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Packers - Bears Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2014年11月11日
- マイク・マッカーシーHC。 「このような形でシカゴ・ベアーズを倒すことができ、みなとても嬉しく思っている。バイウィークで準備ができ、その準備を活かしたかった。今季最高のフットボールができたのは間違いない」
- 古巣との大事な試合を前にして、ふだん寡黙なOLBジュリアス・ペッパーズがチームメイトにスピーチをしたのだという。 「僕らはフィールドに出て、彼が語ったことすべてを実行できた。すごくいいスピーチだったよ。みなさんも聴けたらよかったのに」とCBトラモン・ウィリアムズ。
- QBアーロン・ロジャース。 「この1週間、オフェンス・ディフェンスとも素晴らしい練習ができた。だから今日のパフォーマンスには驚いていない」 「僕らオフェンスは最初のポゼッションから波に乗ることができた。それが大事だった。いいスタートを切れたことがディフェンスの助けにもなったと思う」
- QBロジャース。 「毎週こんなオフェンスを続けるのは決して容易じゃない。僕らはみな長い時間を準備に費やしてる。ゲームプランを練り、クリエイティブなアイディアを付け加え、実戦でゲームプランを実行しなきゃいけない。今日みたいな高いレベルのエクセキューションは難しいけど、全員が協力し、互いを信じれば、不可能なことじゃない」
- QBロジャースについて、「ハーフタイムでのスタッツは、これほどのものは一度も見たことがない。素晴らしい試合をした」とマッカーシーHC。今日以上のQBロジャースを見たことがあるか、との質問には、 「その同じ質問がたくさん繰り返されている、という事実がうれしい」と答えている。
- 足首負傷を押して出場したRG T.J.ラング。 「状態は悪くないよ。すこし痛みはあるけどね。先週半ば頃に予想したよりもずっとよかった。一番よかったのは、僕ら2人ともケガを悪化させずに試合を終えられたことだ」 「痛みを押してプレーできるなら、プレーするだけのことだ。僕はプライドの問題だと思ってる。チームメイトを失望させたくないという気持ち。ジョシュ(シットン)も僕もそう考えてる」
- LGシットンとRGラングの奮闘についてRTブラガ。 「ジョシュとT.J.が出てくれたのはとても大きかった。彼らは経験豊富な優秀な選手だ。まったく練習できないのに実戦に出場し、すごくいいプレーをして見せる。もちろん代役となる選手たちのことも信頼はしてる。でも彼ら2人が出てくれるのは経験とリーダーシップの面で大きい」
- 先週までTE陣のタッチダウンはわずか2回だったが、この試合で倍増。
- TE陣が複数TDを記録したのは2011年第3週以来のことだ。 「ボスティックが今季初TDを決めたのは素晴らしいよ。彼はものすごく興奮してた。僕らはTEグループとして、勝利に貢献できたことを喜んでる」とTEアンドリュー・クウォレス。
- 今季パッカーズはホームで平均41.5得点、アウェーで平均22.5得点。
- ディフェンスについてマッカーシーHC。 「今日は非常によいプレーをした。ミスタックルがあった時でさえ、その後のパスートは望ましい形だった。今日は素晴らしいディフェンスだったと思う」
- ラン守備の立て直しについてOLBジュリアス・ペッパーズ。 「先日も言ったように、ランディフェンスとは心構えなんだ。今日の僕らはこれまでとは違った心構え、違ったメンタリティでフィールドに出て行った。今後もこうしていくことが必要だ。これを来週も続け、シーズンを通して続けていかなければ」
- マッカーシーHCが先週の会見で示唆していた「チェンジ」とは、マシューズのILB起用だった。 「バイウィークには、シーズン後半に向けて自分たち自身を再起動するチャンスだ。クレイを違った場所で使うのもそうした作業の結果の1つ。ディフェンスのスタッフはクリエイティブな仕事をしてくれたし、クレイ自身もきわめて高いレベルでプレーしてくれた」とマッカーシーHC。
- LBマシューズのポジション別出場スナップ数は、ILBが38、右OLBが15、左OLBが1。
- 今後のポジションについてLBクレイ・マシューズは、 「僕がミドルLBに転向したと断言するのは、すこし時期尚早」と明言を避けている。 「ウチのディフェンスはこれまでにもヴァーサタイルな能力を見せてきたし、今季はペッパーズが加わり、ペリーも元気にプレーしている。そうしたプレイメーカーをできるだけ多くフィールドに出すことが大事なんだ」
- LBマシューズについてILB A.J.ホーク。 「彼がどこに動くか、相手にはわからない。もちろんラッシュすることは多いし、カバレッジに下がることも多い。相手もアジャストしようとしただろうけど、こちらが大量リードしてしまったから、よけいに難しくなったことだろう。これまでにも彼はスクリメージから離れるプレーをしてきたけど、今回の起用法はこれまでになく多彩なものだった。それらをすべてこなした彼をほめなきゃいけない」
- ベアーズの不振についてOLBジュリアス・ペッパーズ。 「いま彼らはよいプレーができていない。それはあきらかだ。自分がこちらのサイドにいられて嬉しいよ」
- QBジェイ・カトラーは2009年のベアーズ移籍以来パッカーズ相手に1勝10敗。パス186/332(56%)、2272yds、13TD、22INTでレーティング62.7。ランボーフィールドではさらに成績が悪く、4戦全敗、レーティング41.1。
- CBトラモン・ウィリアムズ。 「なぜカトラーを圧倒できるか? わからないよ。いつもそう聞かれるけどね・・・。彼自身に聞いた方がいい」
- 難敵RBマット・フォーテイを序盤に止めたことがリズムを作った。最初のラン4回でわずか6yds。5回目にボールを持ったときには28点差がついていた。
- Sマイカ・ハイドがインターセプトを決めたことで、今季パッカーズでINTを記録した選手は9人に。
- 久しぶり出場のCBサム・シールズだが、ProFootballFocusによるとチーム最多のミスタックル4回。
- ProFootballFocusのベアーズ戦レビューから。
- オフェンスでよかった選手は、QBロジャース(4.5)、WRネルソン(3.6)、FBクーン(1.6)、LGシットン(1.4)、Cリンズリー(1.4)、RTブラガ(1.3)。
- オフェンスで悪かった選手は、RGラング(-1.6)、RGテイラー(-1.5)、TEロジャース(-1.0)。
- ディフェンスでよかった選手は、OLBペッパーズ(7.0)、LBマシューズ(4.0)、ILBホーク(2.2)、Sバーネット(1.5)、CBヘイワード(1.2)、DEボイド(1.1)。
- ディフェンスで悪かった選手は、OLBペリー(-3.3)、CBシールズ(-2.8)、OLBニール(-1.6)。
- オフェンスはトータル+9.7点、ディフェンスもトータル+9.3点だった。(個人評価の合計)
- さまざまな記録について。
- 55得点は球団史上3位タイ。1位は1945年第2週DET戦の57得点。2位は1966年第7週ATL戦の56得点。 「それを知ってたら、最後にフィールドゴールを蹴っておくんだった。いやそれは冗談。今日は記録に関する話などなにもしなかった」とマッカーシーHC。
- なお、NFLの最多得点記録は1940年ベアーズ(WAS戦)の73得点。
- パッカーズはサンデーナイトゲーム通算22勝7敗となり、勝率.759はNFL1位。
- 前半で42点リードはNFL史上2位タイ。1位は2009年ペイトリオッツがタイタンズ相手に記録した45-0。2位タイは1983年パッカーズがバッカニアーズ相手に記録した49-7。
- 前半で42得点は球団史上3位。
- ベアーズ相手の41点差勝利は球団史上2位。1962年9月30日に49-0で勝利したのが球団記録。
- ベアーズは過去11試合で50失点以上が3回。それまでの770試合(プレーオフ含む)でわずか2回だった。2試合連続で50失点以上は1923年のロチェスター・ジェファーソンズ以来。
- 前半42失点はベアーズの球団新記録。先々週のペイトリオッツ戦で前半38失点の記録を作ったばかりだった。
- パッカーズは対ベアーズ戦の通算対戦成績が91勝93敗6分けとなり、来季スウィープすれば五分に戻せることになった。前回パッカーズが勝ち越していたのは1932年のこと。おおまかにまとめると、40年代・50年代はベアーズ、60年代はパッカーズ、70年代・80年代はベアーズ、そして1992年以降はパッカーズが圧倒している。
- マッカーシーHCは就任以来バイウィーク明けのゲームを8勝1敗。
- QBロジャースは70yds以上のTDパスが16回目となり、NFL新記録に。ブレット・ファーヴとペイトン・マニングがそれぞれ15回。
- 1試合6TDパスは球団史上最多タイ。QBロジャース自身(2012年HOU戦)とQBフリン(2011年DET戦)がこれまでにも記録している。
- 同一対戦相手に10TD・0INTは今回のQBロジャースがNFL史上初めて。
- 観客78292人はランボーフィールド新記録。今週と来週は、試験的に立ち見専用席をごく小規模に設け、通常より安い$75ドルで売り出した。南側新スタンドのセクション"434S"の後ろ。(座席表)
- 9月に脳梗塞と心臓発作を起こしたバート・スター(80歳)がこのたび退院したことを、チームメイトのジェリー・クレーマーがあきらかにした。