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Notebook: SバーネットとILBジョーンズ復帰
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2013年9月 3日
3連休を終え、選手たちが今週最初の練習(ノーパッド)に顔を揃えた。人数が減ってロッカールームもすっきりしてしまったが、QBセネカ・ウォレス、QBスコット・トルジーン(プラクティス・スクワッド)、OGブライアン・コリンズ(プラクティス・スクワッド)といった新顔も加わっている。
- 練習を休んだのはCBケイシー・ヘイワード(ハムストリング)だけ。
- Sモーガン・バーネット(ハムストリング)、ILBブラッド・ジョーンズ(ハムストリング)、CBジャレット・ブッシュ(足首)は復帰した。開幕戦にむけて、とくにSバーネットの復帰は大きい。
- マイク・マッカーシーHCの会見から。
- QBセネカ・ウォレスについて。「以前にも彼のワークアウトを行い、我々は評価を続けてきた。ウチのQB陣によくフィットしている。日曜までに準備はできると信頼している。彼は11年もこのリーグにいて、控えQBの役割をよく理解している。さまざまなシステムで経験を積み、このオフェンスでの経験も豊富だ。シアトルに7年いて、クリーヴランドも同じ。ノーハドルの経験も多い」
- ここまでの2番手QB問題の流れについて。「チームの成長における通常のプロセスにすぎない。選手たちに機会を作り、プレーぶりを評価する。我々が行ったのはつまりそういうことだ。その結果として人々が馴染んだ形に進まなかったからといって、私は謝るつもりはまったくない」
- 右タックルの先発決定宣言は避け、ローテーション起用を匂わす雰囲気も。「我々はタックル3人とも気に入っている。今日はドン(バークレー)がスターターだった。マーシャル(ニューハウス)が出場しても私は驚かない」
- リターナーについてもWRジェレミー・ロスで決定とは宣言せず玉虫色。「リターンゲームではまだやるべき仕事が残っている。これから決断を行わなければならない。ジェレミーについてはとてもよい感触を持っているし、マイカ(CBハイド)にも私は強い興味を持っている。RBジョナサン・フランクリンもいい仕事をしている」「ジェレミーはアップダウンの激しいキャンプで、私もそのことを彼と話し合った。そうした意味でもプレシーズン第4戦は重要だった」
- 開幕週49ers戦について。「彼らのプレシーズン映像は見たが、あまり手の内をさらしてはいなかった。(ケガで)何人か欠けているとはいえ、やはりダイナミックなチームだ」
- 元49ersのQBたちによる情報提供について。「対戦相手に所属した選手がいれば、彼らがさまざまな情報を伝えてくれると期待するのは当然のことだ。スコットとセネカは今週の試合の準備に集中している。役に立つ洞察をきっと与えてくれるはずだ」
- QBセネカ・ウォレスの獲得についてファンの反応はいま一つだったが、他球団のスカウトなど玄人筋は一定の評価をしている。けっきょくのところ、QBハレルやQBコールマンやQBヤングよりマシなのだから仕方がない。控えQBは実質アシスタントQBコーチのようにして、サイドラインから先発QBを頭脳面でアシストしなければならないが、QBヤングにそうした能力はほとんど期待できない。
- QBウォレス。「短期間でチームに慣れるのは大変だけど、それもこのビジネスの一部だからね。いつ自分の番がやってくるかわからない。僕は昨夜ここにやってきたばかりで、できるかぎりのことを覚えようと努力してる。僕がオフェンスに早く馴染めるよう、チーム側もすごくよくアシストしてくれている。とにかくプレーブックに没頭し、少しでも多く学ぶことだ」
- プラクティス・スクワッドに加わったQBスコット・トルジーンだが、長くチームにいられるかは自分でもわからないという。「長くいられたらとは思うけど、自分でコントロールできることじゃないからね。これは大きなチャンスだし、最善の努力をすればあとのことは自然にうまく行くと思っている。短期的にはこのプラクティス・スクワッドに居続けること、そして最終的にはロースターに昇格すること」
- QBトルジーンはシカゴ近くの出身でも、もともとパッカーズファンだったという。「子供の頃からファンなんだ。入団したからこんなことを言ってるんじゃなく、それが事実。周りはみんなベアーズファンで、そういう意味で家族の厄介者だった」「タンパベイとのプレーオフ(1997年)も観に行ったよ(当時10歳)。本当に寒かったけど、テイルゲートの雰囲気が素晴らしかったのを覚えてる。試合も勝って、最高の盛り上がりだった」
- 最終ロースターカット当日、解雇選手には電話があるが当選組への連絡はないので、解雇22人の名前があきらかになるまで選手たちはハラハラし続けるしかない。
- 3年間のブランクののちロースター入りを果たしたDEジョニー・ジョリー。「最後の瞬間まで本当に怖かった。1日じゅう携帯を握りしめ、インターネットをチェックし続けていた。ずっと身構えていたんだ。夜になってようやくターゴヴァックDLコーチからお祝いの電話がかかってきた。これまでで最高の気持ち。ほんとうにありがたかった」
- 引き続きDEジョリー。「ここまでの道のりは長かった。でも心の奥深くで、きっとチャンスはやってくるとわかっていた。このチームにはいいヤツがたくさんいて、彼らの存在の大きさはとても言葉では表せない。本当に僕によくしてくれた。ずっと僕の味方をしてくれて、これこそ兄弟というものだ。収監されたときは誰とも連絡を取ることが許されなかった。でも再契約して戻ってきたら、僕がずっとここにいたかのようにみんなが受け入れてくれた」
- こちらも当落線上だったTEアンドリュー・クウォレス。「少しばかりナーバスになった。(太ももを痛めて)練習を休み、スナップ数をあまりこなせなかったし。ああいうのはつらい」
- ドラフト外からロースター入りを果たしたOLBアンディ・ムルンバ。「朝6時から夕方6時までものすごい緊張しっぱなし。なんとか頭から払いのけようとはしたけど、ずっと電話のそばにいて、電話が鳴らないよう願い続けてた」「キャンプで毎日自転車に乗せてもらった子が13歳の誕生日だったので、バーベキューに招かれて彼の一家と過ごしたんだ。おかげでロースターのことは少し忘れることができた。電話をチェックしては、連絡がないことにホッとしてた」
- ジェッツと契約したQBグレアム・ハレルは早くも解雇に。
- TEマシュー・マリガンはペイトリオッツとの契約がまとまったと報じられている。パッカーズから解雇されて他球団のロースターに入ったのはこれで6人目。