前半8試合を終えたところでチームスタッツのまとめ。2013年・2012年・2011年のスタッツも参照のこと。まだ7試合しか消化していないチームもあるので、TD数など実数の順位については参考程度に。
オフェンス | ||||||||||||||||
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Total | 得点 | ラン | ランavg | ランTD | Fum | Lost | パス | パス% | パスavg | パスTD | INT | Rate | サック | 3rd% | Red | TOP |
346.1 | 27.8 | 97.5 | 4.0 | 7回 | 8回 | 3回 | 248.6 | 67.1% | 8.2 | 19回 | 4回 | 110.3 | 21回 | 42.2% | 64.5% | 28:06 |
19位 | 6位T | 24位 | 20位T | 9位 | 7位T | 5位T | 12位 | 7位 | 4位 | 4位 | 7位T | 2位 | 26位 | 13位 | 8位 | 26位 |
トータルヤーデージが伸び悩んでいるのは、昨年よりラン成績が悪化したこと(一昨年までと同水準だが)、それに第3Qまでで勝負が決まってしまった試合が4つ(3勝1敗)あったことも影響しているはず。
ヤードが少ないのに得点力があるのは、ターンオーバーレシオが非常によいことと、TDが獲れる決定力があるため。敵陣でボールを奪ってすぐTDを獲れば自然とこうなる。1試合あたりのTD(3.4回)はNFL5位。レッドゾーン進出(1試合平均4.1回)はNFL5位なのに、1試合あたりのFGトライ(1.5回)は26位と少ない。
昨年急上昇したラン攻撃が一昨年までのレベルに逆戻り。ランに期待の大きかったシーズンだけに残念なところだ。ただ、ラッシングTDがそこそこ取れていること、ファンブルが少ないことは評価できる。
パス攻撃は例年どおりの好成績。QBロジャースの決定力の高さは、昨年の代役QBたち(ほぼシーズン半分を担った)とは比べ物にならない。INTが少なくサックが多いのも彼ならでは。パスヤーデージがイマイチなのは、前述のとおり第3Qで勝負が決まった試合が多いため。
タイムオブポゼッションが悪いのはラン攻撃の問題もあるが、それより大きいのはディフェンスの不振のはず。(後述)
なお、NFL全体のパス成功率は昨季の61.2%から63.4%へと大きくアップしている。カバレッジの反則を厳しく取るようになったため、パス失敗に終わったプレーが反則で帳消しになっているのだろう。
ターンオーバー | 反則 | |||||||
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Takeaways | Giveaways | DIFF | 回数 | ヤード | ||||
Total | Int | FumRec | Total | Int | FumLos | |||
15回 | 10回 | 5回 | 7回 | 4回 | 3回 | +8 | 47回 | 386yds |
4位 | 3位T | 11位T | 7位T | 7位 | 5位T | 3位 | 10位 | 10位 |
昨年急減したディフェンスによるインターセプトが大幅に増え、これがチームの勝利に直結している。むしろ、これだけターンオーバーレシオがいいのに5勝3敗に留まっているところに、ディフェンスの地力のなさが表れている。
オフェンスのボールセキュリティのよさは例年どおり。QBロジャースのインターセプトの少なさは2011年(MVP)と並ぶペースだ(QBフリンがINT1回)。RB陣もファンブルが少ない。
◆ ◆ ◆
反則は回数、ヤーデージとも10位でまずまず。これは7試合消化のチームがあるためで、1試合平均ではどちらも8位となっている。個人ではLTバクティアリの5回がチーム最多。
なおNFL全体では、1チーム1試合あたりの反則が昨季の6.08回から6.90回へと増加。反則ヤーデージも昨季の52.49ydsから58.05ydsへとアップしている。
ディフェンス | |||||||||||||||
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Total | 失点 | ラン | ラン(1回) | ランTD | Fum | FumRec | パス | パス% | パスavg | パスTD | INT | Rating | サック | 3rd% | Redzone |
379.2 | 23.9 | 153.5 | 4.8 | 9回 | 10回 | 5回 | 225.8 | 62.2% | 6.9 | 12回 | 10回 | 82.1 | 18回 | 47.1% | 51.7% |
22位 | 19位 | 32位 | 29位 | 31位 | 16位T | 11位T | 9位 | 12位 | 7位T | 9位T | 3位T | 5位 | 15位 | 28位 | 8位 |
トータルディフェンスは昨年とほぼ同じ。そのわりに失点が少ないのはターンオーバーを数多く奪っているため。
インターセプトが大幅に増えたのはいいが、ターンオーバー以外で相手を止める力は非常に弱い。相手パントは1試合平均わずか3.2回で、NFLで2番目に少ない。ランが止まらずプレーアクションパスも決まるようになり、いつまでもドライブが終わらない。これがタイムオブポゼッションの数字にも表れている。
ラン守備のひどさはさんざん報じられてきたとおり。昨年の25位から、NFL最下位へと悪化してしまった。DLが弱く、LBやDBもミスタックルを繰り返すのだからどうしようもない。
いっぽう昨季悪かったパス守備は大幅に改善されてきた。セーフティ陣の充実でカバレッジミスが減り、OLBペッパーズ加入でアウトサイドからのラッシュがよくなっている。サック数は昨季より減っているものの、QBヒットとハリーも合わせたプレッシャー回数は昨季より15%ほど多い。
スペシャルチーム | ||||||||||||||
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Kickoff | Punt | Kickoff Ret. | Punt Ret. | Field Goals | ||||||||||
Avg. | TB | TB率 | Coverage | Avg. | In20 | TB | Coverage | Net | Avg. | Long | Avg. | Long | 成功率 | 回数 |
61.9 | 26回 | 54.2 | 24.6 | 45.4 | 9回 | 3回 | 5.8 | 40.8 | 23.6 | 41 | 9.6 | 24 | 91.7% | 11回 |
28位 | 11位T | 21位 | 21位 | 12位 | 27位 | 16位 | 5位 | 11位 | 19位 | 16位T | 11位 | 17位T | 13位 | 21位T |
スペシャルチーム全体はまずまずといったところか。
キックオフ飛距離がやけに悪いのは、サプライズ・オンサイドキックを2回もトライした影響ではないか。Kクロスビーの飛距離そのものは昨季のスランプから立ち直り、タッチバック回数が昨季より大幅に増えている。キックオフカバレッジは昨季よりマシになったものの、まだ物足りない。
Pマステイのパントは非常によく、ネットが40ydsの大台に乗っている。相手パントリターンがわずか5.8ydsなのも、彼のハングタイムが大いに貢献している。ただこれから寒くなってくると飛距離はダウンしていくはず。
おもにRBハリスが担当しているキックオフリターンは昨季(30位)と比べればマシになったが、たまには一発長打がほしいところ。ブロッキングが悪い点は昨季からあまり改善されていない。リターナーのRBハリスもやや期待外れで、低空飛行が続くようなら新人WRジャニスにチャンスを与えるかも。パントリターン(WRコブとSハイド)は合格点だが、こちらも一発がない。
Kクロスビーはフィールドゴールの失敗が1回(それもブロック)だけで、キャリアベストだった昨季(89.2%)を超えている。50yds超を2回とも成功させたのも立派。ただこれから寒くなるので、多少は数字が下がるのが自然だ。
選手たちはすでに1週間の休暇に入った。コーチ陣はまだ仕事を続け、セルフ・スカウティングを行って自分たちの戦術・プレーコールを徹底的に見直す。来週月曜には選手が再集合し、セルフ・スカウティングの成果を活かしつつ、ベアーズ戦の準備に入る。
ケガ人 (試合翌日の情報)
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Packers (5-3) | 10 | 6 | 0 | 7 | 23 |
Saints (3-4) | 10 | 6 | 14 | 14 | 44 |
パッカーズにとって6年ぶりのスーパードーム。前半を同点で終えたあと、後半に入ってパッカーズが攻守とも崩れ、QBロジャース負傷もあって予想外の大敗となった。パッカーズは連勝が4でストップし、5勝3敗の地区2位でバイウィークを迎える。
試合は序盤から点の取り合いとなるが、両者とも第1シリーズのあとタッチダウンが奪えない。両者ともに3連続フィールドゴールを重ね、同点でハーフタイムへ。第3Q、敵陣ゴール前へのスクランブルでQBロジャースがハムストリングを負傷した瞬間から、すべてが暗転してしまった。QBロジャースは引き続き出場したものの、2シリーズ連続インターセプトで得点機を逃し、ディフェンスはランにくわえてパスも大崩れして大量失点。
◆ ◆ ◆
オフェンスはトータル491yds(QBロジャースが418yds)も稼ぎながら、大事なところでミスや反則が出てしまい、敵陣に入りながら得点機を逃すことの繰り返し。里帰りゲームのRBレイシーはレシービングで8回123ydsの大活躍で、オフェンスをよく支えた。WRコブは70ydsの先制TDを含む5回126yds。
ディフェンスはラン守備が193yds(平均6.2)と最悪の出来。パスでもQBブリーズのテンポのよいショートパスになすすべがなく、後半にはロングパスも許して完全崩壊となった。
両軍ともパントを蹴らなかったのはNFL史上3回目。うち2回を今季のパッカーズが記録している。それにくわえキックオフも両軍すべてタッチバックで、リターン機会はゼロだった。
ケガによる退場はRG T.J.ラングの左足首捻挫。QBアーロン・ロジャースは第3Q初めにハムストリングを痛め、その後も出場を続けたものの、動きはあきらかに鈍っている。
Final Team Statistics | ||
---|---|---|
Packers | Saints | |
Points | 23 | 44 |
Total Yards | 491yds | 495yds |
First Downs | 23回(ラン5・パス16・反則2) | 28回(ラン11・パス15・反則2) |
Rushing | 89yds(19回・平均4.7) | 193yds(31回・平均6.2) |
Passing | 426yds(29/40・1TD・2INT) | 311yds(27/32・3TD・0INT) |
Sacked | 4回24yds | 2回9yds |
Passer Rating | 94.4 | 138.4 |
3rd Down Efficiency | 1/7 (14%) | 6/10 (60%) |
Turnovers | 3回 (INT2/FUM1) | 1回 (INT0/FUM1) |
Field Position | 自陣22yds | 自陣38yds |
Punt | 0回 | 0回 |
Kickoff Return | 0回 | 0回 |
Punt Return | 0回 | 0回 |
Field Goals | 3/3 | 3/3 |
Penalty | 8回84yds | 4回35yds |
Time of Possession | 28分21秒 | 31分39秒 |
3rdダウン成功率はパッカーズが1/7のわずか14%。3rdダウンになったのがわずか7回というのはむしろ好調さを示しているかも。セインツは6/10の60%と非常によかった。
オフェンスの犯したターンオーバーは3回。
ディフェンスの奪ったターンオーバーは1回。
これまでの試合と違い、ヤードは進んでもタッチダウンが奪えない。
先発QBアーロン・ロジャースは28/39、418yds、1TD、2INTでレーティング93.8。スクランブルで1TD。
チームラッシングは19回89yds(平均4.7)、1TD。
WR/TE陣は以下のとおり。
先発OL陣はLTバクティアリ、LGシットン、Cリンズリー、RGラング、RTブラガ。
ディフェンスの陣容は以下のとおり。
パス守備はQBドリュー・ブリーズに27/32、311yds、3TD、0INTのレーティング138.4を許した。
ラン守備は31回193yds(平均6.2)の大不振。開幕週SEA戦に戻ってしまったような内容だった。ランで11回も1stダウンを許している。
スペシャルチーム
反則は8回84ydsと非常に多く、とくにオフェンス反則はFG止まりとなる原因を作った。セインツの反則は4回35ydsのみ。
ケガ人
その他
Green Bay Packers Injury Report | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Player | Pos. | Injury | Wed | Thu | Fri | Status | Notes |
Datone Jones | DE | Ankle | × | △ | × | Out | 欠場 |
Sam Shields | CB | Knee | × | × | × | Doubtful | 欠場 |
Morgan Burnett | S | Calf | × | × | × | Questionable | 欠場の方向 |
James Starks | RB | Ankle | × | △ | △ | Probable | 出場 |
New Orleans Saints Injury Report | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
Player | Pos. | Injury | Wed | Thu | Fri | Status |
Pierre Thomas | RB | Rib/Shoulder | × | × | × | Out |
Khiry Robinson | RB | Forearm | × | × | × | Out |
Jonathan Goodwin | C | Knee/Ankle | × | × | × | Out |
Kyle Knox | ILB | Ankle | × | × | × | Out |
Jimmy Graham | TE | Shoulder | △ | △ | △ | Questionable |
Brodrick Bunkley | NT | Concussion | △ | △ | △ | Questionable |
Ramon Humber | ILB | Ankle | △ | △ | △ | Questionable |
Keenan Lewis | CB | Knee/Shoulder | △ | △ | △ | Questionable |
Patrick Robinson | CB | Hamstring | 〇 | 〇 | 〇 | Probable |
Probable | : | 75% chance a player will play |
---|---|---|
Questionable | : | 50% chance a player will play |
Doubtful | : | 25% chance a player will play |
Out | : | Player will not play |
○ | : | Full Participation |
△ | : | Limited Participation |
× | : | Did Not Participate |
- | : | Not Listed |
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Panthers (3-3-1) | 0 | 3 | 0 | 14 | 17 |
Packers (5-2) | 21 | 7 | 10 | 0 | 38 |
ランボーフィールドの天気は曇り、気温9℃と冷え込んでいる。難敵パンサーズから大量38点を奪ったパッカーズは、ディフェンスも予想以上の頑張りを見せ、第3Q半ばで勝負あり。第4週からの4連勝で地区首位タイをキープしている。
試合は序盤から攻守にパッカーズが圧倒。ディフェンスが2連続3&アウトに抑えている間に、オフェンスが3連続タッチダウンを奪ってはやくも21点。中盤に入っても流れは変わらず、第3Q初めにパンサーズがギャンブル失敗、パッカーズが5つ目のタッチダウンを奪ったところで勝負あり。最後は両軍とも控えQBが登場し、プレシーズンゲームのような雰囲気となった。
◆ ◆ ◆
オフェンスはQBロジャースがパーフェクト・レーティングに近い素晴らしい出来。パスでWRネルソン、WRコブ、WRアダムズ、ランでRBレイシー、RBスタークスと5つのタッチダウンを仲よく分け合っている。
ディフェンスはパスラッシュが好調。QBニュートンにプレッシャーをかけ続け、パスをわずか205ydsに抑えることができた。相手にラン108ydsを許したといっても、その多くは大差がついてからのもの。相手がリード・オプションを使わないのもすこし不思議だった。スペシャルチームではWRコブが2回のナイスリターンでフィールドポジションに貢献している。
ケガによる退場はRBジェームズ・スタークス(足首)とCBデヴォン・ハウス(右手の指)。どちらも重いものではないように見える。
Final Team Statistics | ||
---|---|---|
Packers | Panthers | |
Points | 38 | 17 |
Total Yards | 363yds | 331yds |
First Downs | 22回(ラン10・パス9・反則3) | 23回(ラン6・パス14・反則3) |
Rushing | 122yds(30回・平均4.1) | 108yds(25回・平均4.3) |
Passing | 255yds(19/24・3TD・0INT) | 248yds(22/39・2TD・1INT) |
Sacked | 2回14yds | 3回25yds |
Passer Rating | 150.5 | 82.0 |
3rd Down Efficiency | 4/11 (36%) | 4/12 (33%) |
Turnovers | 0回 (INT0/FUM0) | 1回 (INT1/FUM0) |
Field Position | 自陣26yds | 自陣25yds |
Punt | 5回55.2yds(ネット44.0yds) | 7回53.9yds(ネット42.7yds) |
Kickoff Return | 1回9yds | 2回平均27.5yds |
Punt Return | 3回平均12.7yds | 4回平均9.0yds |
Field Goals | 1/1 | 1/1 |
Penalty | 5回29yds | 9回70yds |
Time of Possession | 29分49秒 | 30分11秒 |
オフェンスの犯したターンオーバーはゼロ(2試合連続)。第3Q、RBレイシーのファンブルはRTブラガがリカバーして事なきを得た。
ディフェンスの奪ったターンオーバーは1回。
先発QBアーロン・ロジャースは19/22(86.3%)、255yds、3TD、0INTでレーティング154.5。
チームラッシングは27回125yds(平均4.6)、2TD。(ニーダウン除く)
WR/TE陣は以下のとおり。
先発OL陣はLTバクティアリ、LGシットン、Cリンズリー、RGラング、RTブラガ。
ディフェンスの陣容は以下のとおり。
パス守備はQBキャム・ニュートンを相手に17/31(54.8%)、205yds、1TD、1INTのレーティング72.6。
ラン守備は25回108yds。(平均4.3)
スペシャルチーム
反則は5回29ydsと少ない。パンサーズの反則は9回70ydsと多かった。
ケガ人
その他
今年のパッカーズは水・木と練習し、金曜を休み、土曜に練習を行うスケジュール。NFLのケガ人報告システムは水・木・金のままなので、パッカーズは「金曜の練習に参加できたかを仮想して報告する」にすぎない。しかも土曜の練習はふつう地元メディアにも公開されないので、ケガ人の回復具合がつかみにくい。
Green Bay Packers Injury Report | |||||||
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Player | Pos. | Injury | Wed | Thu | Fri | Status | Notes |
Datone Jones | DE | Ankle | △ | × | × | Out | 欠場 |
Sam Shields | CB | Knee | × | × | × | Out | 欠場 |
Jarett Boykin | WR | Groin | △ | △ | △ | Questionable | 微妙 |
Jamari Lattimore | ILB | Neck | △ | △ | △ | Questionable | 微妙 |
Tramon Williams | CB | Ankle | × | × | △ | Questionable | 微妙 |
Sam Barrington | ILB | Hamstring | 〇 | 〇 | 〇 | Probable | 出場 |
Josh Boyd | DT | Knee | 〇 | 〇 | 〇 | Probable | 出場 |
Carolina Panthers Injury Report | ||||||
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Player | Pos. | Injury | Wed | Thu | Fri | Status |
DeAngelo Williams | RB | Ankle | × | × | × | Doubtful |
Amini Silatolu | OG | Calf | × | × | × | Doubtful |
Fozzy Whittaker | LB | Ankle | × | × | × | Doubtful |
Chase Blackburn | LB | Knee | × | × | × | Doubtful |
Bené Benwikere | CB | Ankle | × | × | × | Doubtful |
Darrin Reaves | RB | Calf | △ | × | △ | Questionable |
Kelvin Banjamin | WR | Concussion | × | × | 〇 | Questionable |
Jonathan Stewart | RB | Knee | 〇 | 〇 | 〇 | Probable |
Greg Olsen | TE | Ankle | × | 〇 | 〇 | Probable |
Josh Norman | CB | Concussion | △ | △ | 〇 | Probable |
Colin Cole | DT | Not Injury Related | - | - | × | Probable |
Charles Johnson | DE | Not Injury Related | - | × | 〇 | Probable |
Dwan Edwards | DT | Not Injury Related | × | 〇 | 〇 | Probable |
Thomas Davis | LB | Not Injury Related | × | 〇 | 〇 | Probable |
Roman Harper | S | Not Injury Related | × | 〇 | 〇 | Probable |
Probable | : | 75% chance a player will play |
---|---|---|
Questionable | : | 50% chance a player will play |
Doubtful | : | 25% chance a player will play |
Out | : | Player will not play |
○ | : | Full Participation |
△ | : | Limited Participation |
× | : | Did Not Participate |
- | : | Not Listed |
暑いマイアミでの消耗度を考慮して、今週の練習は軽くすることをマッカーシーHCは示唆している。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Packers (4-2) | 7 | 3 | 7 | 10 | 27 |
Dolphins (2-3) | 3 | 0 | 7 | 14 | 24 |
サンライフ・スタジアムの天気は晴れ、気温29℃。後半にディフェンスが崩れてリードを許したパッカーズだったが、見事に2ミニッツ・オフェンスを成功させて逆転勝ち。QBロジャースは通算100試合目を勝利で飾るとともに、フロリダ州で4戦目にして初勝利となった。
試合は前半がディフェンス合戦、後半は点の取り合い。パッカーズは第1シリーズで簡単に先制タッチダウンを挙げたが、前半で2つインターセプトを奪って20分以上ボールを保持しながらリードは7点どまり。後半に入るとドルフィンズが3シリーズ連続タッチダウンを奪ってついに逆転。パッカーズは残り4分強で4点差に追い上げ、最後のディフェンスをなんとか止めて、残り2分強、タイムアウトなし。QBロジャースが粘り強くパスを通し、残り06秒でTEクウォレスに逆転TDパス成功。
◆ ◆ ◆
オフェンスはドルフィンズの強力DLに苦しめられ、ランブロック・パスプロテクションとも劣勢だった。ディフェンスは前半が素晴らしかったが、後半に入るとリード・オプションからQBにロングランを許し、その後はラン・パスともガタガタになってしまった。スペシャルチームは、パントブロックを許したこと、キックオフでビッグリターンを許したのが反省材料。
心配なのは、ILBラティモア(首)、CBシールズ(ヒザ)、CBウィリアムズ(足首)のディフェンス先発3人が負傷退場したこと。
Final Team Statistics | ||
---|---|---|
Packers | Dolphins | |
Points | 27 | 24 |
Total Yards | 369yds | 349yds |
First Downs | 27回(ラン8・パス17・反則2) | 19回(ラン5・パス12・反則2) |
Rushing | 121yds(34回・平均3.6) | 112yds(23回・平均4.9) |
Passing | 264yds(24/42・3TD・0INT) | 244yds(20/31・2TD・2INT) |
Sacked | 3回16yds | 1回7yds |
Passer Rating | 99.7 | 83.3 |
3rd Down Efficiency | 8/17 (47%) | 4/10 (40%) |
Turnovers | 0回 (INT0/FUM0) | 3回 (INT2/FUM1) |
Field Position | 自陣28yds | 自陣31yds |
Punt | 4回43.0yds(ネット30.4yds) | 3回42.3yds(ネット22.0yds) |
Kickoff Return | 1回33yds | 2回平均45.5yds |
Punt Return | 2回平均20.5yds | 0回 |
Field Goals | 2/2 | 1/1 |
Penalty | 4回44yds | 5回25yds |
Time of Possession | 37分12秒 | 22分48秒 |
オフェンスの犯したターンオーバーはゼロ。決勝TDドライブで被サック&ファンブルをリカバーしたRGラングのお手柄だった。
ディフェンスの奪ったターンオーバーは3回。
先発QBアーロン・ロジャースは24/42(57.1%)、264yds、3TD、0INTでレーティング99.7。
チームラッシングは34回121yds(平均3.6)。
WR/TE陣は以下のとおり。(WRボイキン欠場)
先発OL陣はLTバクティアリ、LGシットン、Cリンズリー、RGラング、RTブラガ。
ディフェンスの陣容は以下のとおり。
パス守備はQBライアン・タネヒルを20/31、244yds、2TD、2INTのレーティング83.3。
ラン守備は23回112yds(平均4.9)。
スペシャルチーム
反則は4回44yds。ドルフィンズの反則は5回5yds。今回の審判団は反則をあまり取らないグループだったのだろう。
ケガ人
その他
グリーンベイは最高気温12℃ほどですでに晩秋といった日々だが、日曜のマイアミは30℃(一時雨)が予想されている。 「マイアミに備えて今日は日焼け止めクリームを塗ったよ」とマッカーシーHC。
Green Bay Packers Injury Report | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Player | Pos. | Injury | Wed | Thu | Fri | Status | Notes |
Jarett Boykin | WR | Groin | × | × | × | Out | 欠場 |
Datone Jones | DE | Ankle | × | × | × | Questionable | 欠場の方向 |
Sam Barrington | ILB | Hamstring | △ | △ | △ | Questionable | 微妙 |
David Bakhtiari | OT | Back | - | △ | △ | Probable | 出場 |
Josh Boyd | DT | Knee | △ | △ | △ | Probable | 出場 |
Miami Dolphins Injury Report | ||||||
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Player | Pos. | Injury | Wed | Thu | Fri | Status |
Brandon Gibson | WR | Hamstring | × | △ | △ | Doubtful |
Shelley Smith | OG | Knee | △ | △ | △ | Questionable |
Cortland Finnegan | CB | Neck | × | △ | △ | Questionable |
Knowshon Moreno | RB | Elbow | △ | △ | △ | Probable |
Lamar Miller | RB | Foot | - | 〇 | 〇 | Probable |
Mike Wallace | WR | Foot | △ | △ | △ | Probable |
Charles Clay | TE | Knee | 〇 | 〇 | △ | Probable |
Branden Albert | OT | Hamstring | 〇 | 〇 | △ | Probable |
Dallas Thomas | OG | Shoulder | 〇 | 〇 | 〇 | Probable |
Samson Satele | C | Fibula | △ | △ | △ | Probable |
Randy Starks | DT | Back | △ | △ | △ | Probable |
Koa Misi | LB | Ankle | △ | △ | △ | Probable |
Philip Wheeler | LB | Shoulder | △ | △ | △ | Probable |
Jelani Jenkins | LB | Abdomen | △ | 〇 | 〇 | Probable |
Probable | : | 75% chance a player will play |
---|---|---|
Questionable | : | 50% chance a player will play |
Doubtful | : | 25% chance a player will play |
Out | : | Player will not play |
○ | : | Full Participation |
△ | : | Limited Participation |
× | : | Did Not Participate |
- | : | Not Listed |
更新を休んでいた約3週間のまとめ。その間パッカーズは同地区3連戦を2勝1敗で乗り切り、地区首位タイに浮上している。