム・マステイのパントは3回平均40.3yds、ネット平均36.0yds。前回ベアーズ戦と合わせると17シリーズ連続パントなしだったが、第3Q最初にようやく出番が来た。
  • Kメイソン・クロスビーのフィールドゴールは2回とも成功。20ydsと52ydsをしっかり決めた。
  • 気温が下がってきたこともあり、Kクロスビーのキックオフは1回もタッチバックにできず。
  • 第3Q最初の相手パントで、WRジャレット・ボイキンがパントブロック。相手ブロッカーをワンフェイクでかわしてインサイドに抜け、パンターが蹴る前に彼の足にボールが当たっていた。パンターは蹴るところまで行っていないため、ファンブル扱いに変更された。(ビデオ
  • 第4Q、KR/WRクリス・ウィリアムズに101ydsのキックオフリターンTDを許した。直前のINTリターンTDで長距離を走ったCBヘイワードは追いかけるスタミナが残っていなかった。キックオフカバレッジは10回平均28.8yds。パントカバレッジは2回平均6.5ydsと合格点。

反則は5回50yds。ベアーズの反則は11回168ydsと非常に多く、53ydsと34ydsのパスインターフェアも。

  • 第1Q : OLBペリーのイリーガルユースオブハンド。
  • 第2Q : Sクリントン=ディクスのアンネセサリーラフネス。RTブラガのホールディング。
  • 第3Q : LBマシューズがサックの際に頭をヒットしてしまいアンネセサリーラフネス。
  • 第4Q : CBハウスのホールディング。

ケガ人

  • 第4Q、OLBニック・ペリーが退場したが(負傷箇所不明)、次のシリーズで復帰。
  • アクティブ登録から外れたのは、QBトルジーン、WRジャニス、新加入OTメレディス、DTルーサー・ロビンソン、ILBラティモア、ILBブラッドフォード、CBグッドソン。微妙だったケガ人が全員出場でき、インアクティブ全員が元気な選手。
  • Sモーガン・バーネット(ふくらはぎ)は試合前日に"Probable"から"Questionable"にダウングレードされたが、ぶじ先発出場。
  • 試合前日、WRケヴィン・ドーシー(足)がインジャリーリザーブ入りしてロースター枠を空けている。

その他

  • 試合前日にOTジャマーン・メレディスと契約。2009年パッカーズに5巡指名されたものの1年目の開幕ロースターにさえ残れず、その後ビルズやバッカニアーズなど6球団を渡り歩いてきた。今季はコルツで右タックルとして17スナップに出場している。通算先発24試合のうち20試合はバッカニアーズ(2011・2012)でのもので、このときは左右ガードだった。身体能力が高く見栄えのするアスリートだが、不安定な選手。
  • 今回のゲームキャプテンは、WRコブ(オフェンス)、OLBペッパーズ(ディフェンス)、CBブッシュ(スペシャルチーム)の3人(写真)。パンサーズ戦もそうだったが、ペッパーズは古巣相手なので選ばれたのだろう。
  • 11日が「退役軍人の日」ということで、今週のNFLではさまざまな催しがおこなわれている。ランボーフィールドでは「THANKS YOU VETERANS」などの人文字がスタンドに浮き上がった(写真)。各席にボードが置かれた準備完了時の様子はこんな感じ

2014年11月 8日

Notebook: ラン守備の立て直しなるか

Green Bay Packers Injury Report
Player Pos. Injury Wed Thu Fri Status Notes
Kevin Dorsey WR Foot × Out 欠場
Josh Sitton OG Toe × × Questionable 微妙
T.J. Lang OG Ankle × × Questionable 微妙
Aaron Rodgers QB Hamstring Probable 出場
Datone Jones DE Ankle Probable 出場
Sam Shields CB Knee Probable 出場
Morgan Burnett S Calf Probable 出場
Chicago Bears Injury Report
Player Pos. Injury Wed Thu Fri Status
Matt Slauson OG Chest Out Out × Out
Eben Britton G/T Illness × × × Out
Darryl Sharpton LB Hamstring × × × Out
Martellus Bennett TE Ribs × Questionable
Jonathan Bostic LB Back Probable
Lance Briggs LB Ribs Probable
Kyle Fuller CB Hip/Hand Probable
Danny McCray S Knee Probable
Jordan Mills OT Foot Probable
Probable : 75% chance a player will play
Questionable : 50% chance a player will play
Doubtful : 25% chance a player will play
Out : Player will not play
     
: Full Participation
: Limited Participation
× : Did Not Participate
: Not Listed

2014年11月 6日

Notebook: 両ガードが欠場のおそれ

バイウィークの休暇を終えたパッカーズは、月曜に個人ドリル中心の軽い練習、水曜に通常練習を行った。

2014年11月 4日

元1巡指名OTシェロッドを解雇

パッカーズは2011年の1巡指名OTデレク・シェロッドを解雇した。入れ替わりに、復帰可能IRに入っていたC JC・トレッターがロースター復帰している。OTシェロッドはルーキーシーズンに負ったスネ骨折からの復帰に時間がかかり、2年ちかく経った昨季半ばにようやくロースター復帰。今季はRTブラガ欠場時に代役出場、またガーベッジ・タイムにテスト出場(LTとRTの両方)を繰り返したものの、内容は芳しくなかった。

OT陣ではドン・バークレーが開幕前にIR入りしているため、シェロッド解雇によりOT専門の控え選手はいなくなってしまった。これほど層が薄いにもかかわらず彼が解雇されたのは、プレー内容がよほどひどいと判断されたことになる。じっさい内容は散々といってよく、計140スナップに代役出場して ProFootballFocus 評価はパッカーズオフェンス最低の-10.1点となっている。OT負傷の場合の代役はトレッター(大学時代はLT)、あるいはRGラングを回す考えなのだろう。

今回の解雇により、2011年ドラフト組で残っているのはWRコブとCBハウスの2人だけ。シェロッドはDTジャスティン・ハレル(2007年1巡)に並ぶバストとして、トンプソンGMの失敗指名リストに名を連ねることになった。

マイク・マッカーシーHCが契約延長

マイク・マッカーシーHCがパッカーズとの契約延長にサインした。金額や年数はあきらかでないが、7月に契約延長したトンプソンGMとおなじく2018年までの延長ではないかという見方が多い。これまでも2008年、2011年と2人が歩調を合わせて契約延長を重ねてきたからだ。金額は前回が年平均$5ミリオン超だったので、それを上回っているはず。なお、選手と違ってコーチの契約は「保証」されていて、任期途中で解任されても、残り年数分を球団が支払わなければならない。

この日の会見でマッカーシーHCは、「契約延長をしてくれたグリーンベイ・パッカーズに心から球団に感謝している。ここが我々のいたい場所。プロスポーツ界で最高の球団だ。今後も指導を続けていけることに興奮している」と喜びを語っている。

マイク・マッカーシーHCはピッツバーグ出身のもうじき51歳。パッカーズのヘッドコーチに就任して9年目を迎えている。オフェンス構築能力は言うまでもなく、ロッカールームをしっかり掌握して巧みに人心を誘導していく、プレーヤーズ・コーチとしての手腕も非常に優れている。すでに通算93勝を挙げて球団史上3位。2位ヴィンス・ロンバルディまであと5勝と迫っている(トップ5リスト)。また彼の功績を称え、練習フィールド南のポッツ・アヴェニューは、マイク・マッカーシー・ウェイと改名されることが決まっている。