グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2013年10月 9日

OLBクレイ・マシューズは1か月以上欠場か

OLBクレイ・マシューズはQBサックした際に親指を骨折し、月曜にピンを埋め込む手術を受けた。ジェイ・グレイザー記者によると今回のケガはいわゆる「ベネット骨折」で、脱臼を伴うためピンによる固定が必要とのこと。復帰時期ははっきりしないが、ピンを除去する手術まで4週間、そこからさらに回復期間が必要らしい。ディフェンスの大黒柱がしばらく出られないのは残念だが、その間にハムストリングの方は回復するだろう。

ロースター枠を節約するため、昨年新設された「復帰可能な新インジャリーリザーブ枠」を使う手もあるが、そうすると今後8週間は出場できなくなってしまう(6週間後から練習可)ので、このままロースターに置いてやりくりするしかない。昨年マシューズは4試合欠場したが、その間パッカーズは3勝1敗と勝ち越している。

当面の先発OLBはニック・ペリーマイク・ニール。マシューズが欠けるのはとてつもない痛手だが、ペリーもニールも今回のライオンズ戦は非常によい働きで(プレッシャー計9回)、2人仲よくディフェンスの「ゲーム・ボール」を与えられたばかり。昨季のウォルデン&モーゼスよりも期待できそうだ。「勇気づけられるのは、マイク・ニールが大きく進歩してきたことだ。昨日は彼にとってベストゲームだった。ニック・ペリーもそうだったと思う」とケイパースDC。

今になってみると、今年ニールをDEからOLBにコンバートしたのは大正解。「我々にとって幸運だった。それがなかったら(マシューズ欠場は)大きな問題になっていただろう」とケイパースDCも認めている。「今回のニールは非常にフィジカルだった。相手OTをまっすぐ後退させる見事なラッシュがいくつもあったし、パスカバレッジに下がってもよい仕事をした」

昨年1巡指名のニック・ペリーは、大学時代に慣れ親しんだ右サイドに移り、これまでとは段違いにキレのあるパスラッシュを見せた。「ニックは彼らしい能力を発揮した。最初のサックでは、肩を低くしてうまくLTをかいくぐったし、2つ目のサックではホールディングされながらQBになだれ込んだ」

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