グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2013年4月28日

7巡26位指名はILBサム・バーリントン

パッカーズは7巡26位(全体232位)でサウスフロリダ大のLBサム・バーリントンを指名し、今年のドラフト指名を終えた。大学ではOLBだったが、3-4ディフェンスではILBとなる。

7巡26位 | サム・バーリントン Sam Barrington | Inside Linebacker | South Florida | Senior |
6-0⅞, (185cm) | 246lbs (95kg) | 40yds/4.73秒 | 年月日生 |

Bio : フロリダ州ジャクソンヴィル出身。高校ではRBとLBの両方で4年間ずっとスターターを務めた。サウスフロリダ大ではレッドシャツを経ずいきなり全試合に出場し(先発1)、2年目にはミドルLBではやくもスターターとなった。3年目はストロングサイドLB、4年目の昨季はLB3ポジションすべてプレー。80タックル・3.5サック・6.5ロスタックルを挙げてビッグイーストのカンファレンス2ndチームに選ばれた。

3年間で36先発、258タックル、6.5サック、21.5ロスタックル、5ファンブルフォース、1インターセプトを記録している。しっかりしたガタイでブロッカーを受け止める馬力があり、インパクトあるタックラー。ただ判断の速さや嗅覚に問題ありとする評価もある。コンバインでは40yds走を4.85秒(4.91秒とも)で走って失望させたが、プロデイでは多少盛り返した。

免停中の運転や免許取り消し後の運転などで3回も逮捕されたことがあり、2試合の出場停止を経験している。ただ頭は悪くなく、すでに昨年12月に学位を取得して卒業している。声に出すタイプのリーダーで、練習熱心さも問題なし。

チーム事情 : ILB陣からはD.J.スミスがドラフト前日に解雇されているが、デプスは充分にある。バーリントンがロースター枠を争うにはスペシャルチームでの貢献も重要になる。

いっぽうドラフト中に「デズモンド・ビショップをトレードに出す構え」と一部で報道されて話題になった。トンプソンGMは、「私はそうしたことには一切コメントしない。ドラフトの時期には首脳同士でさまざまな会話(交渉)をするもので、たいていは実を結ばずに終わるものだ」と説明している。おそらく現実もそのとおりで、会話の中でビショップの名前を聞いた他球団首脳がすかさずリークしたのだろう。フィジカルなチーム作りを目指すなか、チーム随一のハードヒッターを放出するのが現実的とは思えない。

紹介記事 : NFL.com / CBS Sportsline / サウスフロリダ大

Sam Barrington Official Career Highlight
プロデイにて
カテゴリ : Draft