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Notebook: リード・オプションQBへのヒットは
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2013年9月 5日
- 練習を休んだのは今日もCBケイシー・ヘイワード（ハムストリング）だけで、すでに欠場が決まっている。大まかにいって、週前半に欠場が決定するような場合はその翌週も無理であることが多い。
- 制限付き参加はCBジャレット・ブッシュ（足首）。彼とCBヘイワード以外は全員フル参加し、出場は問題なさそうだ。
- 公式のインジャリーリポートは例によって試合前の水・木・金に発表される。今季最初のインジャリーリポートはこちら。
- リード・オプションをプレーするQBに対しては、ボールを手放した後でもヒットが許されるのか、OLBマシューズの発言をきっかけにちょっとした議論が持ち上がっている。
- ラジオ番組でOLBクレイ・マシューズ。「今年審判から説明を受けたところによると、（リード・オプションの）フェイクをした時点でQBとして保護される資格を失う、ということだった。だから僕らはそのつもりでQBをヒットしなければいけない。そうなれば、QBは当然重要な存在なのだから、そうしたオフェンスを手控えるかもしれない。それは僕らにとって望ましいこと」
- 49ersのジム・ハーボウHCは、「完全にランナーとなるまでは、ポケットではQBとして保護されるべき」とし、ルール解釈について現在NFL本部に明確な説明を求めていることをあきらかに。
- NFL審判部長のディーン・ブラディーノはルール解釈を次のように説明。「カギはQBの姿勢にある。（ポケットにいる以上）QBを自由にヒットすることは許されない。しかしQBがハンドオフした後にボールを持って走るフェイクをする事例がある。そうした場合、QBはディフェンスを欺いて自分にひきつけようとしているのだから、QBとしての特別な保護は受けられない。あきらかにプレーから外れて十分な時間が経つまでは、ヒットが許される」
- QBコリン・キャパニック本人はルール談義と距離を置き、「フットボールだからヒットされることはある。だから他の選手と同じようにヘルメットとショルダーパッドを着けているんだ」と落ち着いたコメント。
- QBセネカ・ウォレスはいわゆるスプリット契約であることが判明した。基本は$84万ドル（NFL経験7年から9年選手の最低保証額）の1年契約だが、インジャリーリザーブ入りした場合は$40万8000ドルに減俸されてしまう。最近は、大物でないベテランがこうした不利な契約を飲まされる例が増えている。
- 若い両タックルへの要望は、と聞かれたQBロジャースは、「相手をブロックしてくれ」とひとこと。「デヴィッド（LTバクティアリ）は自信に満ちた選手で、優れたスキル・セットを持っている。あとはそれを信じてプレーすることだ。相手はプロボウラー（OLBアルドン・スミス）。NFL最高の1人だ。将来エリート・プレーヤーと ー 彼はそうなると僕も確信しているが － 認められるためには、これは願ってもないマッチアップだろう」
- 4巡指名から開幕スターターとなったLTデヴィッド・バクティアリ。「控え選手になるためにアーリー・エントリーしたわけじゃない。（QBロジャースのブラインドサイドを守るのは）重圧に圧倒されてしまいかねないことだけど、むしろチャンスだと僕はとらえている。そのチャンスを活かさなければいけないと。満足している暇なんてない」「僕は天才じゃないけど、フットボールはよく理解している。入団した時から自分に言い聞かせているのは、使ってもらいたければコーチが（メンタルミステイクをしないと）信頼できる選手になれ、ということ。そのためには自分の仕事を高いレベルで知っていなければいけない」
- CBヘイワード欠場により新人CBマイカ・ハイドがスロットCBとして実戦投入される可能性が高い。「僕はあらゆる準備を整えている。入団初日にコーチから言われたよ。『あらゆる準備を整えておけ。開幕戦に先発出場するつもりでいろ』とね」「大学2年で先発に昇格したときも、多くの対戦チームに狙われたものだ。でも僕はビッグプレーでお返しをして、それがディフェンスに火をつけたよ。いま僕は経験のないルーキーであり、まったく無名の存在だ」
- CBハイドについてマッカーシーHC。「彼はキャンプを通じてもっともよい結果を出した選手の1人だ。彼にとっては素晴らしいチャンスになる。セカンダリーは大きく進歩したユニットだと我々は感じている。マイカは求められた仕事をすべてこなすだろうし、私は大きな信頼を寄せている」
- プレーオフ49ers戦でWRジェレミー・ロスはパントをキャッチミスして敗因の1つを作った。「逆境はさまざまな影響を与える。それを破る者もいれば、立ち直れない者もいる。僕はそれをモティベーションにして向上する方だと思っている。パントリターンを向上させる、僕が考えているのはそれだけだ。完璧なテクニックを保てるようにね」「映像を見直してみると、僕のパントキャッチはヒジが広がりすぎていた。集中が欠けていたんだ。レシーバーが捕った後のことを考えてしまうのと同じ」
- 今年の選手たちは"Team 93"を合言葉のようにしている。NFL加盟93年目のチーム、という意味だ。キャンプ最初のミーティングでマッカーシーHCが言い出したことで、昨年と今年はまったく違うチーム、という気構えも含まれている。昨季プレーオフの敗戦について聞かれても、選手たちは「今年は"チーム93"だから」といった調子。
- プラクティス・スクワッド8選手のサラリーはどれも最低保証額の週給$6000ドルと判明。17週在籍すれば$10万2000ドルとなる。今年はプラクティス・スクワッド選手の最低年俸が初めて$10万ドルを突破した。
- インジャリーリザーブにいた新人OLBジャーヴィス・リードが"injury settlement"に合意して退団（回復期間分のサラリーを算出して一括払いを受けるのが一般的）。6週間はパッカーズと再契約できない。
- 先日解雇されたWRタイロン・ウォーカーはシーホークスのプラクティス・スクワッドへ。おなじくCガース・ゲアハートはパンサーズのプラクティス・スクワッドへ。
