グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2013年8月28日
今年最後の公開練習は短めのフルパッド練習。次の公開練習は来春のOTAを待たなければならない。練習を終えた選手たちはスタンドに歩み寄り、ファンとハイタッチして感謝の意を示した。(写真)
この日のフィールドゴール練習で16回中10回も失敗したKザック・ラミレスは入団から2日半で解雇となった。
- 報道陣が最初から最後まで見られる練習も今季中はこれが最後。マッカーシーHCはシーズンに入ると練習の序盤しか記者に見せない。
- QBアーロン・ロジャースは今日もスカウトチームでWRネルソンたちにポンポンとナイスパスを通している。先発組で一度もプレーしなかったということは、今週はまったく出場しないのでは。
- RBドゥワン・ハリスの戦線離脱でRBエディー・レイシーの開幕スターターは事実上決まり、RBアレックス・グリーンやRBジェームズ・スタークスが生き残る可能性も大きくなった。
- 昨日途中退場したOLBデズマン・モーゼス(つま先)は練習に復帰している。ケイパースDCによると、モーゼスは今キャンプを通してこのケガと戦っており、つま先で踏ん張りにくいことがプレー内容に悪影響を与えているとのこと。
- ILBテレル・マニングは前夜、自分が解雇されてロッカーが空にされた悪夢を見たという。第1次ロースターカットはぶじ切り抜けたが、今週末の最終ロースターカットはどうなるか。
- スペシャルチーム
- キックオフリターナーはRBアレックス・グリーンが1番手。
- フィールドゴール練習の第1部は向かい風のなか、33ydsから58ydsまで7本ずつ蹴った。Kクロスビーは7本すべて成功。Kラミレスは42yds、48yds、58ydsと失敗して4/7。
- フィールドゴール練習の第2部は追い風のなか、35ydsから64ydsまで。Kクロスビーがまたも7本すべて成功させたのに対し、Kラミレスは蹴り直しも含めて2/9の大不振。
- Kメイソン・クロスビーの14/14は一世一代のパフォーマンスといった印象で、ライバルを一気に蹴落としてしまった。ただしこれで正キッカー確定ではなく、ふたたび不振に陥れば球団はすぐにでも首をすげかえるつもりだろう。昨日退団したKタヴェッキオや、他球団から放出されたキッカーが潜在的なライバルとなる。
- いっぽうKザック・ラミレスは合計6/16の大不振で即解雇となった。プレッシャーの中で潰れたのかもしれないが、ファン数百万人が厳しい目で見つめるなかで蹴るのが仕事なのだから、脱落は仕方がない。
- ケガ人情報
- RBドゥワン・ハリスのヒザは予想外に重く、インジャリーリザーブに入ってシーズンを終えることが決まった。今年春に負傷した膝蓋腱の悪化で、復帰まで12週程度かかるらしい。
- WRネルソン、WRコブ、CBトラモン・ウィリアムズは復帰して初めてのフルパッド練習を順調に終えた。
- 見学組は以下の13人。RBハリス(ヒザ)、WRドーシー(つま先)、OTブラガ(前十字靭帯断裂)、OTシェロッド(すね骨折)、OLトレッター(足首骨折)、DEウォージー(ヒザ前十字靭帯断裂)、ILBブラッド・ジョーンズ(ハムストリング)、OLBジャーヴィス・リード(ヒザ)、CBヘイワード(ハムストリング)、CBブッシュ(足首)、CBジェームズ・ニクソン(ヒザ)、Sバーネット(ハムストリング)、Sリチャードソン(首の椎間板手術)。