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グリーンベイ・パッカーズ ニュース

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2013年10月12日

Notebook: ランブロッキングの多様化

• 6巡指名ILBサム・バーリントンがでん部（あるいは股関節）を痛めて練習を休んだ。疲労もあって休ませたが、出場は問題ないとのこと。もし欠場したらILBの控えがいなくなってしまうところだった。
• OLBアンディ・ムルンバ（足首）とCBジャレット・ブッシュ（ハムストリング）が練習に復帰。OLBムルンバは出場できそうだが、CBブッシュは微妙。
• CBケイシー・ヘイワード（ハムストリング）はポジションドリルに参加し、51日ぶりの2日連続練習となった。今週の欠場は決定したが、ブラウンズ戦での戦列復帰が現実的になってきた。
• マッカーシーHCはOLBクレイ・マシューズ（親指骨折）について、「3週か4週欠場」と表現。
• PUPリストの選手たちは来週から練習復帰が可能となるが、4巡指名OL J.C.トレッター（足首骨折）の復帰はまだ先になりそう。
• インジャリーリザーブでシーズンを終えるILBロバート・フランソワ（アキレス腱断裂）は金曜午前に手術を終えた。今春FAで1年契約だったので、今季限りで退団となるかもしれない。
• レイヴンズではNTハロティ・ナタが金曜の練習に復帰し、なんとか出場してきそう。開幕戦で負傷したWR/KRジャコビー・ジョーンズは今回復帰できるかもしれない。

• 今季のラン攻撃向上はブロッキング・スキームの多様化も貢献している。以前はゾーン・ブロッキング一辺倒だったのが、時おりギャップ・ブロッキングを織り交ぜ、相手にすれば読みにくい。「基本がゾーン・スキームであることは今後も変わらないが、我々は春から、バリエーションを増やすことに取り組んできた。先週はゾーン・ブロッキングよりもマン・ブロッキングで成功を収めた。成果は上がっている」とトム・クレメンツOC。
• おなじくRG T.J.ラング。「変化をつけるのはいいことだと思う。とくに先週のようにどんどんペネトレートを狙ってくるような相手にはね。真っ直ぐ縦に攻め上がってくる相手にリーチ・ブロックをするのは大変なんだ。こちらが変化をつければ、相手は考えざるをえなくなる。どんなブロックが来るか読もうとしてペネトレートできなくなる」
• ゾーン・ブロッキングを減らしてきたのは、相手DLのホールディングを審判が見落としがちなことも理由の1つらしい。「微妙なやり方ではあるけどね。DLがOLをつかみ、LBの方に向かえないようする。そうするとタックラーがフリーで入ってきてしまう。そうしたホールディングをされないよう、何とかして戦わなければならない。マン・ブロックはその対策の1つだ」とクレメンツOC
• 現在パス平均300yds以上、ラッシング平均100yds以上のチームはパッカーズとブロンコスだけ。
• ESPNによると、今季パッカーズは左サイドへのランが平均8.4ydsも出ている（昨季は3.5yds）。左サイドへの20yds以上のランはすでに4回あったが、昨季はシーズンを通して2回だけ。　
• パス攻撃のカギは両OTのパスプロテクションとなりそう。LTバクティアリがマッチアップするOLBテレル・サッグスは今季5試合ですでにサック7回、プレッシャー24回と素晴らしい成績を挙げている。RTバークレーがマッチアップするOLBエルヴィス・デュマヴィルもプレッシャー19回。ProFootballFocusでは、3-4隊形の全OLB中デュマヴィルが4位、サッグスが5位と非常に高く評価されている。
• ここ2戦の相手と違ってレイヴンズは2バック・セットを多用してくるので、こちらは3-4隊形がそれだけ増える。DE C.J.ウィルソンはアクティブ登録されるかもしれない。
• キャリア初先発となるILBジャマリ・ラティモアは昨季ディフェンスで8スナップしか経験しておらず、今回がキャリア初先発となる。「ジャマリはハードワーカーだ。強い願望があり、こうしたチャンスを彼は待っていた。こんなことはそうそうあるものじゃない。大きな穴を埋めなければならないが、これまでウチのILBたちはこうした機会によい働きをしてきた」とウィンストン・モスILBコーチ。
• OLBニック・ペリーは大学のほとんどを右DEとしてプレーしてきたため、今回右OLBに移るのはプラス材料。「右サイドの方が自然に動ける」と本人も認めている。不慣れなOLBで思い切りのよいプレーができなかった昨年とくらべて向上してきたのもたしか。「ルーキーのときは見慣れない隊形に対して躊躇してしまうことがあった。今は基礎ができ、プレーブックをよく理解するようになり、フィールドで自信を持てるようになってきた。あまり考える必要がなく、ルーキーの時より速くプレーできる」
• OLBマイク・ニールはサイドはどちらでもいいとのこと。「僕はサイドの好みはない。どちらか専用の選手になってしまいたくないし。今回は自分にとって大きなチャンスだと思っている」
• CBケイシー・ヘイワードは来週復帰できても、即スロットCBに復帰できると決まったわけではない、とウィットCBコーチ。「健康に戻ったら、他の選手に交じってプレーできることを彼は証明しなければならない。昨季の実績だけですぐにフィールドに戻す考えは私にはない。最もよいプレーをしている選手が出場する」
• レイヴンズは今季不振のLTブライアント・マッキニーを降格し、先週トレードで獲得したLTユージーン・モンロー（JAXで2009年1巡9位）を初先発させる見込み。移籍から10日が経ち、BALオフェンスにもそれなりに習熟したということだろう。レイヴンズOL陣は、ProFootballFocusの評価でNFL31位と低迷している。
• 練習中にCBサム・シールズがLGジョシュ・シットンと激しい怒鳴り合いになり、コーチやチームメイトが割って入った。シーズン中の練習では珍しいことだ。一番大きなポジションと一番小さなポジションの争いというのも珍しい。
• 当サイトでも2010年秋に取り上げた、人工照明を用いてランボーフィールドの芝を育成するシステムが米ギズモードで紹介されている。オランダの Stadium Grow Lighting 社によるシステムで、北米プロスポーツでの採用はランボーフィールドが初めてとのこと。大きな機械の設置と解体を繰り返すのに、フルタイムのアシスタントが3人必要となる。こうしてお金と手間をかけているおかげで、寒冷地球団ながらランボーフィールドの芝の状態は常に良好に保たれている。
• ウィスコンシン大がランボーフィールドにて、2016年開幕戦をルイジアナ州立大と対戦することになった。これまでセント・ノーバート大が3回使ったことがあるが、ウィスコンシン大フットボール部としてはこれが初めて（アイスホッケーは2006年に一度ある）。パッカーズがウィスコンシン大に$3ミリオンを支払い、運営コストもすべて負担。最低4万人分のチケット（安価な学生席も含む）をウィスコンシン大が受け取り、残りのチケット分とその他の利益をパッカーズが受け取るという取り決めらしい。試合はNFL開幕の前週、9月3日に行われる。

Green Bay Packers Injury Report
Player	Pos	Injury	Wed	Thu	Fri	Status	Notes
James Starks	RB	Knee	Out	Out	Out	Out	欠場
Greg Van Roten	G/C	Foot	Out	Out	Out	Out	欠場
Casey Hayward	CB	Hamstring	×	△	△	Out	欠場
Brad Jones	ILB	Hamstring	Out	Out	Out	Out	欠場
Clay Matthews	OLB	Thumb	Out	Out	Out	Out	欠場
Jarrett Bush	CB	Hamstring	×	×	△	Questionable	微妙
Ryan Pickett	DT	Hand	－	△	〇	Probable	出場
Sam Barrington	LB	Hip	－	－	×	Probable	出場
Andy Mulumba	LB	Ankle	×	×	△	Probable	出場

Baltimore Ravens Injury Report
Player	Pos	Injury	Wed	Thu	Fri	Status
Terrence Cody	DT	Knee	×	×	×	Doubtful
Bernard Pierce	RB	Thigh	△	△	△	Questionable
Jacoby Jones	WR	Knee	△	△	△	Questionable
Brandon Stokley	WR	Thigh	△	△	△	Questionable
Marlon Brown	WR	Thigh	△	△	△	Questionable
Kelechi Osemele	OG	Back	△	△	△	Questionable
Ryan Jensen	C	Foot	×	△	△	Questionable
Haloti Ngata	DT	Hip	×	×	△	Questionable
Marcus Spears	DT	Knee	△	△	△	Questionable
Albert McClellan	LB	Shoulder	×	×	×	Questionable
Chykie Brown	CB	Thigh	－	△	×	Questionable
Michael Huff	S	Back	－	－	△	Questionable

Probable	:	75% chance a player will play
Questionable	:	50% chance a player will play
Doubtful	:	25% chance a player will play
Out	:	Player will not play
○	:	Full Participation
△	:	Limited Participation
×	:	Did Not Participate
－	:	Not Listed

カテゴリ : Notebook

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